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聖書を中心とする西洋の文化の中で、7という数字が絶対性、完全性を意味する事に対し、日本の文化では七という数字が何を意味するものなのか教えて下さい。また、七転八倒、七転八起等の「教え」的なもののそれと、「七つ道具」や「七夕」等の物やイベントも、同じ意味として七を使っているのでしょうか?

A 回答 (2件)

「七」という数字は主に中国から伝わった影響があります。


中国では奇数「一、三、五、七、九」を吉とする習慣があります。
これは数値が大きいほど吉なのですが、
「九」は恐れ多いので中国は元より一般では使われません。
そのため日本では「七」が最大の吉とされることもあります。
また日本は同じく「七夕伝説」の影響を強く受けている為
印象が強いのかも知れません。

七転八倒で次に訪れるものは何でしょう?
答えはそれより大きい幸せです。
それは八回目で起きた場合でも同じです。
それまでより大きい幸せが訪れることを予兆しています。

ちなみに七転八倒や七転八起の「七」と「八」はいずれも吉数です。
「八」は末広がりで、中国では「九」の次にめでたい数字とされています。
「八」は上下を除くあらゆる方向を指します(全てで十方)。

お釈迦様は生まれて七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言われたとあります。
日本仏教では、四十九日の死後を七日区切りで七人の裁判するような伝話があります。
実際、仏教では多く数字は使われていますが、
但しそれらに偏りは感じません。
二河白道、三宝印、四諦、五蘊、六識、七生、八大地獄、九品、十念
と様々な数字で表現されています。
よって仏教において七を吉数とする要素はないのです。

七福神は室町時代ぐらいに日本で作られたものなので、
余り参考にならないように思います。
七つ道具は仏教の七宝から由来しています。

また数字にまつわる伝説は数知れずですが、
日本の神話では特に奇数を吉と捉えていないように思われます。
(八百万神とか)

これらのことから実際は七が意味する
聖書のような(絶対的な)ものは無いように思われます。
神仏習合の精神と、中国の陰陽五行説の思想が織り交ざった、
日本独自の習慣ではないでしょうか。
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日本では「7」が特別というより、奇数を好むようです。


正月、桃の節句、端午の節句、七夕、菊の節句(?)
というように奇数の月日に日本古来のイベントがあります。
俳句や和歌も7と5を組み合わせた調子です。

これは日本が陰陽の影響を受けたからだと思います。

あと、西洋のスロットマシンは7だけ揃うのがラッキー
ですが、日本のパチスロは奇数が揃うと確変になるそうです。
(私はやらないのでよく知りませんが)
パチンコ産業が朝鮮系であるからだと思いますね。
韓国の太極旗は正に陰陽のシンボルですから。
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