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GDPが増えると経済成長率が上がるなんて言いますが、そもそも、お金というのは湧き出てくるものでは無いですよね。造幣局や印刷局が作っている物ですよね。そして、むやみやたらに作って良いわけでもないですよね。と、いうことはいつの時代も国内に存在する(流通する?)貨幣というのは一定な訳ですか?だとしたら、言葉では言いにくいですが、例えば、日本を一つのお椀と見立てて、その中に一定量のお金がある。そのお金はだれかが所有してる訳で、ということは一部の大金持ちがそのうちのかなりの量を所有している?すいません、自分自身よく分かっていないので訳の分からない例えです。
そもそも、経済が発展するとは何ですか?
技術が発展するということですか?
良いものを作ればそれが売れてお金が手に入りますが、手に入る以前のそのお金は一体どこにあるのですか?
原始では自然の動物や植物を食料としていて何とも分かりやすい生活をしていましたが、もう何だか現代の構図は意味が分かりません。
弁護士や医者になれば一般的にはお金が入りますが、そもそも、国民の消費が増えるということは国民に入ってくる給料が増えることですよね。ならば、その前はそのお金はどこにあったんですか?
色々なサイトを見ましたが、全く理解できません。
もっと、根本的なところから教えてもらいたいのですが。
いきなり、国民所得がどうのこうの言われても・・。
みんな感覚で経済勉強してるんですか?
教師に聞いても曖昧な答えしか返ってこないし。
どなたか、その本質を教えて下さい。
或いは、そういった本を紹介して頂けると嬉しいです。
どうか、よろしくお願い致します。

A 回答 (9件)

 所得というのは、一定時間(普通は一年間)の間に、人が作り出した付加価値の合計をいいます。



 ですから、1年間に2倍の数のものを作って、それが今までと同じ値段で売れれば、付加価値は2倍、つまり所得が2倍になるのは理解していただけると思います。

 人間は、お互いに他の人の作ったものを使い消耗・消費(=作られた物がなくなっていく)しながら、生活しています。

 1年間に2倍の量の物を作って、みんなが2倍消費すれば、2倍豊かになった(=経済成長した・みんなが前の2倍沢山物を使えるようになった)ことになります。

 このとき、お金の流れていく速さが今までと同じなら、2倍の量のお金が要ります。普通はお金の流れていく速さも早くなるので、2倍までは要りませんが、早くなりすぎると一時的にお金のない時が出来ます。

 多数の人が円形に座って1個ボール(ボールは、お金や物の流れと考えてください。)を持って、自分の持っているボールを、常に一方の隣の人に渡していくような場合、隣にに渡す速度を段々早くしていくと、手元に沢山溜まる人や、しばらく手元にやってこない人も出てきます。最初に少し多めにボールを持っていれば、手元にボールのない状態が出来にくくなります。

 日本銀行は、お金についてこのような状態が起きないように、コントロールしています。 

 日本国民全体の付加価値の合計計算は、基本的に日本国民・企業が一年間に作り出した生産額を合計して計算します。これがGDPです。2005年度の実質GDPは、500兆円を越えています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/GDP

 日本国内にある、紙幣の総計は日本銀行が集計を取っており、2006年12月31日から2007年になる時に、みんなの財布の中や会社・銀行の金庫の中にあったお札の総額は、79.8兆円でした。
http://www.boj.or.jp/oshiete/money/05100012.htm
日本銀行の質問回答ページ

 現金のほかに現金に準ずる預金なども足し合わせて、通貨供給量(マネーサプライ)を測る方法もあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D% …
マネーサプライ
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/11/08 10:24

 先ず、お金と資産を区別して考えましょう。



 資産の中でも、すぐにはお金にならず、無理にお金に換えるとかなり安くなってしまう土地・建物などの不動産と(現金化しにくい動産としては、家具・宝石・絵画などもありますが、資産としてはあまり意識されません。)、簡単にお金に変えることの出来る株式・国債などの債券、(債券や株式の場合、多くの人が一度売って現金にしようとすると、値段がとても安くなってしまう。)それと現金(紙幣・硬貨=一般に言われているお金)とそれに準じていると考えられるいつでも現金に出来る預金(定期預金などは債権的な性格が強くなります。)があります。

・現金及びそれに準じる預金(以下、現金と言います。)は、経済規模に合わせて、不足したり過剰な状態にならないように、日本の場合は中央銀行である『日本銀行』が調節しています。
 イ.紙幣(=日本銀行券)の発行量を増やしたり回収したり、
 ロ.預金準備率(一般の銀行が日本銀行に預けるお金の割合。一般の銀行は個人や会社から預けられた預金に対して、一定金額を日本銀行に預けなければならない。)を上下したり、
 ハ.公定歩合(日本銀行が、一般の銀行にお金を貸し出す金利。)を上下させたりします。
 他にも、ドルなどの外貨を売ったり買ったりして、日本国内にある外国通貨の量の調節や、円と外国通貨の間の為替変動を調節するなど、国内外の経済激変が、国民に与える影響を出来るだけ緩和するように活動しています。

