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お世話になります。

音楽って日々練習がつきものですから、1日練習空けただけでも、自分にわかるくらいなのに、これが何年も空けてしまうようになると、後で取り戻すのが本当に大変です。
実は、今私がその長いブランクと戦っている状況でして、最近ため息をついてしまっています。ちなみに、私は学生時代ピアノを専攻しておりました。
タイトル通り、音楽(楽器)が好きで、長く続けてきた方、又は、専門的にやってきた方(音大卒など)が、途中何らかの事情で長いブランクが続き、その後また好きな音楽を始めて、今はここまでになった!…と言うような体験談をお聞かせ願いたいのです。
情けない内容とは承知しておりますが、今随分と落ち込んできているので…。自分と同じような方がいらっしゃれば、励みになりそうな気が致しまして、ここに書き込みをさせて頂いた次第です。
どうか、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

ピアノを専攻していたような方にお話するのも恐れ多いのですが、何かの役に立てばと思い、書くことにしました。



昔、大学のサークルで合唱をやっていたのですが、当時はその気になれば、ひとりでパート全員の声を消してしまえるだけの声量があり、また、トップテナーとして十分な1オクターブ上のラはおろか、2オクターブ上のファまで出せるという、特異な声を持っており、音大からきていただいたボイストレーニングの先生も驚愕していました。

最近、ストレス性の病気で自宅にいることが増え、妻から「若いうちの声を録音しておいたら?」と提案されました。昔とちがってPCとマイクとフリーソフトだけで自分のソロアルバムを作れてしまう時代になっているので、あるJ-POPsの大好きな歌手の歌を、ひたすら歌って録音しています。

最初は、全く音が出なかったり、本来の音程より低く歌ってしまったり、発声が適切でなかったりして、同じく合唱経験のある父(ただし、声は低いです)から、相当な突っ込みを入れられました。最近になって、声の出し方や表現力が復活し、自分でも出来の良いと思う録音が取れることも増えてきたのですが、きっかけは、「そうか、合唱じゃないんだから、自分の好きな母音で歌えばいいんだ!」と気づいたことです。合唱の場合、母音の発声が違う人がひとり混ざっているとパートが割れてしまうので、私は昔、本来はうすっぺらで軽い声の持ち主なのに、母音を深くしてみんなにあわせて歌っていました。この歌い方をスパッとやめ、ソプラノ歌手がやるような、頬を上げて歌うと丸く柔らかい声になるというテクを使ってみることをしました(テナーは普段、こんなことはしません)。その結果、本来は小田和正のような細くて通る硬質な声の持ち主が、無理やり柔らかく歌っているような感じになって、よく言えば色気のある高音男声、悪く言えばオカマ化した小田和正です。

昔と同じことはできません。が、昔とは違うテクニックがついたと思っています。間の年月など関係ないです。人間としていろんなことを吸収しているうちに、昔とは違った表現様式を身につけることができるかもしれませんよ。

妻も私が驚愕したのが、UNESCOの無形世界遺産に登録されているグルジア合唱です。いろんな国を旅行しましたが、グルジアが一番のお気に入りです。グルジア合唱は、通常の西洋音楽の常識を覆す、ギリシャ時代にさかのぼる独自の和声理論を持っており、現代人の耳には、不協和音と和音の交替がリズムを作っているように見えます。ノンビブラートであるのもすごいし、通常のベルカントに加え、ヨーデルや、なんだか分からない発声法も使いこなします。こういう刺激を受けた後の自分は、合唱団現役時代より、よほど音楽的な幅が広がったと思っています(実力は落ちちゃったけどね)
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この回答へのお礼

harepandaさん

ご回答ありがとうございます。

>昔と同じことはできません。が、昔とは違うテクニックがついたと思ってい>ます。間の年月など関係ないです。人間としていろんなことを吸収している>うちに、昔とは違った表現様式を身につけることができるかもしれませんよ。

…とても、心に響きました。
私も音楽を離れてから、一般企業の一線で頑張ってきましたが、途中、仕事のストレスや人間関係で鬱病にかかったり、挫折も経験しております。順風満帆だった学生時代と比べて、人間的に成長したとまでは言えませんが、少なくともあの頃よりは、いろいろと吸収してこれたと言う自覚はあります。
なので、再挑戦したい曲や、初挑戦したい曲などがいろいろあるんです。
今だからこう言う風に弾きたい、弾ける…!と言った思いが次々と沸き起こってくるんです。
ピアノを再スタートして、あまりにもの技術の衰えにショックを受けていたので、昔のような技術を追い求める事ばかりに捕われていたのかもしれませんね。
今の私に必要なのは、「過去に捕われない事」が第一なのでしょう…。

グルジア合唱曲、はじめて知りました。
機会あったら是非聴いてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/24 14:46

