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今、国公立大学二次試験対策の問題集をやっているのですが、題意が理解できない問題がありましたので質問します。

問 塩分を取りすぎると一時的に血液の浸透圧が高まることが知られている。高まった血液の浸透圧が正常値に戻る間に、脳下垂体後葉のバソプレシン分泌および腎臓にどのような時間的変化が起こると考えられているか。160字以内で説明せよ。

浸透圧が高まると間脳視床下部が感知し、脳下垂体後葉からバソプレシンが分泌され、腎臓のでの水分の再吸収が促進され、浸透圧が低下する、ということは理解していますが、上の問題の「時間的変化」というのがいまいちよくわかりません。

助言をお願いします。

A 回答 (3件)

 [高まった血液の浸透圧]が[正常値に戻る]までの変化の順序を答えさせる設問と思われます。


 つまり,[高まった血液の浸透圧]→間脳視床下部にフィードバック→脳下垂体後葉からのバソプレシン分泌→主に集合管での水の再吸収促進→血液の浸透圧低下→[血液の浸透圧が正常値に戻る]
 この順序は,よく理解されているようですね。これを文章にして答えればよいでしょう。
 
解答例
 浸透圧が高まった血液が間脳視床下部にフィードバックする。すると,間脳視床下部からの刺激により脳下垂体後葉からのバソプレシンの分泌が増加する。高濃度のバソプレシンは,血流によって腎臓に運ばれ,主に集合管での水の再吸収を促進する。再吸収された水により血液が薄められるために血液の浸透圧が低下し,血液の浸透圧が正常値に戻る。 (160字)

 私は,これで十分だと思いますが,字数オーバーにならなければ,No.2の方のようにさらにその後の変化を付け加えても構わないと思います。
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この回答へのお礼

今日学校でいろいろ友達に聞いたのですが、皆も時間的変化の意味がわからなかったようです。先生に質問したところ、皆さんと同じようなことをおっしゃっていました。ご丁寧に回答例までつけていただき、ありがとうございます。受験まであともう少しですのでがんばります!

お礼日時:2007/12/02 20:40

多分、上の説明そのものは正解ですが、大学入試ということを踏まえた上で補足説明します。



 大学入試作成者の題意を踏まえると、およそ「時間的変化」とは、(負の)フィードバック調節により、バソプレシンの分泌量が低下するということを意味しています。

 つまり浸透圧の変化を感知すると、バソプレシンが分泌されますが、それが腎臓に作用するとそこで水分の再吸収が始まります。水分の再吸収により浸透圧が正常値に戻ると、今度は、フィードバック作用でバソプレシンの分泌が抑制されます。すると、腎臓では水再吸収が抑えられる。(←この辺は十分に知っておられると思い、蛇足かとは思いますが。)

 このホルモン分泌の促進・抑制、および腎での水再吸収の促進・抑制が時間経過とともに変化するということが、最も題意を満たした回答になると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。自分の国語力のなさに危機感を感じつつ回答を書いていきたいと思います笑 模擬試験が近づいていたのでとても助かりました。

お礼日時:2007/11/30 23:58

説明しておきましょう。



まず、血液の浸透圧が高まります、あるスレッショルドに達すると(これは人によって違ったり、糖尿病などの場合にはかなり高めですが)、血管などから神経伝達系を通じて、脳下垂体後葉に信号が送られます。その間、血中の浸透圧は高くなり続けます。脳下垂体後葉から、バソプレシンが放出され、血中のバソプレシン濃度が高まると、腎臓における水分の再吸収が行われます。

つまり、時間的変化とは、高まった浸透圧が、それを超えて上回り、バソプレシン濃度が高まるにつれて、浸透圧が下がるということです。
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この回答へのお礼

「時間的」という言葉に必要以上に戸惑っていましたが、ただ単に変化をしたことを書けということだったのですね。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/30 23:49

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