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アメリカの友人から、最近姪が生まれて、出産にかかわる事情を教えてくれました。アメリカでは出産後(普通分娩の場合)、1-2日で退院するのが普通だとか(これはメディカルカードの種類のよるとのこと)。で、日本は5-7日が普通と連絡したところ、下のような質問をされました。つまり、日本では出産一時金が出るので(皆保険ともあわせて)、6日前後入院するのでしょうか? 或いは、アメリカでは、産後(の肥立ち)をあまり気にしないからなのでしょうか?
又、アメリカでは希望すれば(通常分娩でも)産後ややゆっくりしたいからという理由で1週間くらい入院する事も出来るのでしょうか? アメリカ人に日本の出産にかかわる費用や、病院の入院期間に詳しい方教えてください。又、アメリカのメディカルカードの種類は何種類くらいあるのでしょう?このようなアメリカの友人に日本の出産事情を説明するのに参考になる英文での説明を教えていただければ助かります。

Who pays the hospital bill then? Over here, if youdon't carry medical insurance and you are payingout of your own pocket, the amount will be astronomical.

A 回答 (5件)

アメリカで出産しました。


私が出産した病院では、産後2日の入院でした。
上の子の時は、当日の早朝に入院し、夕方出産したため、2泊で退院でしたが、
下の子の時は、前日の夕方に入院し、翌日早朝出産したため、3泊の入院になりました。
産後2日目が日曜日or祝日の場合も、翌日退院(3泊)になるようです。

アメリカでは、無痛分娩が主流ですから、産後の回復が全然違います。
希望すれば、普通分娩も可能です。
私も最初は普通分娩にこだわっていたのですが、予想以上に陣痛が長引き、痛みに耐えきれず、途中から麻酔を打ってもらいました。
無痛分娩の威力はすごかったです。
嘘のように痛みだけがなくなり、赤ちゃんが降りてくる感じや、出産したという感覚はちゃんとありました。
で、回復も早く、産後1時間で、1人でトイレにも行けたし、赤ちゃんを抱いて病室をウロウロと歩き回ったりできました。
私始め、周りの日本人の友達の感想ですが、
病院食がまずくて、おまけにアメリカンなメニューなので、
1泊で退院して、日本食がガッツリ食べたかったほどです(笑)
2人目の出産時は、陣痛が始まってから、おにぎりとみそ汁を作り、
冷蔵庫に入れておき、レンジで温めた物を旦那に持ってきてもらいました。

出産費用ですが、上の子の時は、無痛分娩+2泊の入院で、日本円にして約170万円の請求でした。
下の子の時は、無痛分娩+3泊で、220万円の請求でした。
友人は、帝王切開+3泊で、1000万円近い請求が来たそうですし、
妊娠7ヶ月目で、低体重児を出産し、赤ちゃんだけ1ヶ月半入院した友人は、1億円以上の請求が来たと言っていました。
ただ、私たちは、妊娠・出産をカバーする保険に加入していたため、
全額カバーされ、1ドルも支払っていません。
妊娠・出産がカバーされる保険は、日本の健康保険の保険料の倍以上の掛け金です。
私の保険料は、1ヶ月で10数万円くらいします。
3人目は考えていないので、2人目が生まれて半年後に、妊娠・出産特約ははずしました。
それでも月々の保険料は5万円(1人)くらいです。

↑のように、医療費も高いですし、
医療制度自体が日本と全く異なります(※)ので、長期の入院は、現実的ではないと思います。
私の知人(日本人)が、一度体調不良を訴え、ごねて入院させてもらった事がありましたが、
1泊の入院+精密検査で200万円の請求が来ましたが、
保険会社に、支払いを拒否され(医師が必要と決めた入院ではなかったため)、自腹で払っていました。
なので、本人希望で、自腹で支払いもするというのであれば、1週間の入院も不可能ではないのかもしれません。

(※)
アメリカでは、病院にかかるのではなく、医師(主治医)にかかります。
通常、主治医のオフィスで診察を受け、専門医の診察が必要だと判断された時は、紹介状を書いてもらい、専門医にかかります。
入院が必要な時は、医師が契約している病院に入院します。
病院には、病院勤務の医師と看護師・スタッフなどがおり、主治医の指示に従って、病院のスタッフが診察&世話をしてくれます。
入院中、主治医は毎日、診察の合間に病院に来て、様子を見ていきます。
出産の場合は、
 陣痛が5分間隔になるor破水するor何か異常がある
     ↓
 主治医に電話し、指示を仰ぐ。
 入院するように指示があれば、主治医のオフィスではなく、病院に行く。
     ↓
 病院では主治医からの連絡を受け、準備していてくれる。
 病院スタッフが、簡単な診察をして、主治医に状況を連絡。
     ↓ 
 主治医の指示の元で、病院スタッフが、促進剤投与など処置をしてくれる。
     ↓
 子宮口が全開になり、そろそろ分娩開始という時になって、主治医に連絡。
 主治医が病院に駆けつけ、分娩。
 主治医が間に合わない時は、病院スタッフが取り上げてくれる。
     ↓
 無事赤ちゃんが生まれたら、主治医は自分のオフィスに戻る。
 赤ちゃんの処置や、産後のケアは病院スタッフがしてくれる。

