「お昼の放送」の思い出

わたくし、Windows98-SEのユーザーです。
この度、漢文関係のホームページを作る!ということで
作成に取り掛かろうと思ったのですが、
なにしろ、漢文関係のソフトを全く知らないので。
このカテゴリーのみなさまに聞くのはいささか変ではあるのですが
いちおう、外国語ということなので・・・。
タイトル通り、漢文の訓読文作成ワープロソフトを知っている方
または、Microsoft-Wordでの作成方法を知っている方、
どしどしご返事ください。
ほんのささいなことでもいいです。

A 回答 (5件)

初めまして。

私は大学で東洋史をやっていました。卒論もMicrosoft Word 98で作ったので、参考までに書きたいと思います。

まず、前提を否定するようですが、漢文関係のものを作ろうというんだったら、Wordよりは一太郎(厳密にはMS-IMEよりATOK)の方がずっと漢字を探しやすいと思います。Wordで漢字を探すときは[記号と特殊文字]という所からいちいち探すか、IMEパッドから探すしかありませんが、一太郎(というかATOK)の文字パッドは漢字の部分を組み合わせて探す方式なので、そっちのほうが探しやすいと思います。

次に、漢字が見つからない可能性があると思いますが、MS-IMEでもATOKでも、「示」へんの入っている漢字で旧字体のもの(つまり、「示」がそのままの形で入っているもの)はあまりありません。完璧を期そうとすると途中で壁にあたってしまうと思います。それでも漢字を絶対に表示したい、というなら、参考URLにあげた「トロン文字収録センター」で探せば、まず間違いなく見つかります。あとは、市販されているものとして、「超漢字」というOSがあります。詳しくは店頭で確かめてみてください。

そして、HPに漢文を表示するということですが、レ点などを表示する方法はいくつかあります。まず(1)上付き・下付きを使う。Wordにも一太郎にも上付き・下付きの機能はあるはずなので、それを使えば(見た目は悪いですが)一行で漢文を表現できます。そして(2)前後1行ずつ取って(つまり漢文の行も含めて3行)、送り仮名など行の右側にくる文字は漢文の前の行に入れて下付き文字にし、レ点など行の左側にくる文字は漢文の次の行に入れて上付き文字にする。行は取りますが、見た目はこっちのほうがずっとよくなるので、検討してみてください。

あと、どうしても出ない漢字は、ひらがなで書いてそのひらがなに下線を引き、それをクリックすると漢字を表示させる、などの手段もあります。それを実践している(漢文ではなく歴史ですが)ホームページがあるので、見てみてください。
名前:世界史の上っ面を撫でるページ
URL:http://www2.justnet.ne.jp/~kankon/welcome.htm

お役に立つでしょうか。

参考URL:http://www.tron.org/

この回答への補足

みなさん、いろいろ情報のご提供ありがとうございます。
現在みなさんの方法で検討中ですので、少々お待ちください。
また、よりよい方法をお持ちの方の投稿もまだまだお待ちしております。
あと、ホームページ製作に関しての知識はプロ並みにありますので
そっちの方は心配いりません。
(もちろん、漢文ホームページは作成経験なしですけど・・・)
どうぞ、よろしくお願いいたします。

補足日時:2001/02/08 18:51
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TEXを使うのならここにあるスタイルファイルが便利です。


漢文用の返り点などだけでなく、古文書の双行、三行割、複双行、等も
出力できます。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~kinsui/TeX/09204214 …

ここでは漢文を縦書きでHTML表示しています。
excelで漢文縦書きHTMLを作るためのフリーソフトもあります。
http://www.gunma.med.or.jp/ota/henkan/tate/index …

ここにはその他のHTML縦書き用ソフトが紹介されています。
http://kyoto.cool.ne.jp/tatering/nyumon/tools.html
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実は私も聞きたいくらいです。

