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初めまして。
10カ月になる先天性心疾患を持った子供の母親です。
産まれてからすでに2度手術を受けましたが、今回心臓の具合が思わしくなく内服薬調整のため入院することとなりました。
そこで、慢性心不全改善薬のアーチストとと言う薬を始める事になったのですが、先生から薬に対する充分な説明が聞けませんでした。
赤ちゃんこの薬を使うこと、効果やリスク、今までのこの薬での結果や経過の現れる時期など、どなたか知識をお教え下さい。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

こんにちは。



アーチストはもともと高血圧の薬として開発された
β遮断薬と呼ばれる種類のお薬です。
現在ではむしろある程度重度の心疾患に広く使われています。
慢性心不全治療ガイドラインによると、基本的にはARB
(アンジオテンシン変換酵素阻害薬、例:ブロプレス)を使いますが、
症状が既にでている方にはβ遮断薬を用いるとあります。

古い薬なので比較的先生方も使い慣れているはずですが、
少々慎重に使いたい薬で、
ある程度心不全が安定してから少量ずつ使います。
比較的効きが強いですが、添付文書によると臨床試験時の奏効率は
47.3%とのことです。

添付文書によると、小児への投与実績は十分ではないので、
慎重な投与が求められています。
頻度は不明ですが、重篤な低血糖症状があらわれ,
死亡に至った例も報告されているとのことです。
ただ、入院中であることを考えると血糖や血圧などの管理は
24時間体制で行われているはずですので、
そのリスクはかなり低いと思われます。
むやみに不安になる必要はないと考えます。


いずれにせよ、少しでも不安がある場合には、
主治医から説明をお受けになるべきです。
大事なお子さんの命がかかっていますからね。
患者さんやそのご家族を安心させるのも、医師としての立派な職務です。

お子さんの健やかなご成長をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

迅速にご回答頂きありがとうございます。
安心しました。
また主治医に確認してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/07 21:34

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