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エベレスト山頂に2005年、ヘリが征服しています。特別な装備をしたヘリではなく普通のヘリです。動画も残っています。
エベレストへの挑戦という題名の登頂ドキュメンタリーを見ましたが、そこでは、やむなく登山家を置き去りにしています。ヘリで助けられそうなものですが、その中ではヘリではのぼれないといっています。実際には登頂しているのにです。たしかにヘリでの登頂記録はすごい晴天でしたが、そういうタイミングで死んだ人を降ろすことだってできそうなものです。山頂ではたしかにホバーリング状態でしたが、なんとか救助はできそうです。なのにどうしてはじめからあきらめているのでしょうか?

A 回答 (3件)

今後はどうなるかわかりませんが、エベレストに限らずこのクラスの高山に登るというのは、「死して屍拾うもの無し」を覚悟して登ることです。

だから、マロリーも未だにほったらかしなんですね。

まだ生きているのなら危険を冒して救助することにも価値があるし、その危険を冒す勇敢な者も少なくないでしょう。しかし、死体のために生者が危険を冒すのは意味がありません。あきらめているのではなく、無意味なことはしないと言うだけです。

確かに、遺族の感情というのはあるでしょうが、であれば、遺族自身がヘリをチャーターするなりして自力で救助(回収だな)に赴けばよろしい、縁も所縁もない者に危険を冒させるよりはよほど有意義でしょうね。
そうしようという遺族がいないと言うだけのことです。
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この回答へのお礼

みなさんありがとうございます。
この番組は「ラッセル」率いる隊なのですが、2006年、その隊の一人が登頂後の帰り道に瀕死の登山家を置き去りにします。これがメディアで話題になり、5月17日、見捨てたことの非難が噴出しました。
天候はよい状態でした。番組では「ヘリはあの高さまで登れません。」といっています。2006年は11人が犠牲になったそうです。

お礼日時:2007/08/08 21:47

そのドキュメントは見ていませんが


救助を補助する人が居なかったからでは?

エベレスト山頂付近は酸素が少ないですから、救助する人間も段階的に登って低酸素の状態に慣れていないといけないのですが、ヘリで一気にがーって上がっちゃうと、ヘリから降りての救助活動はできません。

まして雪面がどのような状況かわからない限り着陸も出来ませんし。

また、吊り上げるにも専門的な知識が必要で、ただ吊り上げればOK、という事はありませんから、吊り上げられず、それで断念する事はあります。
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使用された機体はユーロコプター社AS350B3の量産型で、これはアエロスパシアル社(現ユーロコプター社)AS315Bの後継機とも言われる機体であり、普通のヘリと言うには相当の語弊があります。


ちなみに、AS315Bは1972年にヘリコプターとしては世界最高の12,442mという最高高度を記録した機体であり、現在では旧式化によって引退の一途を辿っていますが、ヨーロッパアルプスでの山岳救助等の高々度で運用されている機体です。
AS350B3もエベレスト挑戦前のテスト飛行で高度3,000mまで2分21秒、6,000mまで5分6秒、9,000mまで9分26秒の上昇速度記録を樹立しています。

当該ドキュメント番組は見ていないので具体的なツッコミは避けますが。
ヘリは風に弱い乗り物です、山岳においては大したことの無いような天候悪化でも飛行不能と判断するのは珍しくありません。
山岳地形をヘリで飛び回るには熟練の腕と経験が必要です、ましてエベレストとなれば飛ばせる腕を持つのは熟練の山岳パイロットの中でもほんの僅かです。
風一つ無い晴天であり飛ばせるだけの腕を持つパイロットが居ても、相応の性能を有したヘリがなければ話になりません。

エベレストから死体をヘリで降ろすとなればヘリでホイスト可能な地点まで救助者が死体を搬送する必要があります、搬送する前段階として死体の捜索と場合によっては氷雪の中から掘り出す必要があります。
リスク及びコストの面から考えればヘリであろうが人力であろうが、死体を降ろす意味は薄いでしょう(8,000mの高所で死体を回収するために命を張れるかどうかですね、下手すれば費用自腹ですし)。
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