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昭和56~59(1981~1984)年頃、小学校の図書館で借りて読んだものです。
“少年少女世界の文学集”のようなものに収録されていました(出版社は覚えていません。一冊に一作品ずつでなく、何作品ずつか収録されていました。
背表紙の巾が4~5cmくらいあり、表紙の大きさはA4くらいだったと思います)。

題名は「○○と△△」。
○○と△△は外国人のファーストネームで、恋人同士の女性と男性だったと思います。

あらすじは、題名の恋人同士がいましたが、女性のほうがさらわれてしまいます。
館かお城の、自分にあてがわれた部屋にいると、
主の小人が、召使たちに抱えられてやってきます。
(小人といっても、大人の背丈の半分くらいはある感じです。悪人っぽい描きかたでした。)
娘は、好奇心から、思わず小人が頭にかぶっていたものを持ち上げ、
頭をこつんと叩いてしまいます(長いあごひげをひっぱるのだったかもしれません)。
そして自分でもびっくりして、大声をあげます。
すると、小人や召使い達は驚いて、あたふたと部屋から出て行きます。
あとに残った落ちている頭巾(頭巾だったかと思います)は、実はかぶると姿を消すことのできる頭巾でした。
娘はそれをかぶって姿を消します。
話の筋は、ここまでしか覚えていません。
ただ、「館の庭(か近くの森)に、涙で濡れたハンカチが落ちているので、娘が近くにいることが分かりました」というような記述があったのを覚えています。

小人や姿が見えなくなる頭巾といっても、わくわくするようなお話ではなく、
不運な娘が嘆くお話、でも何となく耽美的なムードであるのを、子どもながらに感じていました。

挿絵は白黒で、銅版画ほどではありませんが、細い線で描かれていた記憶があります。

その文学集には、確か「君よ知るや南の国」「即興詩人」「アルプスの少女」「失われた世界」は収録されていたという記憶がありますので、
それらが入っているという点で
小学館の「少年少女世界の名作文学」ではないかと思い、
その中でそれらしい題名「ポールとビルジニイ」を
近くの図書館で借りてみましたが、全く別のお話でした。

借りてみると、小学館のものは、
本の大きさ(縦22cm)も記憶と近いですし、
各ページの行が上下二段に分かれていること、
挿し絵の感じも、何となく覚えがありますので、
昔借りていたシリーズは、小学館のものだったのかもしれません。

この小学館「少年少女世界の名作文学」の、
各巻に何が収録されているかの一覧を見ると、
「何々 何々・ほか」という巻もありますので、
ひょっとすると、その「ほか」の中に入っているのかもしれません。

ただ、今回お尋ねするお話が、
“少年少女世界の名作文学”のようなものに収録されていたということや、
「○○と△△」という題名だということは、
記憶違いなのかもしれません。

どなたか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非お教えください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

プーシキン作「ルスランとリュドミーラ」ではないでしょうか。


(「ルスランとリュドミラ」という表記の場合もあります。)

国際子ども図書館のウェブサイト
http://www.kodomo.go.jp/resource/search/toc.html
で調べてみたところ、
小学館の「少年少女世界の名作文学」だとすると、
第33巻(ソビエト編1)に入っているようです。

この回答への補足

読んでみたところ、「ルスランとリュドミラ」でした。本当に感謝しています。どうも有難うございました。

補足日時:2008/03/13 05:00
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
以前「ルスランとリュドミラ」のあらすじをネットで調べてみたところ、違うお話だと思った記憶があります。
でも、これなのかもしれません。もう一度きちんと調べて、教えていただいた巻も読んでみます。
本当に有難うございました。

お礼日時:2008/02/22 06:44

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