はじめまして。


fasoさまとは、ちょっと違いますが・・・
私は学生時代声楽専攻でしたが、歌での仕事は難しく卒業後は音楽教室の講師をして、クラシックからは遠ざかっていました。
でも歌は大好きだったので違うジャンルの歌を趣味で歌って一人で楽しんでいました。
結婚・子育ても少し楽になった時期だったのと、震災がきっかけである歌のグループに参加したことでまた今はクラシックの世界に戻って勉強しています。

歌の場合は30才過ぎてからの方が声も出るようになったので、とても良いタイミングで復帰できたと思っています。

ピアノの場合は、特にピアノ科ですので現役時代は大曲を沢山弾いてこられたと思います。
だから余計に昔のように弾けないことにあせりを感じておられるのでしょう。

ここは、思い切ってジャンルを変えて練習されてはどうでしょう?
ポピュラーやジャズなど、クラシックにないフレーズ・旋律・コード進行が出てきて、新鮮な気持ちでピアノに取り組めると思います。

前の続きからではなく、新たにピアノに取り組むことでまた以前弾いた曲に戻れる時期があると思います。

頑張って下さいね。
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この回答へのお礼

inusukiさん

ご回答頂きありがとうございます。

音楽で仕事をして行くって、本当に厳しいし、難しいですよね。

>ピアノの場合は、特にピアノ科ですので現役時代は大曲を沢山弾いてこられ>たと思います。
>だから余計に昔のように弾けないことにあせりを感じておられるのでしょう。

そうなんです。まさにその通りです。
現役時代は、よく手首が柔らかいと言われていたのに、今ではその手が別物に感じてしまいます。悲しくなって、もうこのまま戻らないのではないかと、落ち込んでしまうんです。それでまた練習を空けてしまう…なんてことを繰り返しています。

>ここは、思い切ってジャンルを変えて練習されてはどうでしょう?
>ポピュラーやジャズなど、クラシックにないフレーズ・旋律・コード進行が>出てきて、新鮮な気持ちでピアノに取り組めると思います。

新ジャンルへの挑戦ですか…!
ポピュラーやジャズ…。考えもしなかったです。

確かに、楽譜通りきちんと弾かないといけないクラシックと比べて、ジャズはアドリブやアレンジがあるので、自分の好きなように表現できて楽しそうですね。ただ、同じピアノを扱うけれども、全く別の音楽なので、クラシックしかやってきていない私としては、新境地ですが…。

>前の続きからではなく、新たにピアノに取り組むことでまた以前弾いた曲に>戻れる時期があると思います。

そうですね。今過去に捕われすぎているのだと思います。

inusukiさんのおっしゃる通り、新ジャンルから再出発すると言うのは、今までの概念から解き放たれて、もっと気楽にピアノに取組めるかもしれませんし、そこである程度自信をつけてから、またクラシックに戻れるというのも考えられますね。

なんだか、新鮮な気持ちと一緒にヤル気もわいてきました。
これからジャズピアノの本など、それに関する物をいろいろ調べてみたいと思います。
(まずは、弾けそうなのを1~2冊買ってきて、やってみようかな…♪)

体験談とアドバイスありがとうございました!

お礼日時:2007/10/25 00:20

ピアノ専攻ということは、専門の勉強をされていたのですね。

全然大丈夫だと思います。
私はピアノを15年ぶりに再会し今3年目、レッスンにも月3回通ってますが、まだまだ昔のようにはいかずともなんとか形になって?ます。
今度クリスマスに子供会の伴奏をします。下手は下手ですけれど他にやる人がいないので(苦笑)
元々実力のある質問者様だと思うので、恐れず是非やっていただきたいです。上達も早いと思いますし、音楽は生きる勇気をくれると信じてます。自分は年を取ればボケ防止に、かっこいいおばあちゃんになる為勉強するつもりですよ!
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この回答へのお礼

fusennoshimaさん

ご回答頂きありがとうございます。

>全然大丈夫だと思います。

力強いお言葉、ありがとうございます!
嬉しいです…!(涙)

>恐れず是非やっていただきたいです。
>音楽は生きる勇気をくれると信じてます。

そうですよね!生きるのが辛い時期は、音楽を聴くことさえ忘れていました。それを乗り越え、気持ちに余裕ができた今、もう一度ピアノを弾きたいと思い、再スタートしたんです。

皆様の体験談を伺って、昔のようにいかなくても、焦らず、こつこつとやって行こうと思えるようになりました。
またその先に何かが見えてくるかもしれませんものね…!

>自分は年を取ればボケ防止に、かっこいいおばあちゃんになる為勉強するつ>もりですよ!

私も、昔同じような事考えていました。
今また、そうなれるように進んで行きたいと思っております。

勇気の出るお言葉と体験談、ありがとうございました!

お礼日時:2007/10/25 15:04

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