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 ペプチド合成には、液相法と固相法の2種類があると思います。液相法によるペプチド合成の手順を知りたいのですが、固相法が確立されて以来液相法があまり行われなくなったのか、ネットや本を調べても載っていなくて困っています。
 液相法によるペプチド合成の手順について、また固相法と液相法の違いについてわかる方がいれば教えてください。

A 回答 (1件)

固相法はカルボキシ末端を担体樹脂に固定し、アミノ酸を順次、活性エステル法で1つずつ縮合してペプチド鎖を延長した後に樹脂から脱離させてペプチドをつくる方法。


液相法は溶媒中で活性エステル法や混合酸無水物法などで適当な長さのペプチドをつくり精製し、それらをフラグメント縮合法で目的ペプチドを合成するのが一般的。
固相合成法の研究が著しく進展し、効率よくペプチド合成ができる中で、液相法をあえて使うのは特殊な場合を除いて、メリットはないとおもいます。もちろんその関係の研究であれば別ですが。
たしかに教科書的な本は洋書以外は見当たりませんね。
実験化学講座シリーズにある程度で、
30年以上昔の泉屋の本には液相法について記述があったとおもいます。
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この回答へのお礼

返信が遅くて申し訳ありません。
希望する大学院の過去問にあったのですが、解けなくて困っていました。勉強してても頭の片隅にこのことが残っててすっきりしていなかったですが、これですっきりしました!
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/21 11:19

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