BSEの危険部位について

検索したのですが、詳しく載っていなかったので質問させていただきます。

BSEでの危険部位は、脳・脊髄・小腸の一部などらしいですが、牛のスジやスネ、アキレス腱の部分はどうなのでしょうか？構造上、プリオン蛋白は脳脊髄に比べ貯まらないと言って良いほど貯まりにくいとは思いますが、実際はどうなのでしょうか？

買うとしたら、やはり豪州産が良いのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2007/08/28 18:10

国際獣疫事務局（OIE）が初期のマウスを使った検査をもとにして決めた特定危険部位は，牛の脳，脊髄，眼，回腸末端部（小腸の最後の部分）で，日本もこの４つの組織を特定危険部位と定めています。

一方，EUは度々科学運営委員会（SSC）を開き，最新のデータを基に生後12ヶ月以上の牛の頭部（脳，眼，扁桃，脊髄の一部）と背部（脊髄，脊椎骨とその周辺の神経筋）及びすべての年齢の牛の腸全体（十二指腸から直腸まで）と機械的に集められたくず肉とTボーンステーキを危険物として禁止しました。　しかしご懸念の筋（神経筋を除く）や腱を含むその他の組織や臓器は安全部位として利用されているとのことです。いずれにせよ、どうしてもご心配なら、やはり検査を厳しくしている豪州産の方にされたらどうでしょう。　

この回答へのお礼

kantansiさん、詳しい説明ありがとうございます。博学ですね。納得できましました。豪州産を選びたいと思います。

お礼日時：2007/08/30 13:40