 土地や株式の値段が急激に上昇したバブル期や、その後の大暴落と長期不況は、日本銀行が独立した金融政策(イ・ロ・ハなど・・・)を行わず、日本政府の思惑に従ったために起きた重大な失敗です。

・お金持ちは当然多くのお金を持っていますが、日本の場合は大企業が持っているお金が一番多いでしょう。

・お金は天下の回り物。みんなが順番に手渡しながら使っています。
 日本の国で一年間に作られた物・サービスの合計額(国内総生産=GDP)は、大体550兆円くらい。現金は3~4回転くらいしているでしょうか?(回転数は、日本国民大勢の生活の仕方が変わらなければ、あまり変動がありません。)

・経済の発展や所得が増えるというのは、基本的には時間の短縮です。
 今まで一年間で100個作っていたものを、200個作れば、経済は二倍発展し、所得が二倍増え、二倍忙しくなる(半年で以前の一年分の仕事をしなければならない)ということです。当然お金の回転も約二倍になります。完全には2倍にならないので、物の値段ができるだけもとのままになるように、日本銀行が調節します。
 
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この回答へのお礼

有難うございます。回転ですか?国内にあるお金の量は変わらないのに、どうして所得が二倍になるのですか?それは、国内に流通するお金が2倍になるからではないのですか?それは、下の方が仰るように作り出した付加価値分の金額の貨幣を造っても良いということですか?だとしたら、その生み出された付加価値をどのように把握しているのですか?

お礼日時:2007/11/06 11:07

お金の価値は元々、そのものの希少性、貝殻から始まり長い間、金、銀、銅を使いその価値の分の物が買える。



時代劇でおなじみの江戸時代の小判、は同じ大きさでも鋳造された時期により金の含有量が違うので買える米の量も違ってました。

金の価値に裏づけされた通貨で改鋳して含有量が減ると今まで、1両で1石の米が買えたのに金含有量が1/2になると2両で1石になります。

これがインフレです。

しかし金の持ち運びは重くて不便ということから紙幣が発行されます。
この紙幣の信用力は1$で一定量の金に交換できるというのが前提でした、兌換紙幣ですね。これを金本位制といいます。
35年ほど前まではUS$は兌換紙幣で確実な信用力があったのですが、経済成長(貨幣流通量の増加)に伴い、金の保有量には当然限界があるわけで、国の信用力を担保にする紙幣に切り替えられます。(第1次ドルショック)

金の含有量が国の信用力に変わったんですね。
紙幣の勝手な増刷は金の含有量を減らすことなのです。

1997年に東南アジアで通貨危機が起こりましたがこれは当時、それぞれの通貨に対して実は信用力が低いのではないかとして皆が信用のある通貨に両替えに走ったわけです。(経済情勢は複雑になりますが)

幸いにも、日中台湾などは、膨大な外貨準備量がありその信用力で、ダメージを軽くできました。

現在の貨幣価値はその国の政治、経済力の信用力ですので、自国の経済力以上の通貨を発行しても1000円の物が2000円になり、不安を駆り立てて悪循環に陥りかねないので、通貨の乱発はできないんです。
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/11/06 11:03

 ●貨幣は銀行の信用創造によって増加する●


 貨幣は独立法人造幣局で印刷されます。印刷された紙幣は一旦日銀に納められ、民間の銀行を通じて市中に流通することになります。古いお札と新しいお札を交換するだけならば通貨流通量は変化しませんが、実際は銀行から戻ってくる古い紙幣よりも多く銀行に配布されることがあります。これを理解するには「銀行の信用創造」を理解する必要があります。経済学の教科書で説明される「信用創造」をできるだけ易しく書いてみました。
<経済学の教科書が説明する、信用創造のメカニズム>
 たとえば日本銀行がA銀行に1000万円を供給したとする。A銀行は1000万円の10%である100万円を準備金として日銀当座預金に預け入れ、残りの900万円をB社に融資する。900万円の貸付を受けたB社は、それをC社への支払に充てる。C社は受け取った900万円をすべてD銀行に預けたとしよう。この場合法定準備率を10%と仮定しているから、D銀行は810万円を貸し付けることができる。D銀行から810万円の融資を受けたE社はF銀行へ全額預けると、F銀行は81万円を準備金として日銀当座預金に入金し、729万円を融資することができる。このような銀行の貸付行動により、預金通貨が創造されていく。
 1,000万円の本源的預金によって創造される派生的預金は、
  派生的預金=1000(0.9+0.9²+0.9³+……)
になる。ここで、( )の中は、初項0.9、公比0.9の無限等比数列の和だ。これを計算すれば、創造される派生的預金は9,000万円であることが導かれる。これに本源的預金1,000万円を加えれば、預金総額は1億円になる。このケースでは、本源的預金の10倍の預金が創造されている。この倍数(ここでは、10)は信用乗数とか貨幣乗数と呼ばれている。
 これを貨幣供給の式として、M ,HM ,D ,Cp ,R ,m をそれぞれ貨幣量、ハイパワードマネー、預金、民間部門保有の現金、銀行準備、貨幣供給乗数とすれば、次のように示される。
  M=(1+Cp/D)÷{(Cp/D)+(R/D)}XHM=m・HM
 この式は、ハイパワードマネーHMが貨幣乗数mを掛けた数字だけ大きくなり、貨幣量Mとなることを表している。
 このように教科書の説明では、「ハイパワードマネーの増減によってマネーサプライが決まる。日銀は日銀当座預金残高を増減させることが出来るので、結果としてマネーサプライを増減させることできる」となっている。このため「日銀は買い切りオペを増加させ、ハイパワードマネーを増減させ、インフレを1~3%に調整する政策を取るべきだ」とのインフレターゲット論が出てくることになった。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8% … も分かりやすい説明だと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。しかし、全く分かりません。