保険の種類ですが、日本でいう生命保険と同じような感じです。
職場で契約している保険の中から、自分の希望に合う物を選び、加入します。
妊娠を考えている人は、妊娠・出産特約を付けますし、
眼科に通いたい人は眼科特約を付ける、歯科医にかかりたい人は歯科医特約を付ける、という感じです。
私は眼科と歯科医特約は付けていないので、もし眼科や歯科医にかかる時は、全額負担になります。

私も日本に住んでいる時は、健康保険の掛け金が高いとか、医療費が高いとか不満に思っていましたが、
日本を離れてみると、いかに良いシステムだったのか痛感しています。
日本の健康保険の制度は、世界に誇るべきシステムだと思います。
日本の医療について説明するには、まず、日本の医療システム・保険のシステムについて説明しなければならないと思います。
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この回答へのお礼

大変具体的に詳細に回答頂き、有難う御座いました。でも、ご回答を拝見すればするほど、アメリカ人で出産できる人は裕福な人ですね。実際に経験されて、2人のお母さんですね。無痛分娩で2,3日の入院で170万円から220万円も掛かるとなると、出産できる人は「選ばれた人」ですね。そんなにかかっては「貧乏」な人は出産も出来ないのでは?無痛分娩でなく普通分娩で同じ日数の入院でしたらどのくらい安いのでしょうか?
保険はそんなに種類があるのですか?それに、種類も多く複雑そうですね。だから今回ヒラリーさんが国民皆保険といっているのですか?実現できるのでしょうか?
特約といっても、妊娠は予定する事が出来ますが、眼科、耳鼻科、歯科医、その他特殊な胃腸科、泌尿器科、整形外科、等々、病気、怪我は予告なしにやってくるので全部の特約が必要になるのではありませんか?

アメリカの友人に日本の医療制度、保険制度について簡単に説明をしてみます。私のぼんやりした説明で果たして理解してくれるかどうか???確かに比較してみると、日本の医療システムはすばらしいですね。他の先進国で同様のシステムを採用している国がありますか?

アメリカの会社員は日本で言うところの「社会保険」みたいなのは一般にあるのですか(雇用者が半額支払う)?

私の歯医者は(今までのセラミックをやめ、私が保険でやって欲しいとお願いするので)よくアメリカの話をしてきます(アメリカでは500万から1,000万掛かるとか。だからといって、私の懐は変化しないので、やはり保険でしてもらうよりありませんが。)。
でも1~3日の入院では、出血の手当てや患部の状態についてアドヴァイス、母乳の指導、新生児の2,3日の取り扱いと状態、等の指導は、しないのでしょうか?
外国は、文化が違うので全て違うんですね。

お礼日時:2008/02/06 20:06

#4です。



>そんなにかかっては「貧乏」な人は出産も出来ないのでは?

実は、アメリカには、低所得者の医療費を免除する制度があります。
低所得の人は、所得や納税の証明書など、必要書類を提出すると、
「メディケア」という医療費免除のシステムを受けることができ、
妊娠出産にかかる費用および、生まれた子供が21歳(だったと思います)になるまでにかかる医療費がすべて無料になるのです。
ただ、この制度を利用した場合、主治医が選べないとか、病院が指定されるとか、いろいろな制限はあります。
また、日本人駐在者の中には、日本の会社から、年収1000万以上の収入を得ているにもかかわらず、
アメリカでの収入が0円なワケですから、低所得者だと申請して、無料で出産していくフトドキモノも結構います。
で、この制度を利用した多くの日本人は、病院の待遇が悪かったなどと文句を言ったりしています。
この制度のために高い税金を払っている者としては、本当に困っている人に利用してもらいたいと思うのですが、
実際には、不正使用もできるようで、もっと厳しく審査できないものかと不満に思っています。
やっぱり、日本の医療制度は、良いな~と思っちゃいますよね。


>眼科、耳鼻科、歯科医、その他特殊な胃腸科、泌尿器科、整形外科、等々、病気、怪我は予告なしにやってくるので全部の特約が必要になるのではありませんか?

