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はじめまして。
学校の授業で「死刑制度を存続か廃止か」についてのディベートをすることになりました。
私は死刑制度存続の賛成グループで、それぞれのメンバーが分担してポイントを考えてくるのですが、私は正義について考えることになりました。
正義について・・・といっても漠然としすぎていて、考えてもこれといったものが思いつきません。(例えば費用の場合だと死刑よりも無期懲役の方?が費用がかかりすぎる、そういった資料もある・・・のように簡単に見つけられますよね。でも正義は難しくて・・・;)
社会を維持するために悪(殺人者)を排除するのが正義(死刑制度)なのか、それとも被害者の報復を死刑制度が変わって行うのが正義なのか・・・(どんどん分からなくなってきました;)

正義についての立論やヒントを教えてください。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

今は「死刑」が人を殺す事に歯止めをかけるのです。



もし、死刑制度が存続しないと、
人を何人殺しても、生涯刑務所に入るだけだとの思いが広がります。
しかも今の無期懲役では仮釈放があり、
数十年後には出所できます。

つまり死刑制度が平和な社会を支えているのです。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうざいます!

そうですよね。死刑制度が存続しないと殺人が許されてしまう(人を殺しても悪いことではない、のような・・・)気がします。

平和を維持すること、支えること・・・
何となくですが、正義に結び付けられそうです。

分かりやすいご回答ありがとうございました!
とても参考になりました(^^ゞ

(ご回答くださった皆様全員にポイントを差し上げたいのですが、先着順とさせて頂きました)

お礼日時:2007/12/04 02:26

正義を考えるならまず対義語の「悪」を考えてみるのがよいでしょう。


この場合、悪=犯人であり、それを処罰もしくは排除するのが正義にかなう、ということになります。
罰を与えることと排除は別物ですから、2つの意味があることにもなりますね。
(ちなみに細かい話ですが、死刑制度が正義なのではなくて、正義の観点から死刑に処す、かな。)

また今日では「被害者感情」も重視されることが多いようですから、その点も理由のひとつになります。
正式な手続きを経て国家が処罰することによって、社会の平穏を維持しつつ被害者の要求を充たすことができる、というわけです。

no.1の方の意見も重要です。
なぜなら今日の刑法には、処罰をすることによって言ってみれば見せしめ的犯罪防止効果(一般予防という)も期待されているからです。
刑罰が重いから殺人はやめておこう、といったような。

「正義」という言葉自体が曖昧で多義語なのですから、
理論付けも多くなって当然です。
理由はたくさんあった方が説得力がありますし、質問者様が悩んでいるものを全部列挙して大丈夫だと思いますよ。
ただし、その根拠と論理的説明は忘れずに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

なるほど、正義だけではなく悪も考えてみるのですね。
また「正義の観点」という見方は思いつきませんでした。今まで死刑制度=正義の見方しか思いつかなかったので、とても新鮮です(^^ゞ

そしてたくさんのアドバイスもありがとうございます!
そうですよね、根拠と論理的な説明がなければディベートに負けてしまいますね(^_^;)
当日にそなえて原稿作成・資料探しなどなど、がんばりたいと思います。
とても分かりやすいご回答ありがとうございました(*^_^*)

(ご回答くださった皆様全員にポイントを差し上げたいのですが、先着順とさせて頂きました)

お礼日時:2007/12/04 02:52

死刑は法制度であることは明らかです。

そうすると法制度から見た「正義」と法制度によらない「正義」と区分して議論すべき、というのが私の意見です。
1.法制度から見た「正義」・・・建前としての正義
憲法の「生存権」「幸福追及権」みたいな権利を読んで、調べてください。これを殺人という行為により他人の「生存権」を犯した人物に対して、「生存権」をはく奪するのはやむを得ない・・・という正義が出てくるでしょう。
2.道徳論から見た正義
大体において「人を殺すことは悪だ」という前提で、人を殺した人を殺人罪にするのは論理矛盾である・・のような議論のようです。
この道徳的正義論の問題点は、一般人とか権力者の立場で、死刑問題を論じている点です。たとえば、自分の妻子を殺された立場では、こういう意見は「正義に反する」としか言いようがないでしょう。
3.制度の不備から見た正義
殺人をしていない人を殺人者と誤って、死刑執行してしまう危険性が排除できない以上、死刑制度は「正義に反する」という見方です。
私の意見は、制度の不断の改善を計ればよく、死刑廃止を根本的に否定する根拠としては薄弱というものです。
4.量刑過多からみた正義
「殺人者に対する量刑としれは、無期懲役で十分」みたいな意見です。私の意見は、加害者からの一方的意見にすぎません。被害者の立場では、最愛の家族、友人、知人を殺された立場では、「死刑」すら不満足でしょう。
5.最大多数の最大幸福の観点の正義
要するに加害者から見た正義、被害者から見た正義の比較考量が大切です。どちらを選択するかは、結局は国民の総意できめること。国民の相違が死刑肯定なら死刑は肯定されるのが正義。
但し死刑廃止論は弾圧したり、抑圧せず、耳を傾けるべき。但し、一部弁護士のような、死刑廃止論を実現する手段として、不当法定活動に走るのは許されない(オウム裁判の弁護士はケシカランの考えている人が大多数でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

今までは「ただ正義は正義!」と一点張りのようにしか考えられなかったのですが、
いろいろな観点から考えることの大切さを痛感しています・・・(-_-;)

たくさんの詳しい意見ヒントやにとても感謝しております。(もやもやが一気に吹き飛びました!)
参考にさせていただきますね(^v^)

とても分かりやすいご回答ありがとうございましたm(_ _)m

(ご回答くださった皆様全員にポイントを差し上げたいのですが、先着順とさせて頂きました)

お礼日時:2007/12/04 02:37

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