お礼日時:2007/11/06 11:03

>例えその商品が売れなくとも、その価値分のお金を刷って良い訳ですか?



これはそういう風にもなりますがそういったものは非常に価値が薄いということです
そういう会社はいずれ倒産して(市場に調整されて)なくなってしまうので会社の方針としては目指さないでしょう会社としては儲けることが目的なのですから価値が薄いものは作りたがりません


>価値のないお金を造った場合それはどうなるのですか?

これは政府の判断です 一般人が通貨を偽造した場合は捕まります
政府にしても規定された札以外は流通させられません
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マクロ経済学を勉強すると全体を通じてわかってくると思いますよ。



本質というか根本とうか歴史上は原始時代の「物々交換」時代に
・貯蓄機能
・持ち運びに便利
・おそらく資産運用の意味合いはこのころはなかったかも・・
という意味合いで「貝」や「石」や「骨」などがお金の始まり
だと言われていますよね。
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/11/05 22:33

お金(札 硬貨)というのは価値の裏づけがあるということです


つまり高度成長によって国の資産が増えたから
その分だけお金が刷れるという事です

>国民に入ってくる給料が増えることですよね。ならば、その前はそのお金はどこにあったんですか?

人間は労働によって価値を作る事ができるのです
つまり無から有を作り出すと言えばわかりやすいかもしれません
例えば農家が種をまいて米○◆トン作って市場で売れば
「価値を作った」事になります

よく誤解されがちなのがお金を500兆円分刷れば
借金返せるじゃんという議論ですこれは出来ません
なぜならその500兆円に資産的な裏づけがないからです
その500兆円を刷るには500兆円分の資産的裏づけが必要
なのですそれはコメでもいいですし高品質商品でもいいです

そもそも、経済が発展するとは何ですか?
技術が発展するということですか?

経済が発展するとか上記のように労働などによって
価値を増やすということです価値が増えた分だけ
通貨が印刷できるのです
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この回答へのお礼

有難うございます。非常によく分かりました。
ということは、誰も働かなかったら、一切お金を刷る、造ることは出来ず、働けば働くほど、物を作れば作るほどお金を造っても良いという訳ですか。例えその商品が売れなくとも、その価値分のお金を刷って良い訳ですか?ならば、価値のないお金を造った場合それはどうなるのですか?

お礼日時:2007/11/05 22:32

私は、これの貿易版でよく悩むのですが・・・



>良いものを作ればそれが売れてお金が手に入りますが、手に入る以前のそのお金は一体どこにあるのですか?

お金自体は、政府が発行(印刷)し誰かに褒美もしくは対価としてあげるのがスタートです。昔は、金本位制で兌換紙幣だったので、政府が保有する金に相当する金額の紙幣しか発行できませんでした。今は不換紙幣なので、金の保有量に関係なく、紙幣を発行することができます。調子に乗って発行すると、ハイパーインフレが発生します。

物が増えたり、変質しなければ、所有が移転するだけで経済の発展はありえません。せいぜい、インフレによって表示されている値段が上昇するだけでしょう。交換する他のものも値上がりするのですから、影響の無いインフレです。

ところが現実社会では、(財)物が増えます。財物が増えるのは、例えば秋になって木の実を収穫するような状態で、収穫すれば、今まで社会にはなかった財産が増えています。石油も、どこかの工場で原油に加工という一手間をかけることにより、ガソリンになったり、プラスチックになります。物の価値というのは、結局は労働による付加価値なのです。

その付加価値が徐々に増えていくということが、経済の発展と言うことではないでしょうか?
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/11/05 22:28

アメリカでは全資産の90パーセント以上を6パーセントの人たちが保有しています。

残りの10パーセントくらいを94パーセントの人たちで分け合っています。とんでもない格差社会ですよね
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この回答へのお礼

有難うございます。そうらしいですね。

お礼日時:2007/11/05 22:26

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