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化学なのか生物学なのか分かりませんが、とりあえずココで質問させてもらいます

よく火災現場などで、「灯油臭い」などと言っている場面を見ますが、
臭いの理屈が分かりません。
今まで臭いは、気化した成分が鼻腔で感じられることだと思っていました。
なので、温めれば臭いは濃くなるし、
凍らせれば臭いはほとんどしなくなりますし・・・。
ですが、火災現場では、灯油は燃えてしまうはずですよね。
なら、気化した灯油の成分も燃えて臭いの元もなくなると思うんです。
専門的な知識というより、おおまかな「臭い」の正体が知りたいんです。
よろしくお願いします

A 回答 (3件)

火災現場の「灯油臭い」に関しては灯油から発せられたにおいではないと思います。


おそらくプラスチックに由来する壁材や家具、衣類が燃焼するときに、灯油に似たにおいを発するのでしょう。

質問者さまのご指摘通り、完全燃焼さえしてしまえば、これらも二酸化炭素と水になるだけですからにおいはしません。しかし火災現場の内部は十分な空気がありませんし、消火活動によって外部から水をかければ水蒸気によって空気(酸素)の供給が遮断され、不完全燃焼の状態になります。

まとめるとこんな感じです。
熱による分解→熱による分解成分(においの元)の揮発(→完全燃焼なら炎による分解成分の燃焼)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます
全焼した火災現場であっても、
全てが完全燃焼するわけではなく、
不完全燃焼の物質(灯油)が気化して臭いになるんですね。

ということは、
「臭い」というものは、物質が気化したもの
という私の今までの考えは、大きく外れてはいなかったんですね。

おそらく、これ以上詳細に知りたいと思えば、
専門的にきちんと学ばなければいけなくなるのでしょうね
とりあえず今はこれだけで充分納得しました
ありがとうございました

お礼日時:2007/08/06 20:50

回答すると意外と難しい質問ですね。


何まり自信ない回答だけど、有機物には、芳香族など比較的心地よい
においがする物も有れば、悪臭するものも多い。
火災現場で、灯油の臭いが残留してるのは、完全燃焼していないから
石油ストーブが燃えていても臭いがしないのは触媒を使い、完全燃焼に
より近づけてるから。
余談ですが、軽油の場合真冬だと固化が始まるけど、臭いはする。

臭いの化学は奥深く、簡単には書けないけど、臭いの素は気化成分だけではないと思います。雨が降る前には、湿っぽいホコリの臭いがするし
海のそばに行くと潮の香りがしませんか?
食品が傷んでいるかの判断も臭いでする場合が、有りますけどこれも
付着している菌の種類で、臭いが変わります。カビが付けばカビ臭
酵母が付けば酵母発酵臭します。 コーヒーでも炒り方により出て来る匂いが大きく異なります。
難しいからこの辺で止めときます。 書ききれないから・・・。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
臭いの元が気化成分だけではないとのことですが、
それは、臭い全てに当てはまることなのでしょうか?
それぞれに臭いが違うのは当然ですが、
「臭い」と認識させる存在もそれぞれ違うものなのか?
それが知りたかったんです
でもどうやら、これ以上知るには
専門知識を学ぶところから始めないといけないみたいですね。
参考になりました。ありがとうございました

お礼日時:2007/08/06 20:41

灯油の臭いなんじゃないですか(笑。


全部燃えたら臭わないでしょうが、嗅覚ってのはかなり感度が良いので、少しでも変な臭いの元(=何らかの気体分子)がいたら、感知してくれます。
火災現場だと温度が上がっているでしょうから、残存していた灯油の揮発が促され、少ない量の灯油でも、長距離から感知できたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます
残念ながら、phospholeさんのお答えでは
「臭いとは何ぞや」
の疑問解消には至りませんでした。
(何らかの気体分子)
が気化した灯油なのか、別のものなのかが最も知りたかったんです
お答えくださったのに、申し訳無いです

お礼日時:2007/08/06 19:01

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