アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

まず断っておきますが、この相談内容のハード的側面は多分に皆様の
日常使われておられるハードウェア環境とかけ離れたものであることを
ご理解ください。最終的には噛み砕いて説明しますが、序盤から中盤は
このカテの範疇外かもしれません。

目の前に1台、ATA100PCIという玄人志向のPCI ATA100カードを挿したSunの
Ultra5(UltraSPARC-IIi 400MHz/64Bit/L2=2MB; 384MB RAM; OBP3.31)という
マシンがあります。現在このATAカード上には40GBのATA100仕様の日立製HDDが
あり、そこにDebian GNU/Linux 4.0r1 etch(sparc)をインストールして
ブートできています。さて今回、このマシンをファイルサーバにしようと思い、
Linux(kernel 2.6.18)からSambaサーバとしてWindows(NT4/2k/XP/Vista)から
見えるように、400GBのHDD(E-IDE)に換装します。その際に問題になるのが
ATA66/100/133のことなのです。

そもそもこのマシンにATA100PCIというATA100カードを増設したのは、マシン
オンボードのIDEチップがATA66の制限を持っており(CMD646)、速度的な
パフォーマンスに満足がいかなかったからなのです。ATA100PCIカード増設後、
明らかにオンボードチップ接続時との差を体感できました。ご存知と思いますが
ATA66とATA100は速度的な違い以外の仕様変更はほぼなされなかったはずです。
ATA133規格の登場はそれとは事情が全く違い、Maxtorの提唱したBig Drive仕様を
満たすものは、従来の24Bitアドレッシングを解消し48Bitアドレッシングでの
HDD認識・動作が定義され、結果現在に至るまで、700GB超の大容量E-IDE HDDの
登場まで見ることになりました。

しかし、ここで私の疑問なのは、これだけATA133の問題がWindowsユーザを
中心に惹起したにもかかわらず、今なお新品のATA100インターフェースのディスク
(それも500GBクラス)が売られていることです。この500GB ATA100 HDDであれば、
従来の、今となっては古めかしいATA100カード(根本はチップですが)でも、
500GB全域の利用が可能となっているのでしょうか。

そもそもなぜ、ATA100規格でかつ137GBを超えたHDDが製品として
成り立っているのでしょうか。

一般のPCとは事情の違うハード的側面を含有していますが、
よろしくご回答のほどお願いします。
なお、使用するマシンのOBPとはPCでいうBIOSのことであり、
ATA100まではアドオンカードで対応可能となっており、
HDDやCD-RWドライブからのブートが可能になっています。

A 回答 (2件)

>オンボードのATA66チップでもATA100 500GB HDDの全領域を利用可能である(もちろんLinuxではサポート済)可能性が高い



IDEコントローラーのドライバがBig Driveに対応してれば、OS上では認識出来る可能性はありますが・・・・。
BIOSが対応してても、ドライバがが未対応では、OS上から正常に認識できませんので・・・。
実際にATA66世代のIDEコントローラーで、Big Drive対応のドライバがあるのかどうか・・・・。
(Linux系はドライバ等も自由に出来るので、対応するモノがあるのかもしれないが、私はLinux系は詳しくないのでそのへんは不明)


参考;WindowsでのHDDの容量の壁の話し
http://www.tadachi-net.com/pc_info/ide.html
http://wakouji.hp.infoseek.co.jp/ugoke2/pcsub37. …
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。連絡が遅れてしまい申し訳ありません。
本日実際にSeagate 400GB ATA100 7200rpmのE-IDEディスクを購入し、
Ultra5マシンにオンボードのATA66バスと玄人志向のATA100PCI(CMD649)の
両方に繋いでNetBSD(PC-UNIXの一種です)/sparc64をインストールしました。

無事フォーマット、全域への書き込みを確認しました。結果、成功です!
ケーブルは千石で買ってきたATA66/100/133対応80芯ケーブルです。
ATA66チップに繋いだ状態でもOSから全域認識可能で、転送レートこそ
落ちますが、OBP(BIOS)も対応していたので、オーケーでした。
ありがとうございました。

$ dmesg | grep wd0(クロシコATA100PCI;CMD649接続)
wd0 at atabus2 drive 0: <ST3400620A>
wd0: quirks 2<FORCE_LBA48>
wd0: drive supports 16-sector PIO transfers, LBA48 addressing
wd0: 372 GB, 775221 cyl, 16 head, 63 sec, 512 bytes/sect x 781422768 sectors
wd0: drive supports PIO mode 4, DMA mode 2, Ultra-DMA mode 5 (Ultra/100)
wd0(cmdide1:0:0): using PIO mode 4, Ultra-DMA mode 5 (Ultra/100) (using DMA)
root on wd0a dumps on wd0b

$ dmesg | grep wd0(オンボードCMD646接続)
wd0 at atabus0 drive 0<3>
wd0: quirks 2<FORCE_LBA48>
wd0: drive supports 16-sector PIO transfers, LBA48 addressing
wd0: 372 GB, 775221 cyl, 16 head, 63 sec, 512 bytes/sect x 781422768 sectors
wd0: drive supports PIO mode 4, DMA mode 2, Ultra-DMA mode 5 (Ultra/100)
wd0(cmdide0:0:0): using PIO mode 4, DMA mode 2 (using DMA)
root on wd0a dumps on wd0b

お礼日時:2007/10/18 03:29

http://www.atmarkit.co.jp/fpc/kaisetsu/disk_new_ …

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000 …

http://e-words.jp/w/Ultra20ATA2F133.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/Advanced_Technology …

Big DriveはATA133(ATA/ATAPI-7)じゃなくて、ATA100(ATA/ATAPI-6)から盛り込まれてる筈ですけど。

ATA133もMaxtorが提唱しましたが、HDDの内部転送速度が現状でも100MB/Sを越えていないので、他のメーカーは殆ど採用してないからです。
提唱したMaxtor以外でATA133を採用しているのは、日立ぐらいじゃなかったっけ?(未確認)
(Maxtorを買収したSeagateはATA133を採用していない。)

この回答への補足

>規格上従来の24bitLBAのパラレルATAコントローラでも48BitLBAは使えるよ
>うに考慮されているため、動作するOSが対応していれば全領域利用可能で
>ある。ただしブートデバイスとして利用する場合にはBIOSが対応していな
>いとブートするデータにアクセスできないことがある。
これは、BIOS(OBP)さえ対応していれば、ATA100カードを増設する
必要すらない、オンボードのATA66チップでもATA100 500GB HDDの全領域を
利用可能である(もちろんLinuxではサポート済)可能性が高い、ということ
ですよね?

それから、ATA100規格にBig Drive仕様が盛り込まれているのであれば、
ATA100カードは半分だけ、Big Drive仕様を満たしていると言えますか?
であれば、そのカードにATA100 500GB HDDを接続すれば、上記環境よりも
より認識性は高まるということでしょうか?
もちろんOBPが対応していたとして。

補足日時:2007/10/16 06:12
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。この回答には驚きでした。
なぜなら、今までずっとBig Drive=ATA133だと思い込んでいたからです。

世の中の書き方もそういう風なのが多いですよね、実際。
提示していただいたサイト内容も、よく精査しないと読み取れませんね。

お礼日時:2007/10/16 06:22

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