

No.4ベストアンサー
- 回答日時:
わぁ、しまった!
ANo.3の最後の方で「(即ち、両者とも連用形)」と書きましたが、これは連体形の誤りです ( ^^;
> 明確に活用形の判別がつかない言葉もあるのでしょうか。
専門家の間でも意見が分かれるものもありますからね。おっしゃる通り文法は後から人間が拵えたものですから、上手く当てはめることが出来ないものがちらほらあっても不思議ではないと思います。文法に限らず人が作ったルールには必ずそういう部分が存在するものです。
> 格助詞につながるという一点で、連体形と決定するのでしょうか。
「とともに」の「と」が格助詞ということですか‥。
私は、辞書に「連語」と記載されていたので敢えて分解してはみなかったんですが、どうなんでしょうね。むしろ接続助詞ではないかなという気がしています。例えばご質問の例文を接続助詞「と」を単体で用いて表す事が出来ます。
「森林が消滅すると、表層土壌が侵食された」
この場合、「と」の前に来る用言が終止形であることは複数の辞書の記述から間違いないようです。そのことだけで「とともに」の場合も終止形なのだと断定するのは乱暴かもしれませんが、私的にはその辺が今回の回答の根拠になっています ( ^^

No.3
- 回答日時:
「とともに」という連語は、必ずしも体言にのみ続くわけではなく、文またはそれに相当する語句に続いて「‥と同時に」の意味を表します。
確かgoo辞書の国語辞典にもそのような記載があったと思います。「謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」
この例なども
「謹んでお悔やみ申し上げますこととともに、心からご冥福をお祈りいたします」
と言った場合、かなりおかしな日本語になると思いませんか? 省略語はそれを略さずに書いた場合冗長になることはあっても、不自然にはなりません。catman534さんのご質問の例文の場合も「森が消滅する」の後に「こと」が続くべき必然性は特にないので、終止形と考えるのが自然でしょう。
ただ、次のような例があります。
「これからも、若い人々が、読書によってすばらしい感動を体験するとともに、新たな知識を吸収し、新しい時代に向かって大きく飛躍する力をつけていかれることを希望します」(皇太子殿下のおことば)
この場合は「体験する」は「つけていかれる」と並列の関係で後の「こと」に掛かっています(即ち、両者とも連用形)。ですから、「体験することとともに‥」と読んでもいささかも不自然ではありませんね ( ^^
この回答への補足
文法は後付けのもので、まずは人の口から出る言葉ありきなので、
明確に活用形の判別がつかない言葉もあるのでしょうか。
それとも格助詞につながるという一点で、連体形と決定するのでしょうか。

No.2
- 回答日時:
辞書で「ともに」を調べてみたところ、
あることに伴って、別のことが同時に起こるさま。
例文:「雪解けと―草木が芽吹く」
これを見ると「とともに」の前は名詞となっているので、
「森が消滅すること」というのが正しいように思えます。
#1さんは「不自然な文になります」とおっしゃっていますが、
不自然になってしまうからこそ省略しているとも考えられます。
私はあまり国語が得意ではないので以下、参考までに。
単語わけをすると「森/が/消滅する/と/とも/に/」となると思います。
このとき、「と」は並列を表す助詞です。
wikipediaで助詞について調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/助詞
格助詞「と」(体言に接続される)
動作や関係の及ぶ相手を示す。
並立助詞「と」(体言、またはそれに順ずる語に接続される)
いくつかの事柄を列挙する。
「と」については上の2つがありました。
どちらが上の文の「と」かは私にはよくわかりませんが、
どちらも「体言」にしかつけられないことがわかります。
すると「消滅する」のあとに「こと」が省略されていると考えてもおかしくはありません。
この回答への補足
私も調べたところ、「と」は格助詞で、格助詞につながる動詞は連体形とありました。
しかし、句点でいったん区切ることができるものは終止形ともありました。
いったいどちらが正しいのかますます混乱しています。
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