アメリカと日本の通院の仕方が異なるのですが、
アメリカでは、ファミリードクター(主治医)を決めておいて、まずはファミリードクターにかかります。
で、主治医の診断後、必要であれば、胃腸科・泌尿器科・整形外科などの専門医への診断書を持って、専門医にかかります。
ほとんどの保険で、これらの科の受診はカバーされると思います。
眼科と歯科医に限っては、直接眼科歯科に予約を取ってかかります。
眼科と歯科は、医療費も桁違いに高いので、特約?のような形になっているのだと思います。
歯科の場合は保険も治療費も高いので、交通費を払ってでも、日本に帰国して治療を受けてくるという人もたくさんいます。


>アメリカの会社員は日本で言うところの「社会保険」みたいなのは一般にあるのですか(雇用者が半額支払う)?

一般的にはどうなのかわかりませんが、
我が家の保険は、職場が半額払ってくれています。
残りの半額のうち、半額(つまり4分の1の金額)は
旦那が直属の上司と交渉し、上司が払ってくれています。
ウチは毎月、残りの4分の1の金額が、お給料から天引きされています。


>1~3日の入院では、出血の手当てや患部の状態についてアドヴァイス、母乳の指導、新生児の2,3日の取り扱いと状態、等の指導は、しないのでしょうか?

産後の悪露の処置は、産後初めてのトイレで、教えてくれます。
入院中は、何度も子宮の戻り具や悪露の様子を見に来ます。
退院時に「こういう時には速やかに受診を!」という注意書きをもらい、簡単な説明を受けます。
産後2日目で退院しますが、出産1週間目(日本でちょうど退院する頃)に経過を見るための受診をします。
母乳の指導は、一応こちらにも専門の人がいて、希望すれば受けられます。
ただ、こちらは日本ほど母乳神話がないので、母乳で育てたければ育てればいいし、
母乳が出ないなら、ミルクをあげれば良いんだから、無理しなくて良いよ!という感じで、
あまり一生懸命教えてはくれません。
おっぱいのマッサージなども当然ありません。
乳腺炎になれば、母乳を止める薬を処方され、ミルクにするよう勧められますし、
おっぱいをマッサージして、辛い思いをしてまで母乳を与えたいという日本人の考えは理解されないようです。
新生児のお世話については、妊娠中に両親学級のような物があります。
私も上の子の時には、何度か夫婦で参加し、オムツ交換の仕方や、首すわり前の抱っこの仕方など、人形を使って練習しました。
お風呂の入れ方なども教わるのですが、アメリカの入浴のさせ方と日本のさせ方では異なるので、日本の育児本でイメージトレーニングをしておきました。
入院中も、特に指導はないのですが、ナースコールをして、
「わからないので教えて欲しい、一緒にやって見せて欲しい」と言えば、
オムツ交換の仕方や、へその処置なども、教えてくれます。


私自身、妊娠出産を通し、アメリカで病院にかかりましたが、
日本とアメリカでは、全然考え方が違うので、勉強になりました。
健診では、一通りの健診を終えた後、最後に主治医が
「何か心配なことや、聞きたい事はありますか?」と聞いてくれます。
主治医が言うには、日本人は、ありません、と答える人が多いそうです。
「今の時間は、あなたが予約した時間なんだから、
 分からない事や不安な事は、遠慮しないでなんでも聞いて良いんですよ」
と言われ、それ以降、健診前日に、聞きたい事などをメモしていくようにしました。
患者側が、自分の体の事をしっかり勉強して、医師に質問相談すれば、
医師も看護師も、専門用語などを交えて、患者が納得するまで説明してくれます。
そういう意味で医師も看護師も、プロ意識が高いと感じました。
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この回答へのお礼

mamigori様、再度、ご回答頂き、有難う御座いました。

{「メディケア」という医療費免除のシステムを受けることができ、
妊娠出産にかかる費用および、生まれた子供が21歳(だったと思います)になるまでにかかる医療費がすべて無料になるのです。}

アメリカの「メディケア」は低所得者層に対して21歳になるまで医療費が無料って、本当に低所得者にとっては有り難い制度ですね。

{産後の悪露の処置は、産後初めてのトイレで、教えてくれます。
入院中は、何度も子宮の戻り具や悪露の様子を見に来ます。}
入院中はといっても1~2日の入院だと思いますので、数日悪露の様子をチェックするという事はないのですね。でも、拝見していると全てが合理的で、日本方式になれた人から見れば、「機械みたい」でついてゆけないと感じるかもしれないし、逆にアメリカ方式になれた人から見れば日本での産後の扱いは「丁寧すぎ」と言えなくもない、、かも。

