
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
歴史的に言えば、大元は瓶子だったようで、徳利は後から考案された物のようです。
平家物語にも「瓶子(平氏)の首が落ちた・・・」(瓶子が転倒したという説もあり)という鹿ケ谷の変のお話が出てきますし。
この時の瓶子は酒盛りで使われています。
徳利が考案され安価に流通するようになって瓶子は神器となったようです。
構造上は、瓶子は元々白い素焼きですが、徳利は素焼きの頃も白ではなかったようなので、原料の粘土にも差が付いていたようです。
今でも瓶子は色つきはないですよね。(一部、色つきもあるようですが神事には用いません)
回答ありがとうございます。
不勉強なものですから平家物語にそのようなお話があるとは知りませんでした。勉強になります^^
だんだん把握できてきました。
つまり、
(1) 徳利が考えだされるまでは祭器や酒肴の用途に区別なく瓶子が使用されていた。
(2) 徳利の誕生。徳利はお酒専用となり、瓶子は宗教用具へ。
(3) 現在に至る。
というわけですね。
どうも「徳利・瓶子・銚子・ちろり」などがゴチャゴチャしてしまい、こんがらがってしまっていましたが、ようやく分かってきました。
ありがとうございました^^
No.1
- 回答日時:
私は神社の宮司です。
私の神社や地方に関して言えば、
瓶子は神事に用いる酒器です。
徳利はそれ以外の酒器です。
ですから神前に徳利の酒はお供えしませんし、
みんなで酒盛をする場合には瓶子は使いません。
それに瓶子は白無地で蓋付ですが、徳利はそうではないケースが多い
ですよね。
さっそくの回答ありがとうございます。
実際の神職の方から貴重なお話を聞けて大変うれしく思います^^
なるほど。神事に用いるのが瓶子というわけですね。
テレビの画面などで見たことがありますので、「フムフム。瓶子とはこういうかたちのものなんだ」などとは思っていたのですが、Google で検索してみますと、
「灰釉印花文瓶子」
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/cgi-bin/o …
や
「黒漆瓶子」
http://www.narahaku.go.jp/resources/kiyo/07/kuch …
などが検索されましたので、混乱してしまったのです。
「あら?徳利と紋様も形もあまり違いがないのじゃないかしら」と。
特に「灰釉印花文瓶子」の方は一升徳利とあまり相違がないように思えて、訳が分からなくなってしまい質問をさせて頂きました。
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