「みんな教えて! 選手権!!」開催のお知らせ

日本語の「ひ」は、「し」がサ行でなくシャ行のイ段であるのと似たようなもので、実はハ行のイ段でなくヒャ行のイ段であるという説を見掛けたことがあります。
でも、ローマ字では「hyi」と書かずに「hi」と表記されます。
もし子音の調音部に忠実にローマ字を表記するなら、「ひ」は「hyi」と書くのが寧ろ適切なのではないか?と思ったのですが如何でしょうか?

A 回答 (3件)

>日本語の「ひ」は、「し」がサ行でなくシャ行のイ段であるのと似たようなもので、実はハ行のイ段でなくヒャ行のイ段である



これは音声学的な観点です。

>子音の調音部に忠実にローマ字を表記するなら、「ひ」は「hyi」と書くのが寧ろ適切なのでは

これも音声学的な観点から「より正しく」音を写そうとするなら適切とも言えます。

しかし日本語の音組織は「行」と「段」から構成されており、各行を表す子音と aiueo の5つの母音の組み合わせからできていると考えられます。
すると「hy-」は「ひゃ行」で「i」は「イの段」ということになります(「ヒィ」とでも書くのでしょうか。しかしこう書いても普通は「ヒー」と同じようにしか読まれません)。

日本語の五十音というシステムから見れば、各行に子音字は1種類と統一した方がいいと思います。その点から言うとヘボン式の chi, tsu, fu なども変なことであり、特定の外国語話者に配慮したりあまりに音声学的な観点からつづりを変える必要もないのです。

「つづり」と「音声記号」は別でもいいと思います。
    • good
    • 0

ドイツ語の「ich(イッヒ)」の「ch」に近い音です。


音標符号は、フランス語で使われる「c」の下にヒゲを附けたような字です。
ここでは文字化けしますが、ワードパッドやWordで次のようにすれば表示できます。
[Alt]キーを押さえたまま、テンキーで[2][3][1]を押し (何も表示されない)、
[Alt]キーを押さえていた指を離す。
英語にはこの音がないので、近似する「h」で綴ることにしたのです。

なお、日本語のイ列音の子音はすべて口蓋化していますから、
「き」の[k]と「か」の「k」は違います。
ハ行のほかで分かりやすいのはナ行です。
「に」の子音は「な」の子音とは違います。
同じではありませんが、フランス語やイタリア語の「gn」のほうに似ていると言えます。
サ行も同じです。
こちらは英語に「sh」という綴りがあったので、それが採用されました。
つまり、
【な】(ヌィ)【ぬ】【ね】【の】
【にゃ】【に】【にゅ】(ニェ)【にょ】
【さ】(スィ)【す】【せ】【そ】
【しゃ】【し】【しゅ】(シェ)【しょ】
のような構造です。
(タ行・ハ行はさらに別の要素が加わって単純ではなくなっています。)

ローマ字綴りの子音は英語のそれを採用しています。
ドイツ語の「China (ヒーナー)」の音がふさわしいといって「ひ」を「chi」と綴ったら、英米人には「チ」と読まれ、フランス人には「シ」と読まれ、イタリア人には「キ」と読まれます。
英語に存在する発音では「h」が最も近かったのです。
    • good
    • 0

ローマ字とはいわゆる造語であり、英語圏等でで日本特有の固有名詞等(英語に置き換えられないもの)の読み(発音?)を伝えるものです。

英語圏でhiといえば日本語の「ひ」に似た音で発音させることができる(他のローマ字も同様)ためこの表記になっていると思われます。
また、>hyiなどというアルファベットの並は単独では英語圏では発音できません。主に、大まかな日本語の発音を表記する目的で使用されるため、この方が適切という話にはならないのではないかと思います。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報