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現在通信制大学1年生です。といっても42歳になります。
学位を取得のために遅咲きの勉強を初め、前期が終わったところです。そこで、以前から人の相談を受けることが多く、カウンセリングにも興味があったのですが、産業カウンセラーという資格を知ってこれだ!
と思いましした。
受験資格は、
1.協会指定の心理学20単位を持っての学士受験
2.協会の養成講座受講資格受験
3.人事経験4年以上
ですが、これから学位を取るには他学に3年次編入して(産業能率大or日本福祉大)受験すると言う方法と、協会養成講座を履修して受験する方法がありますが、できれば大学卒業見込みで受験して卒業と同時に資格が欲しいのですが、現実的には卒業→養成講座受講(7ヶ月)→受験とならざる得ないのかとも思います。しかし、これでは、とてつもなく時間がかかります。そこでご質問ですが、
1.通信制の大学の心理学の単位を取っての受験の合格率はどうなの
  でしょうか?

2.養成講座の通信制は、受験に対する実効力はあるのでしょうか?
 (合格率は通学のほうがもちろん高いと思いますが)

3.通信制大学と養成講座(通信)を平行して受講することは現実的に
  仕事をしながら可能なのでしょうか?

いずれにしてもあと一年半は現在の大学で62単位を取得しなければ3年次編入すらできませんが、将来のビジョンを明確にするために教えて
頂きたいと思います。産業カウンセラーの知り合いもいませんので何卒宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

産業カウンセラー有資格者です。

私は通学の養成講座修了後合格し、
通信制の大学で心理学や社会福祉、企業倫理などの基礎を
学び直しています。逆のパターンですね。

1.通信制大学と合格率について
私が人づてに聞いた話では、心理学士(取得見込みも含む)の
受験資格で受けた人のほうが、養成講座修了者に比べて
合格率は低いとのことでした。今、あいにく手元に資料がないため、
実際のところは不明です。ただ、この話がもっともらしく聞こえてしまうのは
協会が実技を重んじていることと、労働者(とその家族も含む)の支援は
心理学のみでくくれない、幅広い領域の知識が求められるからかもしれません。
実技の基本中の基本である「傾聴訓練」
(ロジャースの来談者中心療法の基礎を協会は取り入れてます)
を実習で体得していないと、いきなり受験しても厳しいと思います。

ぶっちゃけた話、学士で受験する方は心理学の知識においては
現役の産業カウンセラーをもしのぐことがありますが、
特に面接の実習をあまりとらなかった方の中には
相手の話や気持ちをよく聞かずに、何でもすぐに特定の理論や療法に
当てはめようとする「頭でっかち」状態になってしまい、
問題の本質や相手に本当に必要な支援を見失うことがよくありがちです。
例えば、仕事の失敗による落ち込みを立て直すだけで
元気になりそうな来談者の相談に、認知の歪みや抑うつを疑う前提で
話を進めてしまう、といった具合です。
養成講座が協会のカラーに合う実技訓練を行っているという事情もありますが、
心理学は座学のみでは身に付かないことを
特に通信制で学んでいる方は、心得るべきだと思います。

2.3.について
申し訳ありませんが、個人の努力次第としか言いようがないです。
学科については同じカリキュラムを学べます。
ただし、実技訓練は当然通学より時間が限られていますので
学科で学ぶ傾聴の基礎知識を事前にしっかり叩き込んでおくこと、
自分の長所と短所をつかむことに集中するなど
絶対にダラダラと過ごさないことが大事です。
余談ですが、通学の講座参加者も、受験対策で
同じクラスの人と自主勉強会を開く人が多いんですよ。

繰り返しになりますが、産業領域での支援は単なる心理面での
相談にとどまらないものです。うつ病の社員の支援一つをとっても、
人事労務管理システム、ストレスマネジメント、労働法や社会保障のコンプライアンス、
社員本人のキャリアデザイン、精神医学の基礎など多分野にわたる
支援やマネジメントを求められます。
労働者についての幅広い学びが必要です。
今からでも、これくらいは準備されるといいですよ。
●カウンセリングの入門書を読み、カウンセリングの倫理と
 「相談」と「カウンセリング」の違いを学ぶ
●労働問題・メンタルヘルスの時事問題にアンテナを張る
●日本産業カウンセラー協会から情報をこまめに収集する
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この回答へのお礼

maremareさん、丁寧な回答本当にありがとうございます。感激です!
やはり、養成講座への参加は必須のようですね。
そんなに甘くないことがよくわかりました。
それと資格を取ってからの自己研鑽がなければ、職場でも使えないですよね。

これから産業カウンセラーの需要は伸びると思いますし、本当に意味で職場をユートピアにすることが出来ればと思っています。
先は長いですが、コツコツと知識と経験を積み重ねて行きます。

お礼日時:2007/08/09 15:58

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