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杉原千畝さんがなされた人道的な判断は人間の勇気と愛を知らしめる大変すばらしいものだと思います。
しかしながらこの人物は終戦後に日本外務省によって解雇されてしまいました。
その理由についていくつかの疑問があります。

本国の指示にそむいてビザを発給したからだという説が一般的だと思うのですが、これは奥様の証言しか証拠がないようなのです。
しかし杉原さんは昭和19年に勲五等瑞宝章を叙勲されており、昇進昇級についても問題はなかったそうです。
そのような待遇を受けていた人間を戦後になって急に訓令違反ということで解雇するなどということが有り得るのでしょうか?

こうなるとやはり大量リストラの一環かと思われます。
ですが仮にそうだとしても杉原さんのような欧米受けがいいと思われる人間を解雇するのはやはり解せません。やはり他の理由があったということなのでしょうか。

外務省がビザ発給を渋っていた理由はヒトラー・ナチスに遠慮していたからではなくビザ発給の基本条件を満たしていなかったからですが、これは日本外務省が杉原さんの行為を追認したかどうかに関わる問題ではないかと思います。
どなたかお詳しい方ご教授願えないでしょうか。

A 回答 (4件)

NHKテレビによると、



ビザを発給するに当たって、ユダヤ人から現金等を受け取っていた、
という事実無根の噂を当時の愚かな外務省は信じた。

杉原千畝氏の死後、真実が判明し、遅きに失した感の外務省は奥様に謝罪をした。

形式上だけでも、名誉は回復されたようです。
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この回答へのお礼

確かにそのような話がありましたね。
本当だとしたらあきれた話ですよね・・・
外務省って一体・・・

ご回答有難うございました。大変参考になりました。

お礼日時:2007/08/15 21:37

日独同盟を締結していた当時のドイツがユダヤ人虐待をしていることに協力するよう日本に要請が来た時日本では主要大臣会議を開きユダヤ人に対する態度を議論したそうです。

その時の決定事項として日本は八紘一宇の精神のもと世界の民族は同じ権利を有するものとして扱うべきであるとの精神のもと人種差別禁止をつらぬくべきで、ユダヤ人を差別することに反対の立場をとることを確認しています。当時日独同盟のため一般には発表せれなかったようであるが、その立場にある人々はその情報は掴んでいたようである。世間に流れていた情報ではドイツ人は人種的に世界で一番すぐれている人種であるとか、ユダヤ人は悪い人種らしいと言ふ噂話が我々小学生の間で話していたきおくがある。この噂話などは日独同盟にそって誰かが意図的に流した話しのような気がする。日本人にはユダヤ人と言っても見たことも接した事も無い人たちであり、当時多くのユダヤ人が神戸に来ていたそうだが日本人に意地悪された事も無ければ差別待遇も無かったそうで、一時の平和な生活が出来たそうである。杉原千畝氏と同じぐらいにユダヤ人の窮状を救った人に陸軍軍人や海軍軍人がかかわり露満国境で満州に入国出来ずに凍死寸前のユダヤ人を松岡洋介や東条英機らの承認をえて満鉄に特別列車を走らせて救助している。あの石原莞爾などは露満国境にユダヤ人の国を建設させるフグ計画なる構想もあったようで、杉原千畝氏だけがユダヤ人を助けたわけでなく国策として彼等を助けることで日本が良くなる方策を探っていたのではないかとおもいます。外務省を首にされたと言ったのは千畝氏の夫人の判断であり、その理由を彼女の判断ではビザ発給にあるのではないかと思っただけではないのかと想像する。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいました。大変申し訳ありません。
ご回答有難うございます。
日本が直接的にはユダヤ人の迫害に協力しなかったのは人道的にも大変良いことですね。

お礼日時:2008/01/25 18:45

杉原氏が、外務省を追われた話はつくりごとだと思います。


敗戦後、アメリカ占領軍によって、外交権を放棄させられた日本は、外務省の機能縮小で人員整理せざるを得なくなり、多くの職員が依願退職しました。
外務省定員は、1946年には2260人だったのが、翌年には1563人にまで減っています。
杉原氏もその一人です。

ヨーロッパにあった日本大使館や領事館も多くのユダヤ人にビザを発給していました。
杉原氏だけではありません。
個人の裁量でビザを出したのではなく、大筋において本国政府の方針に沿ったものです。
なお、杉原氏は在職中、譴責処分を一度も受けていません。

日本政府は、次のようないきさつがあって、ユダヤ人には好意的でした。
日本が日露戦争で勝利できた大きな要因は海軍力ですが、戦費を調達できたことも大きいです。
当時の日本は、国家財政基盤が軟弱で、戦費を調達できるか否かが、死活問題でした。
日本は、戦時国債を発行しましたが、日英同盟の英国でさえ、なかなか引き受けてくれませんでした。
しかし、ユダヤ人の国際ネットワークが、海外で発行した国債の半分以上を引き受けてくれました。
このようないきさつがあったのが大きかったと思います。

ラビ・M・トケイヤー著『ユダヤ製国家 日本』
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31654197
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この回答へのお礼

その本は読んだことがありませんでした。
紹介していただき有難うございます。

日本政府がユダヤ人を擁護していたかどうかと言うと、私は少し違うような気がしますが・・・

しかしながら杉原さんがビザの件で解雇されたというのはやはり疑わしい話なのですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/15 21:35

こんにちは。



つまり「御用済み」って事じゃないでしょうか。
外交官は現地の情報収集などの役目も帯びており、ある意味、スパイ的活動もありました。
語学に長けていた杉原氏は、そういう面でも第一級だったようで、その手腕は必要不可欠であったと思われます。
つまり、そんな事許しても彼のもたらす情報が欲しかったという事ではないでしょうか。

戦争が終結し、ソ連の動向やヨーロッパ情勢はそれ程重要じゃなくなった、そして彼は戦時中、勝手にビザを撒いた・・・という事でクビ、だと思いますけど。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。
やはり必要がなくなったということでリストラされたのでしょうか。
つまりビザ発給をリストラの直接的げんいんとすることは誤りだということになりますね。

でもやはり分かりませんね。転向した日本外務省にとって彼のような利用できる人間は貴重だったはずなのに・・・

大変参考になりました。

お礼日時:2007/08/14 20:46

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