人生最悪の忘れ物

コソボについて下のどれでもいいので教えてください。
コソボが独立したとして、その利点と欠点。
国連は1999年時独立を認めていなかったのになぜ今独立を支持しているのか。
今のコソボはセルビアに支配されているのか。セルビアとは今どういうつながりがあるのか
経済的にセルビアやほかのもともとユーゴだったところと比べてどうなのか
今半分独立しているのに独立を認めない理由はなぜか 何か利点があるのか
アルバニア人の少数派セルビア人に対する迫害があるというのは本当なのか
お願いします。

A 回答 (1件)

あまり情報が無いため、詳細はわかりませんが。


現在コソボでは、セルビア側の承認が無くても独立宣言をする方向に動いているようです。
一方セルビア側は、コソボ独立を支持するEUとの協調を重視する勢力と、EUと決別してでもコソボ独立を阻止しようとする勢力が拮抗しており、この間の大統領選挙では、EUとの協調派の候補が僅差で勝利しました。(EUとの協調派が50%、民族派が47%程度だったと思います。ただし、コソボの独立に反対するのは、70%になり、EUとの協調をかかげた大統領でも、実質独立容認はできないのが現実です)

現在のコソボは、完全にセルビアの支配から離れて、実質的に独立国となっています。
(中国と台湾の関係のように)
そのため、コソボの独立を認めるべきだとするのがEUの言い分です。
(セルビアと親しいロシアの影響力を削ぐという意味もあります)
しかし、コソボは、中世のセルビア王国の中心地域で、日本で言うと奈良や京都に相当します。
セルビア人の故郷でもあるわけです。
セルビアとしては、「トルコに侵略された時に、セルビアの古都が、トルコに協力したアルバニア人に奪われた」との思いがあります。
一方アルバニア人とすれば、「トルコに追われて逃げ出して無人となった土地に住みついただけ」という思いがあり、かみ合わないのが現実です。
そのため、セルビアがトルコからコソボを奪い返した後、アルバニア人を弾圧します。
そしてEUなどの力をかりセルビアを追い出した後は、残留しているセルビア人に対する弾圧を強化しており、それまで混在していたセルビア人とアルバニア人は、村ごとに別れているようです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます!

お礼日時:2008/03/12 14:30

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