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 現在日本史で大和政権の範囲をやっているのですが、朝鮮の日本(倭)に対する書物(漢書)で、どこの部分が「出典」なのか分かりません。

 3つあるのですが、
1.『漢書』地理志
  夫れ楽浪郡海中に倭人有り、分れて百余国~…。(原漢文)
2.『後漢書』東夷伝
 建武中元二年、倭の奴国、貢を奉じて朝貢す。使人自ら大夫と称す~…(原漢文)
3.『魏志』倭人伝
  倭人は帯方の東南大海の中に在り~…。(原漢文)
4.倭王武の上表文
  興死して弟武立つ。自ら~…。(『栄書』倭国伝、原漢文)

一体どの部分が「出典」なのでしょう??()の中ですか?それとも『』でしょうか?

A 回答 (3件)

この場合「出典」とは、#1の方が書かれているように、


引用したものの出所である文献や書籍のことをいいます。
ですから『漢書』『後漢書』『魏史』『宋書』でOKです。

ただその時、その文献は何十巻も(ときには百巻以上)あるときがあり、
単に『漢書』『後漢書』『魏志』などと記しても、
いったいどこにあたればいいやら分かんなくなります。

そこで出典元が膨大な文献・書物の場合、
『「漢書」地理史』『「後漢書」東夷伝』『「魏史」倭人伝』『「宋書」倭国伝』
というように、それぞれの条名(なんとかの巻、みたいなもの)まで記すようにしてください。

#ちなみに(原漢文)というのは、
もともとは漢文で書かれています、という「注釈」です。
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この回答へのお礼

 一言に『漢書』といっても何百巻にも分かれているんですね。
あまり詳しくないので、とても勉強になりました!『「漢書」地理志』でOKですね(^^
>原漢文
そういう意味だったのかぁ(’’丁寧に教えてくださって有り難うございました☆

お礼日時:2002/07/03 20:02

 漢書は前漢書。

全部で20巻あって、その中に地理誌がありますね。
 後漢書も120巻あって、その中に東夷伝。
 魏志倭人伝は烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称。
 これらのようになっております。ですから、まぁ、『』の中だけではないのですが、高校の授業ではそこはあんまり、ぎちぎちとはやらなくても。魏志倭人伝、漢書東夷伝全体で出典ととらえてはいますので、テストではそれが正解になるでしょうし、実際、そうしていました。
  
 
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この回答へのお礼

 漢書は20巻もあるんですか~。後漢書は120巻…!?ものすごい量ですね。
専門的にやると大変そう(笑)
こまかく分かれていたことは初めて聞いたので勉強になりました!
有り難う御座いました☆

お礼日時:2002/07/03 20:07

引用されたデータの出所…つまり書物の名前、が出典です。



そんなワケで『』ではアリマセン
後漢書東夷伝、が出典です。
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この回答へのお礼

こんなに早く回答が返ってくるとは思いませんでした。
『』を含めて後漢書東夷伝が出典なんですね~!
これで分からないところが解決したので良かったです。ありがとうございました(^^

お礼日時:2002/07/03 19:58

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