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こんばんわ。私は現在の農学部の2年です。
私は、大手の製薬会社へと就職したいと思っております。ちなみに研究職です。なので今後、有機合成を行うような研究室に行こうと思っています。
しかし、その研究室の先生の話では、農学部からは製薬会社の研究職に就職するのは難しいらしく、基礎をその研究室で学び、その後ほかの大学院に移ることを提案されました。
そこで質問なのですが、製薬会社の研究職に就職するには、薬学の大学院修了のほうが有利なのでしょうか?
また、農学部で有機合成を学んで、薬学の大学院へと進学するのは厳しいのでしょうか?

A 回答 (5件)

 rokudenashidaさん こんばんは



 薬学部の有機化学系研究室の修士を卒業して、今は薬局を経営している薬剤師です。

 私だったらと言う事で言わせてもらえば、なぜ農学部から製薬会社の研究職への就職を希望している方が有機合成系の研究室を選択されるのでしょうか???私は疑問を感じます。こんな事を行ったらその研究室の教授等には申し訳ないのですが、極論を言えば農学部の有機合成系研究室・薬学部の有機合成系研究室・理学部(または理工学部)の有機合成系研究室等何所でも基本的には同じ内容を学びます。もちろんそれぞれの研究室毎にテーマとしている内容は違いますけど・・・。
 では何を学ぶかと言うと、色々な実験をする上で必要な道具を使いこなせる様になること・数ある論文の中から今の研究に必要な論文を見つけ出せる能力・今の研究を進めて行く中でのどう言う実験をすれば良いかの実験を組み立てられる能力等を学ぶ訳です。そう言う事を学ぶ方法としてそれぞれの研究室のテーマがあるんです。
 という事を考えると、学部拘らず数ある有機化学系研究室の大学院卒の学生が何人居るんでしょうか???そのうちどれだけの学生が製薬会社の研究職を希望しているか解りませんが、製薬会社の研究職募集人数より多い事が簡単に想像出来ます。と言う意味で研究室の先生は「製薬会社の研究職の就職は難しい」と言われたんだろうと思います。それは、私が卒業した薬学部の有機化学系研究室でもほぼ同じです。まだ薬学部の有機化学系研究室の方が学部時代から薬の基礎知識を学んでいる関係で、色々な学部の有機化学系研究室がある中で若干就職し易いと言うだけです。

 では農学部の学生だったら有機化学系の研究室を選択せず、微生物系の研究室を選択したら良いと思います。日本には昔から味噌・醤油・日本酒等微生物を使って物を作る(今風の言い方をしたら「バイオテクノロジー」となります)知恵が有ります。その発展系の研究をしている所のメインは農学部の微生物系研究室です。現在ではそう言う「バイオテクノロジー」を駆使して、抗生物質等は微生物の力を使って作っています。薬学部でも微生物系の研究室もあるのですが、多くの場合研究内容的には農学部の方が数段上の場合が多いんです。と言う事を考えると、どうしても有機化学系の勉強以外したくないと言うのでなければ「微生物系の研究室」を選択される方が製薬会社への研究職への就職出来る可能性は高くなると思います。

 まだ大学2年生ですから、4年次の研究室選びまでにはまだ時間が有りますし大学院での研究室選びはもっと時間がある訳です。ですから、以上の事を参考に、研究室選びをされたら良いと思います。

 色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
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理系修士卒は掃いて捨てるほどいますので、研究職にわざわざ学部卒を採る必要はありません。


修士くらいは必須だと思ってください。
そもそも学部卒だと一般就職だと思った方が良いです。専門はほぼ無視されるでしょう。
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>農学部からは製薬会社の研究職に就職するのは難しいらしく・・・


こればっかりは大学によります。農学部から製薬会社に大勢就職する大学もあればそうでない大学もあります。答えになっていませんが・・・
ただ、大学院から薬学部に進んでそこの人と対当に渡り合うのは難しいでしょうね。それと薬学部でも薬剤師の養成を目指しているような私立の薬学部であれば研究職への就職は難しいという話を聞きます。
有機合成を学ぶのであれば、理・工・農学系の出来るだけレベルの高い院を目指すのが良いかもしれません。ただし、レベルが高くなるほどそこで渡り合うのは難しくなりますので、進学後のリスクも高いでしょう。
いずれにせよ、現在のレベルにもよりけりです。旧帝大かそれに近いレベルの大学であれば、農学部の院から製薬会社に進むのもさほど難しくないと思います。
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rokudenashidaさん。



1.薬学の大学院修了のほうが有利か?
有利です。ただ、薬学専攻だけではなく、化学、生物専攻も多数います。
2.農学部で有機合成を学んで、薬学の大学院へと進学するのは厳しい?
厳しくありません。院試は大学入試と比べればずっと簡単です。今2年生ならあせる必要はありません。とりあえず、何校かの過去問を入手して解いてみたらどうでしょう。まったく解けない場合でも、今から対策を立てれば十分間に合います。なお、研究室選びも重要です。興味のある研究室があれば、研究室訪問を申し込み、実際に話を聞いてみることです。その際、その研究室の先輩にも話しを伺い、製薬会社への就職の有無の情報を入手するとよいでしょう。

ちなみに、「大手」の製薬会社を希望するなら、相当な覚悟が必要です。就職面接時に、自分の研究テーマをプレゼンすることは勿論ですが、英語でのディスカッションを要求するところもあります。相当レベルの英語力と製薬メーカーが興味をもつ研究テーマでの研究成果が必要です。

とくに、研究成果は一朝一夕に得られるものではありません。この点、内部生は学部4年(場合によっては3年)から研究を進めているので有利です。一方、外部生は修士1年から研究をスタートさせて、修士1年の中頃には就職活動に入らなければなりません(製薬会社の就職活動は他の業界と比べて早いのです!)。すると、ほとんど研究成果など期待できるはずもなく、就職活動では厳しい立場に立たされます。
最近では、博士課程まで進んで博士課程の途中で就職したり、あるいは博士号取得後に就職する人も増えています(今は論博が非常にとりにくくなっているのです)。

まとめると、rokudenashidaさんが「大手」の製薬会社の研究職を目指すなら、英語力を今からつけ、院試に備える。そして、製薬会社への就職の実績のある研究室に入り、研究成果を上げる。場合によっては博士課程への進学もあり得ることを覚悟する、です。

頑張って下さい。
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厳しい話になるのですが、私の知っている製薬会社の研究所では、バイオ(生物工学)の技術を使って実験を行っています。

そしてステップが進むと動物や人間への臨床実験が有ります。
ですので、医薬メーカーの研究には上記の技術が必要です。それには薬学部か生物工学の大学院へ行かれる必要が有ると思いますよ。
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