国語の先生とかどうしてらっしゃるのでしょうね。

で本題ですが,nutsさんもおっしゃってますように,印刷が目的の場合と,ウェブページの場合とで,分けて考えたほうがよいでしょう。

まず印刷のほうですが,以前漢文のプリントを作ったときは(ソフトはWord95),次のようにしました。
(1)白文と返り点,句読点だけを入力。レ点はカタカナの「レ」,一二点は漢数字の一・二をそのまま打つ。
例えば,「百聞は一見に如かず」なら「百聞 不レ如二 一見一。」
その際,あとで送りがなをつけるのでそのスペースを適宜あけておく。
(2)返り点を1文字ずつ範囲指定して,下付き文字にする。(実際には縦書きなので左に寄る)
(3)送りがな・振り仮名はルビとして処理する。上の例では,「百聞」の次のスペースに対して「ハ」というルビをふる。同様に,「如」の次の「二 」に対して「カズ」を,また「一見」の次の「一」には「ニ」とルビを振る。

なんというか,とにかく印刷できればいいやということで,あまり洗練されたやり方とはいえません。それにnutsさんもおっしゃっているように,確かにめんどうくさいです。
また,再読文字のように左側にもルビが登場するとお手上げです。

もっと融通が利く方法としては,LaTeX(ラテフ)を使う手があります。LaTeXはWordなどとは異なり,文書の中にさまざまなコマンドを埋めこんでいく方式で(HTMLと似ています),Wordに慣れた人には最初は違和感があるかもしれませんが,使いなれると便利なものです。
(ただ,漢文に関しては入力はかなり手間がかかります。エディタ用のマクロを作ってやればよさそうですが…)
これについては,藤田眞作さんの「続LaTeX2ε階梯・縦組編」(アジソンウェスレイ,98年)や,同じく「pLaTeX2ε入門・縦横文書術」(ピアソン・エデュケーション,2000年)に詳しく載っています。藤田先生のページは
http://www.chem.kit.ac.jp/fujita/fujitas/fujita. …
のはずですが,今やって見たところつながりません。

なお,そのときはたまたま第2水準までで足りたのですが,第1・2水準にない漢字が出てくる可能性は高いですね。
第3・4水準は,現行の小・中・高校の教科書に現れる漢字を,著者の名前なども含めてすべてチェックして選んでいますので,第3・4水準まであればかなり用は足りると思います。
具体的にどうやって第3・4水準漢字を使うかについては,「青空文庫」のサイトにある下記のページが参考になるでしょう。
「新JIS漢字時代の扉を開こう!」 http://www.aozora.gr.jp/newJIS-Kanji/newJIS1.html

ちなみに,ユニコードが使える環境でしたら,3190~319Fに返り点類があります。

次にホームページをどうするかですが,きちんと(HTML言語で)処理するのはなかなか難しいと思います。現実的な方法としては,
○白文(漢字だけ。「百聞不如一見」)と読み下し文(百聞は一見に如かず)しか載せない。
○どうしても句読点や返り点のついたものが必要なときは,WordなりLaTeXなりで出力し,画像として貼り付ける。
といったあたりが無難ではないでしょうか。
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お言葉に甘えてささいなことを(^_^;


漢文をちゃんと記述するならJIS第二水準ではおそらく不足なので、第三、第四水準を含んだ、あるいはUnicodeのフォントセットが必要になりますよね。具体的にどんなものがあるかは調べないとわかりませんが。
MS-Wordで単に返り点をつけるだけなら、フォントサイズを小さく、ジャスティフィケーションを左寄りになるよう調整したスタイルを作っておいて、返り点の文字に指定する方法がとりあえず考えられます。それじゃめんどくさい、という話なんでしょうけど。
それより、ウェブページを作られるという目的だそうですが、フォントの種類やジャスティフィケーションの指定がかなり大変なことになりませんか? そもそもHTMLでの縦書きを実現する方法でさえ、どれがベストかというのはまだ議論中ですし。ワープロで印刷用の文書を作成するのと、それをネットで誰でも見られるように公開するのとでは、根本的に問題が変わってくるように思いますが。

今気づいたんだけど、とりあえず横書きでフォントの問題を無視していいなら、返り点は下付き文字として<sub>タグの利用をすればいいのかな。
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網路資源 → 漢籍関係サイトへの出発サイト


http://home9.highway.ne.jp/Karitsu/link_top.htm
私もよく判りませんが、上記をたどってみてください。
或いはそれぞれの頁を作成なさっている方に直接メールを送って聞いてみるとか…

あとは、中国古典籍データベース → 中国古典籍の電子化テキストのリスト
http://hyena.hle.niigata-u.ac.jp/files/dbase.html

余り力になれません<m(__)m>
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