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特別甲線、甲線、乙線、丙線、簡易線とあり、今は、第一級、第二級…とあり、A線、B線…とありますが、それぞれの意味と基準を教えていただきたいと思います。

A 回答 (3件)

甲、乙、丙などは、基本的に建設時の規格で、国鉄線路規格によると、


各等級の線路構造はこんな感じです。

(1)最高速度
(2)施工基面における軌道中心から外縁までの幅員(カッコ内はやむを得ない場合)
(3)道床厚(施工基面から枕木下面までの距離)
(4)25m当たりの枕木本数

・特甲線
  重要な幹線であって輸送量が著しく大きく、且つ高速運転が行われるもの。
(1)110km/k以上
(2)2.75(2.6)m以上
(3)250m以上
(4)PC44本、木48本、ガーダー橋上52本

・甲線
  重要な幹線であって、輸送量が著しく大きいか又は高速運転が行われるもの。
(1)95km/h、又は110km/k以上
(2)2.6(2.5)m以上
(3)250m以上
(4)PC39本、木41本、ガーダー橋上52本

・乙線
  幹線であって、輸送量が大きいか又は高速運転が行われるもの。
(1)95km/k
(2)2.5(2.4)m以上
(3)200m以上
(4)木39本、ガーダー橋上52本

・丙線
  特甲線、甲線、乙線及び簡易線以外のもの。
(1)85km/k
(2)2.4(2.25)m以上
(3)200m以上
(4)木37本、ガーダー橋上46本

・簡易線
  幹線以外の線路であって、輸送量が著しく小さく、且つ速度が低いもの。
(1)65km/k
(2)2.4(2.25)m以上
(3)150m以上
(4)木34本、ガーダー橋上41本

なお、上記の結果として、入線できる機関車の軸重、最大勾配や最小曲線
半径も自動的に(原則が)決まったように思います。趣味的には

特甲・甲:軸重16tまで/勾配は原則10パーミルまで/最小曲線は原則400mまで
乙:軸重は14tまで/勾配は原則25パーミルまで/最小曲線は原則300mまで
丙:軸重は13tまで?/勾配は原則33パーミルまで
簡易:軸重は12tまで

のように覚えておいて、ほぼ間違いはないかと。
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この回答へのお礼

詳しく、ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/02 23:54

甲線/乙線/丙線については、他の方が回答済みですから省略。


ただし、同じ線区でも規格が混在するケースもあります。例えば、指宿枕崎線は、先に建設された西鹿児島-山川が簡易線。後に建設された山川-枕崎が丙線です。
機関車を下位の規格線に転属する場合、軸重軽減改造を実施します。また、DD51のように中間台車で軸重を調節できる機関車もあります。

A線/B線は、日本鉄道建設公団の建設線で、採算性の低い順にA線(地方開発線)・B線(地方幹線)・C線(主要幹線)・D線(大都市交通線)・E線(海峡連絡線)と区分されます。
後にG線(新幹線)とP線(民鉄路線)が追加されました。

この回答への補足

E線は津軽海峡線のことですね?

鉄建公団が建設する私鉄路線もあるのですか?!

補足日時:2008/02/02 23:53
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この回答へのお礼

詳しいことをありがとうございました。

お礼日時:2008/02/02 23:53

今の規格ですが、こちらを参考にしてください。


http://www.geocities.jp/rattyee/railway.html
甲・乙・丙の分は調査中です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/02 23:58

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