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誰が一月一日をこの日にしようと決めて、どうして世界中が特に大きな混乱もなく(なかったのかどうかわかりませんが)この規則に従うことになったのですか?
世界中で独自の暦があっただろうし、宗教じゃないけどそれ捨てろと言われたら反発もあったんじゃないかと
それに、何もこんな寒い時期を年の初めにしなくてもよかったんじゃないのと思うんですよね
それとも一年が12か月じゃない国とかもあるんでしょうか

A 回答 (1件)

>それとも一年が12か月じゃない国とかもあるんでしょうか


あります。太陰暦など独自の暦を使うと、グレゴリオ暦(現在の暦)と違って、正確に12ヶ月にはなりません。日本も江戸時代までは太陰暦でしたので、閏月-暦の調整の為にもう一月(13月)を設ける。こともありました。

>世界中で独自の暦があっただろうし、宗教じゃないけどそれ捨てろと言われたら反発もあったんじゃないかと
今でも独自の暦に対応して生活している地域はたくさんあります。
例えばイスラム教の国ではイスラム暦(ヒジュラ暦)を用いてラマダンなどの宗教儀式を何時行なうか決めています。

また日本で江戸時代まで使用してた太陰暦(旧暦)も、中国・韓国ではそれなりに利用され、中国・韓国・ベトナムあたりでは、旧暦正月のほうが盛大にお祝いします。また日本でも、神社や寺院などの宗教行事は旧暦で行なうこともあり、身近なところだとお盆がそれにあたります。

現在のグレゴリオ暦が世界的に採用されているのは、大航海時代に西欧諸国が植民地政策を行なうのに、自分たちの使っていた暦を押し付けたのが始まりですが、ユリウス暦には他の暦と比較にならないほどの正確さがあり、4年に1度の閏日(2月29日)と100年に一度の閏年をやめる年などを入れるだけで、かなり正確に毎年同じになります。
太陰暦がほとんどの、各地の旧暦では毎年11日程度のズレがでるため、4年で閏月を入れるような調整が必要になります。

このため、結局のところ暦として一番頼れるのはグレゴリオ暦ということであり、世界中が貿易などで繋がった結果、全世界的にグレゴリオ暦が通用することになったのです。(国際間で結ばれた条約とか契約書の日付がまちまちだとトラブルになりますよね)

日本では、グレゴリオ暦を採用したあと公的には、旧暦を使わなくなりましたが、伝統文化や宗教的な行事のために、今でも旧暦のカレンダーも手にはいります。ほかの国でも、自国の文化に合わせて自国の旧暦とグレゴリオ暦をうまく使い分けているようです。

キリスト文化に反発するイスラム圏でも、グレゴリオ暦は有益だとして受け入れられています。
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この回答へのお礼

とても詳しい説明ありがとうございます

暦を知るだけで世界や歴史が見えて面白いですね
有用だから利用してるうちに浸透したんですか
それで宗教改革のような反発が起こらなかったんですね
お盆が旧暦の行事があったことも知りませんでした

グレゴリオ暦をwikiで調べたら誰が一月一日をこの日に決めたかもわかりました
ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改良して1582年2月24日に発布し、同年10月4日(木曜日)の翌日を10月15日(金曜日)とすることを定めたらしいです(wikiから抜粋)
さらにユリウス暦はユリウス・カエサルによって制定され、紀元前45年1月1日より実施されたため一月一日がこの日になったんですね

とてもすっきりしました
ありがとうございます

お礼日時:2008/01/15 17:55

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