ファミリードクターについて、日本人としてはなかなか理解しがたいところがありますね。ファミリードクターは自分で決めるのでしょうか?ファミリードクターは全部の診療科に精通しているのでしょうが、例えば耳鼻咽喉科への診断書を持参する事になると、耳鼻咽喉科の医者は自分で選んでもいいのでしょうか?ファミリードクター制度はファミリードクターが患者の事を全部把握することになるのでその点では、良い制度ですね。

アメリカの医療制度を拝見して、日本の制度のよさを改めて再発見する一方で、日本の医療体制にもやはり不安や不満も残りますが、ある程度の不満は仕方が無いですね。
出産後のケアーだけでなく、子供医療、成人医療、色々国によって異なっていると思いますので、mamigoriさんのように外国で医療を受ける人にとってはかなり冒険だった事と推察いたします。
お蔭様でアメリカの医療について多少理解できました。

お礼日時:2008/02/09 22:10

出産に関することにはまったく無知なので適切な答えを持ち合わせていないのですが、アメリカの医療保険制度は日本のそれとは全然違います。

日米同じなのは雇用主が従業員のために保険契約するということくらいで、あとはむしろ損害保険の感覚を当てはめたほうが理解しやすいです。保険内容は自由競争なので(3割負担というルールも無く、まったく契約内容次第)、出産はおそらく掛金の高い保険ならカバーされるし、安いのだとダメでしょう。安い保険は、そもそも受診できる病院に制限があります。医療費も日本のような均一料金ではない自由競争だから、保険会社は安い病院と契約するのです。ただ平均すれば保険を考えない素の治療費も日本より何倍か高いはずです。バイクで転倒し肋骨を折って応急処置を受けたところ140万円の請求がきたというニュースが昨年ありました。
http://www.asyura2.com/07/hasan50/msg/116.html

国保の負担が高額と仰りますが、アメリカのそれに較べれば全然貧乏人に優しい制度です。金持ちも貧乏人も同じように医者にかかるのに、保険料は所得に応じてかかるから収入の少ない人は相対的に得をしているのです。さらに治療費にいくらかかっても患者の自己負担は一定額(月8万程度)までという制度はすばらしいセーフティーネットです。アメリカが先進国の中でも例外的に悲惨だったりするのではありますが。保険料を払えない無保険者が国民の6人に1人で、自己破産原因の2位が医療費、しかも破産者の8割は保険に入っていたにもかかわらず・・・です。
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この回答へのお礼

自分は日本の医療制度に不満を持っていたのですが、回答を拝見すると、こんな高い医療費でアメリカ人はよくやっているなと変なところで感心させられます。
こんなに医療費が高額ならやはり保険に入るべき、と思いますが、保険料も支払えない人がいるとなると、、、(どうしたらいいのでしょう)。
当然、日本のように出産一時金なんてないのですよね。よその国の事なのでおせっかいかもしれませんが、大統領ももっと国民に目を向けなくては。自身もひとことではなく、毎月2,3万の医療費を支払っており、でもきついです。この質問で私自身「高額医療費」をはじめて知りました。本当に良い制度ですね。有難う御座いました。

お礼日時:2008/02/06 19:17

アメリカで入院期間が短いのは出産に限らず病気や怪我でも同じです。

理由は入院費用が高いからです。なので本当の重症患者以外は病院の隣のホテルから通院するという笑えない話があります。

ゆっくりしたいからという理由で長く入院することは、理屈としては可能かもしれませんが、保険会社(健保組合ではなく民間です。自動車の任意保険のようなものです)から支払い拒否されるから大金持ち以外にはできないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。日本でも決して入院費用は安くないと思います。多分それ以上にアメリカでは高額なのでしょうね。
アメリカでは、日本のような出産一時金はないんでしょうね。それに準じたものもないのですか?全部自腹?でも、メディカルカードでいくらか補助があるようですが、その補助は何割くらいなのでしょう?又、1回の普通分娩で、出産費用はどれくらい掛かるのですか?

日本は国保の保険料が高額ですが(私にとっての意味です)、ひょっとして、医療でお世話になるときはアメリカの方が大変?
アメリカの事情がよくわからないので、まだ的を絞った質問でなく申し訳ありません。

お礼日時:2008/02/03 14:36

とにかく日本はアメリカに比べあらゆることにtoo muchだということだと思いますよ。


私の友人(日本人)がアメリカで出産したのですが、
帝王切開だったにもかかわらず、出産日の4日後には抜糸と同時に退院しましたから。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりまして、すみません。日本は too much なんですか?日本しか知らないので、、、。でも、すぐに回答頂き有難う御座います。

お礼日時:2008/02/06 18:59

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