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食料自給率はなぜ必要でしょうか?


日本の場合、農作物にかかるコストが高い。
だから、自給率をあげようとする行為というのは

海外の安い農作物があるのに、それを避けて、鎖国状態みたいに
国内の価格の高い農作物を買わなければいけないということですよね。

市場の原理に反しています。

にもかかわらず食料自給率をあげなければいけない理由は
なんででしょうか?

A 回答 (15件中11~15件)

>食料自給率をあげなければいけない理由はなんででしょうか?


それは、食料自給率=国家安全保障だからです。
現状の食料自給率30%なんてのは、輸入が止まれば国民生活そのものがなりたたなくなります。

米国などは小麦、とうもろこしなど穀類を戦略重要物資と位置づけています。
小麦の価格を握ることで輸出先の経済を自由に操ることをしています。
今まさに、「バイオ燃料」とか言い初めて輸出そのものを規制しようと目論んでいます。
米国は戦後給食を通じて日本の小麦使用量を増加させ続けておいて、そのハシゴを外そうとしています。

また水産業にしても200海里時代ですので、日本は魚を採ることもままならなくなっています。
将来的な飼料の高騰や不足を見越しての捕鯨の継続も「動物愛護」を旗印に日本は孤立し始めています。

『話し合いでみんなと仲良く』なんていう一部政党やマスコミの主張は、外交の世界では世迷い事にしか過ぎないです。

さいわい日本は少子化傾向にあります…全体に高齢化は避けられませんが食料自給には好材料かもしれませんね。
今すぐにも農業振興政策を打ち出し、農地を回復し、集約化して生産を上げていく努力をしなければなりません。
元首相が沖縄をバイオ燃料モデル地域にしようと画策していますが、とんでもない事です。

世界的に見ると、真水と食料は足りない状況です。
また日本の食材供給の重要な地位を占めてきたのが中国では、これから先のことを考えれば不安要素が大きすぎでしょう。

日本は戦後60数年戦略もなしにただひたすら経済偏重政策をとってきました。防衛(軍事、食料、エネルギー、外交)のことなど忘れて…

日本は現在食糧(穀物・肉)と軍事において米国のいいなりのような状態です。
最近では、中国が食料において日本の命運を左右するところまできています。
また、中国は南進を折りに触れて画策しています。台湾侵攻が現実のものになったとき、日本のシーレーンは中国の意のままになるでしょう。
それから先は中国様のいいなりでね。

日本の食糧自給率を少しでも上げることは非常に重要な意味を持ちます。

余談ですが、北方4島、竹島、尖閣諸島の領土問題は、それらに付随する経済水域の方が自前の漁獲に高い影響があります。
同じく、国や東京都が必死に守っている沖の鳥島もその周辺海域での水産資源を考えれば当然のことです。
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他の先進諸国の自給率をご存じでしょうか?日本が一番低い数字になっています。

確かに、農産物のコストが高いのは事実ですが、その理由としては、それらに使う、農業機械や農薬、肥料が高いなども関係しています。
今、小麦とかが値上がりしています。これは、ほとんどが輸入に頼っているため、相手国が、売ってくれる値段でないと、日本は買えない状況になりつつあります。小麦が上がると、麺類、パン、お菓子など小麦粉を原料としているものはほとんど値上がりします。なたねやトウモロコシも値が上がりつつあります。
 そして、極論ですが、相手国が売ってくれない、戦争などで日本に入ってこないという状況も、想定しておかなくてはならないということです。
 近年、大規模な水害などが起こっていますが、水田は巨大なダムの役割も果たしています。その水田も荒れてきている。そうすると、その機能も果たせなくなってきます。
 鎖国状態でなく、輸入しつつも、自給率をあげていこうという考えだったと思います。ただ、安いからということにこだわると、今回の中国製餃子の心配も多く、出てくると思います。
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食料自給率をあげなければならない危機感を作らなければ農家が儲からないからに決まってます。


そういう自給率倍増の法律や条例を立てれば農家は利益が上がって大喜び、政治団体も農家からたっぷりと票が稼げて大喜び、みんな幸せになれます。
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他の理由は他の人が説明してくれているので別の理由を


国というのは国民を守る義務があります。最も考えなければならない状況は戦争です。戦争で負けるというのは国民を守れないだけでなく国自体が消える可能性があるので最もしてはいけない行為です。
食料を輸入に頼るというのはそれだけで危険です。自国で生産できないなら輸出国と戦争したら長期の戦争はできないし、輸入経路を絶つという選択肢も与えます。
つまり食料自給率の低い国というのはそれだけで他国にとって侵略しやすい国になるし、戦争まで行かなくてもそれに近い状況になれば外交で大きなカードを相手に与えてしまうことになります。北朝鮮が食糧援助がほしくて望まない交渉をさせられていたようなものです。
今は戦争なんて実感はほとんどないですが、まだ戦後60年ぽっちです。あの当時の禁忌が今でも国の根底に残っているので食料自給率が低下することに危機感を持つ部分があるんですよ。
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海外の安い作物を売ってくれるのは永久には続きません。



現在世界の人口は増え続け、食料は不足してきています。バイオ燃料への転用の為、作物は不足してきています。温暖化の影響で砂漠化し、農地面積は減る一方です。近い将来、各国は自国民への供給で精一杯となるでしょう。その場合、誰が自国民を飢えさせてまで他国に作物を供給してくれますか?

これは市場の原理の問題ではなく、自国で消費する資源をどう確保するかの問題です。日本の場合、単価が高くても自分達が必要な作物を確保しないと食べるものが無くなってしまいます。そういう意味では、外国から資源を輸入し、加工して付加価値を付け利益を生むと言うビジネスモデルは成り立たなくなるでしょう。エネルギ面でも燃料電池等の自国で調達できる技術開発が急がれています。

私は経済学者ではありませんが、資本主義原理は資源の枯渇によって見直しが必要と思っています。常に右肩上がりの経済成長は妄想です。産業革命以来ここ200年位続いてるだけで、永遠普遍のものなど宇宙に存在しません。
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