アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

フェアレディZに乗ったことすらありません。しかも日産車も乗ったことはないです。しかしフェアレディZのデザインがかっこよく惹かれるものがあります。それでネットで調べていたらZは重たくてエンジンもホンダみたいなスポーティなエンジンじゃないと書かれていました。なぜZはスポーツカーなのにスポーティーなエンジンと軽いボディに仕上げなかったんでしょうか?車の方向性が走りバリバリを目指していなかったと言われればそれまでなんですが、車体まで重たい必要はないかと思います。何か安全のために重たくしてるとかあるんでしょうか?

A 回答 (14件中11~14件)

フェアレディZのコンセプトは昔から「だれでも乗れるスポーツカー」であり、「出来るだけ多くの人にこの車に乗ってもらいたい!」と言う当時の開発者の思いから、設定金額を出来る限り抑えています。


そのため、あの金額で出来る範囲があの車となっています。
アルミ素材を多く使えば軽くはなりますが、金額はNSXをみればどうなるか分かりますよね(一般人では手が届きません)。

あと、軽い車くてパワーのある車は走らせてみると意外に扱いが難しく、そういった車に搭載されているエンジンは高回転型となっている傾向が多いため、扱い難さがさらにアップします(万人受けしない)。
逆に軽さに合わせてエンジンパワーを落とせば、スポーツ走行する人は「軽さを生かしてヒラヒラと舞うように走る」と満足しても、そうでない人にとっては当然「もっと坂道を力強く走ってよ!」と物足りない感じになります。

また、重いと言われますが、フェアレディZはそれを感じさせない程のトルクを低速域から高回転時まで発揮しますので、軽量スポーツカーにはない余裕のある走りが可能です(高速道路でその差が顕著になります)。
重いとかどうとか頭で考える前に、まずは試乗してみて下さい。
私はどちらかと言うと軽量スポーツばかり乗っていますが、友人が乗るフェアレディZに乗せてもらうとやはり大排気量NA独特の乗り味・安定感(ある程度のパワーになると重さも重要になります)に素直に憧れます。

余談ですが、日産の時代を築いた車は日産の技術者が開発したものではありません(吸収合併した会社の人・海外に左遷された人が作った等の逸話があり、日産の上層部はそれら全ての車を否定してきました)。
現在はそういった人も退社して昔の人まねメーカーに戻りつつあり、何を勘違いしたのかレクサスの真似をしようとすらしています(次のGT-Rは一般人では手の届かない世界に行く可能性が高い)。

そう考えると、今のマイナーチェンジ後のフェアレディZは、日産が出す一般庶民にも手が届く最後の高級スポーツカーになるような気がします(性能面でも相当なものを持っています)。
    • good
    • 14

ANo.4です。


まだ書き足りない気分なので、もう少し書きますね。。。。。

「軽量スポーツ」という言葉があります。
MR-Sやロードスターはこの範疇に入ります。
出力も、サスも、「テキトー」でいいから、とにかく軽く作ろうという車です。
車にとって慣性モメントが少ないというのは重大なことで、安物サスでも、セッティングが決まれば、びっくりするくらい軽快にコーナーを抜けていきます。
もともとは、イギリスやフランスのいわいる「バックヤードビルダー」と呼ばれる人たちが、自宅のガレージで、手に入ったパーツをパコパコっと組み立てて、自分で楽しんだものです。
そのうち、「その車を譲ってくれ」という人が現れるようになって、ビジネス化していきました。
ロータスセブンやヨーロッパは、商業的に最も成功した軽量スポーツです。

しかしモータースポーツを楽しむ人の性で、どうしても「モアパワー」ということになります。
そうすると、大きくて重いエンジンを積む必要があり、高出力がかかってもボディがねじれないように鉄板を使って補強する必要があり、サスも「きちんとしたもの」を組む必要があり、そうやって車はどんどん重くなっていきます。
そうした方向性の先にあるのが、Zであり、スープラであり、さらにその延長線上には、ポルシェやアストンマーチンがあります。
F1マシンの重量が軽自動車と同じというのは、走ることだけに特化した車で、しかも湯水のようにカネを使うからできることで、市販車はまだ「鉄の時代」です。

もうひとつは、「スポーツカーのゆううつ」と呼ばれる現象があります。
新しいスポーツカーがデビューした時、最初はスポーツカーというものを理解した人しか買いません。
ところがそのスポーツカーが評判になり、売れ出すと、普通の人たちが、大量に買いに入ってきます。
彼らは、そもそもスポーツカーを理解していませんから、クイックなステアリングや、固いサス、高回転を維持しないとまともに走らないエンジンに、大ブーイングを起こすことになります。
自動車メーカーも商売ですから、営業サイドからの要求で、車はどんどん「改良」され、「乗用車化」していきます。
同時に、高い値段で売るために、(逆にいえば高い値段でも売れるために)いろいろなアクセサリーが追加されていきます。
「元」スポーツカーは、どんどん重くなっていきます。
    • good
    • 30

ANo.12に一票、私はスポーツカーではないですが代々ランサーを乗り継いでいます、現在の高度に電制化されたドライブトレーン、ICターボによるハイパワーバージョンより、初代のA73 GSRのほうがスポーツできましたね。


A73はロングストロークにしてはそこそこ回るサターンエンジンと5MT、リーフリジットの貧弱なリヤサスですが軽量ボディを活かし拳一つ動かすとクィット向きを変える俊敏性が好きでした。
今の車は衝突安全性、エミッション規制その他のなかで そこそこ売れる価格設定でも利潤を確保しなければならないので高強度軽量パーツはそれ程使えませし、乗り心地に影響するダンパーも量産品の手直しで妥協せざるを得ません、結果的に豪華内装など素人受けする方向に行くのは仕方ないかもしれません。
    • good
    • 14

もともと、S30が販売されていた当時は、言うまでもなくL型6気筒が載っていました。

このエンジンは、当時のセドリック、ローレル、スカイラインと広範囲な日産車に搭載されていました。

しかし、S30の乾燥車重は1tを切っていました。
このフロントへヴィな車に、色々と手を加え、早くしていくのも一つの楽しみといった時代でした。今と違い、非常にシンプルな構造でした。
エアコンが無かった時代です。別付けのクーラーといった物が、助手席の足元に付けられるといった物です。

その後、ターボの登場やエンジンのV6化などで、Z32は1.5tを超える車重となりました。それこそ、装備は豪華な物で、2/2ではサンルーフ標準装備、クルーズコントロールまで標準で付いています。
もちろん、シートは全て電動。

20代にS30を、40代になり現在もZ32を乗っています。
改めて思うのですが、ZにはZにしかない物があります。それは、元々Zがピュアスポーツとして誕生していることがあるでしょう。
そこが他車と比べて一番の違いです。他の車では味わえません。
まだ、乗ったことはありませんが、Z33で軽さを取り戻し、軽快さは良くなったのではないでしょうか。

Z32については、重いとはいえTWINターボを持ってすれば、1.5t超な車重など関係ないですね。

先日もあるZ専門ショップのオーナーと話をしたのですが、38年経ってもS30の美しいフォルムを超える車は現れません。たとえ、歴代のZでさえ超えられない。ただ、そのスピリットは全てのZは受け継いでいると思います。ただし、2シーターに限ってですが。

機会があれば一度お試しを、、、、。
    • good
    • 32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています