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って何?
「原子の原子量」と、「元素の原子量」は、なにが違うの?
原子の原子量、は分かったのですが、
「各元素の原子量は、各同位体の相対質量に、存在比をかけた平均値が用いられる」
とあるのですが、わけわかりません!

教えてください。

A 回答 (4件)

hisa-giさんが答えてくれましたので簡単に。


存在比は、存在するパーセンテージです。
同じ元素の全ての同位体の存在比を足せば、100%になります(なるようになってます)。水素の場合、同位体として軽水素と重水素がありますので(実際は三重水素もありますが、全体に比べて極少数なのと放射性元素なので無視)、それぞれの存在パーセンテージである軽水素の99.985%と重水素の0.015%を足せば、100%になるわけです。
もし、全ての水素が原子量(質量)=1の軽水素ならば、平均原子量(質量)は1です。
しかし、わずかばかり重水素(原子量(質量)=2)が混ざりますので、水素全体の平均原子量(質量)は1.00015になります。
こんな感じで、どう?
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この回答へのお礼

とっても分かりやすい説明感謝です!
解決しました!
ありがとうございました(*^∇^)

お礼日時:2007/09/08 23:29

【存在比】


自然界にある○○原子のうち、その同位体のシェアがどのくらいかってことです。

たとえば「軽水素の存在比は99.985%、重水素の存在比は0.015%」ってのは
水素原子が10万個あったら、そのうち9万9985個が軽水素原子で、のこり15個が重水素原子ってコト。

一般的に、同位体ってのは化学的な性質はあまり変わらないのです。
なので、たいてい数種類の同位体が混ざってます。

水素の場合、ほとんど(99.985%)が軽水素なんで「原子量は1」ってしてしまいたい所ですが
ほんのちょっと(0.015%)重水素混じっているわけです。なので、その分も考慮して
水素(ほとんど軽水素だけど、重水素も少し)の原子量を求めましょう、って訳です。
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この回答へのお礼

丁寧な説明、感謝です。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/08 23:31

まず【同位体】について説明。


水素原子って、「陽子1個だけの原子核と、電子1個」だと思っていませんか?
まぁそんな水素原子がほとんどなんですが、
実は「陽子1個と中性子1個からなる原子核と、電子1個」というものも稀にあります。
さらに「陽子1個と中性子2個からなる原子核と、電子1個」というのも。(まぁこれは無視しちゃっていいです)
こういう『陽子と電子の数は同じなんだけど、中性子の数が違う原子の種類』を【同位体】と言います。

元素にはそれぞれ数種類、多いものでは十数種類の同位体があります。
で、それぞれ名前を「水素1」「水素2」「水素3」と、元素名と原子量を併記して表します。
あるいは元素記号の左上に小さく原子量。
(ただし、水素1は「軽水素」、水素2は「重水素」、水素3は「三重水素」と特別に名前も付いています。
 さらに重水素は元素記号Dが、三重水素にはTが特別にあてられています)


ここから本題!
原子量ってのは炭素12を「12」として、どのくらいの質量かって数値ですが、
当然、軽水素と重水素では原子量が違います。(以下、三重水素は無視で)
なので、「水素」の原子量というときには、それぞれ同位体の 原子量×存在比 の和で求めます。
↓水素の場合

軽水素の原子量を1、重水素の原子量を2とします。
軽水素の存在比は99.985%、重水素の存在比は0.015%なので
 1×0.99985 + 2×0.00015 = 1.00015
となります。
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この回答へのお礼

存在比ってなんですか?
99.985%や、0.015%は、なにを意味するのですか?

1.00015はなんの数値なんですか?

質問ばかりでごめんなさい!

お礼日時:2007/09/08 21:39

http://www2.yamamura.ac.jp/chemistry/chapter1/le …

このページおよび次ページを。
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この回答へのお礼

同位体は理解しましたが、存在比とはなんですか?

お礼日時:2007/09/08 21:32

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