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「のと」とか「あそ」は、音に「?」と思っていたら、案の定、というか
アイヌ語だと知って納得でした。
(阿蘇あたりもアイヌの居住地だったのですね。)
「ふじ」も身近すぎて気にならなかったのですが、やはり元はアイヌ語の
ようです。
『遠野』なんて近代的で粋な地名と思っていたら、当て字で 同じく源は
 アイヌ語とか。

昔の記憶をたどって、こんなお気楽なおしゃべりをしたら、とても驚かれて
しまって、急に不安になりました。
どなたか、そうですよという確証をいただけますか。
そして、それぞれのアイヌ語の意味も教えていただけたら幸いです。

A 回答 (3件)

能登の地名のいわれについて


http://www.city.nanao.ishikawa.jp/contents/page/ …
いくつか説がありますが,アイヌ語で半島を意味する「ノット」からという説あり.

阿蘇はアイヌ語で「火を噴く山」という意とか.アサマ・ウスなども同語源か?
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/suruga/asopage.htm

富士について
http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/bunka/fur …
昔はアイヌ語で火を表すフチから転化したという説が有力だったが,その後誤りとされているようです.

遠野の由来
http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/chimei/d …
アイヌ語説他,諸説あるようです.
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。
感謝です。
PCの扱いに慣れれば、甘えずに自力で調べられるのでしょうが、
助かりました。
びっくりさせた友人にただいまメールを送りました。
富士だけは確信を持っていたつもりでいましたので、勉強させて
いただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
いろいろ世俗的には相手にされないような疑問を次々と抱える人間
ですので。

お礼日時:2002/08/01 00:38

アイヌ語(主に千歳方言)をかつて学習していたので、


アイヌ語について少々。

#1の方が紹介なさった「能登」についてのHPに、
ノットが「半島」「岬」「鼻」を意味するとありましたが、
このノットは、ノッという語のことかと思われます。
そして、ノッ(not)というアイヌ語の意味は、「顎」です。
「鼻」や「突き出たところ」を意味する語は、エトゥ(etu)といい、
別の言葉です。

「阿蘇」ですが、アソというアイヌ語は、寡聞にして聞いたことが
ないのですが、あったとしても、「火を噴く山」の意味には、
アイヌ語の文法から考えて、ならないと思います。
ちなみに、アサマという単語はあります。こちらは「~の底」という
意味になります。

「富士」で登場したフチという言葉ですが、これを「火」の意で
とるのは、微妙に間違いかも……。
「火」そのものは、アペといいます。
フチそのものは、「おばあさん」です。
ただ、火の神さまを、アペ フチ(「火のおばあさん」)といい、
またフチだけでも、「火の神」の意味で使うことはあるので、
そのために誤解が生じたのではないでしょうか。

蛇足ながら、
アイヌ語地名関係の書物は、様々なものが出版されており、
内容は玉石混淆ですが、

・山田秀三『アイヌ語地名の研究(1~4)』(草風館、1982~83)
・山田秀三『北海道の地名』(北海道新聞社、1984)

は、信頼度が高いのではないかと思います。
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水をさすようですが、この種の語源探しは「という説もある」と付け加える必要があります。

日本人や日本語の起源についての定説はないはずです。アイヌ民族がいつ頃どこまで住んでいたかも定説はありません。今日アイヌ語とされている地名の中には、音を探ってアイヌ語で解釈できた場合、それに明確に反論できない(いや、これはポリネシア系の言葉だという風に)のが原因です。アイヌ民族が原日本人を形成した人種のひとつと認められ、彼らが祖日本語を話していたとすれば、日本の各地にアイヌ語で解釈できる地名があって当然です。全く同じ手法でポリネシア系やはるか遠いシュメール語に地名の語源を求める人もいます。
その説によればシュメール語がインド、中国、韓国を経由して我が国に到達したとされ、千曲川、筑紫、松前、紫野、富士山、鹿児島、八幡、大和などたくさんの地名がシュメール語で解釈できるそうです。

アメリカにはインディアン語の地名がたくさんありますが、これらを日本語で解釈し、インディアンと日本人の関係を説いた人もいます。又アメリカ南西部からメキシコにかけて原住民の履く皮製のサンダルがあり、これはワラッチと呼ばれます。
これは昔、メキシコに上陸した日本人が残した言葉ワラジが語源だという説もあります。

これらに共通するのは物の名前や地名だけを拾って語源説を立てることです。言語には名詞以外の品詞があり文法があるので、この点からの確認が出来ない古代語の地名はあくまでひとつの説にしかならず、面白おかしくする話題の範囲を超えるべきではないと考えます。
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この回答へのお礼

ご丁寧に貴重なお時間を使ってお教えくださり、
ありがとうございました。
真剣に学問として取り組んでいらっしゃる方々の
ご苦労に思いを馳せるということを
日々の暮らしに埋没するあまり、忘れかけていたことに対し
申し訳なく思いました。
もう少し、真剣に物事に対するべきだったということを
教えていただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/06 22:16

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