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今日、縦横違うガットを使っている人を見ました。
アレはどのようなメリットがあるのでしょうか?

また、私はテニスを週二回程度でかなりスピンをかけていつもうっています。こんな私が縦横違うガットを使うとしたらどんな組み合わせがいいでしょうか?

一度に二つの質問すいません。どちらかだけでもいいので教えてください。おねがいします。

A 回答 (1件)

一応、職業ストリンガーです。



縦横のストリングを大まかに分けますと縦糸が「飛ばす」仕事をより多くしており、横糸が「感触をつくる」「回転をかける」仕事をより多くしています。
それぞれのストリングにより多くの仕事をさせるために縦糸と横糸に違う種類の糸を張る場合があり、これを「ハイブリッド張り」と呼びます。
例えば質問者の方がより速いスピンボールを打ちたいと考える場合、縦糸により反発力が高い糸を張り、横糸にボールの引っ掛かりが強い糸を張れば望む性能が生み出されるわけですね。
こんな感じで自分の欲しい性能がより引き出せるのがハイブリッド張りの最大のメリットとなります。

ただし、そんなハイブリッド張りにもデメリットはあり、一般的に多くの方がやっている縦糸にポリ系素材・横糸にナイロンorナチュラル素材をの場合、縦横の糸の素材がそのものが違うためにそれぞれの糸の伸び率が変わり一ヶ月ほどでバランスが崩れて打球感触が悪くなってきます。
また、縦糸・横糸どちらかにポリ系の素材を使用すると交差するナイロンorナチュラル糸への攻撃性が高まり思ったよりも早く切れてしまうこともあります。

このようにメリットもデメリットもあるハイブリッド張りですが、試してみる価値は十分にあると思います。
まずは、ポリ&ナイロンのハイブリッド張りの糸をひとつのパッケージにしたストリングで一番オーソドックスだと思われるGOSENから発売されている剛戦X3(1,955円)をお試しいただくのが良いと思います。
普段よりも張り上げテンションを3ポンドほど下げて、まずは基本どおり縦糸にポリの糸を縦糸にして、次回の張り替えでは横糸にポリを使って試してみて下さい。
試してみて良い感触を持てれば、いつもストリングを張っているお店のストリンガーさんに相談しながら自分の望む性能を目指していろいろと試してみると楽しいですよ。

より良いストリングに出会えるといいですね。
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