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ホームシックの発生する要件というのは、どういうものでしょうか?

あまりに抽象的かもしれないのですが、私は分析できるような気がします。

歴史的にも個人的にもさまざまなものがあります。私の体験では、親戚の家に泊まりにいったりとか、海外でホームステイしたりとか、合宿に行ったりとかしたとき、その状況に満足できるか否かということが重要だと思います。満足とは、物質的満足、心理的満足双方の要素です。たとえば、普段暮らしている状況よりも物質的に豊かな状況に行った、家のつくりが立派だとか、食べ物がおいしいとか、機器が立派だとか(物質的)友人と過ごすのに充実感があるとか、ホームステイの家族に人間的魅力があるとか(心理的)
その状況と、普段の自分の持っている生活環境を比べる。その天秤がどっちに傾くのか?それによって、いかに家族への撞着みたいのが強かろうと、ホームシックが起きる起きないということに大きく起因している気がします。その出先で満足できるかどうか、それにかかっているのではないでしょうか。

例を挙げてみますと、
徳川家康は、いろいろ転進させられましたが、江戸を建設途中に駿府に引っ込みます。いわば、老後療養の地として江戸を選ばなかった。このことは、ノスタルジーもあるでしょうか、江戸には魅力というほどのものは感じなかった(と思う)
北朝鮮拉致被害者は、おそらく、日本よりも物質的精神的に貧しい(共感できかねる)ところに強制移住させられた。その悲しみは、おそらくヨーロッパ先進国に拉致されてならば起こらないで住んだような感情だったのではないか?

人間は、つねに良い方良い方と、未来系を作っていかなければ万足できない状態であり、過去の記憶より悪いと心象を抱く状況におかれることには、激しくノスタルジーホームシックとなって苦しむ。逆に、肉親(あるいは共同体)への撞着が強くても、過去の記憶よりも良い状況におかれたとき、ほとんどホームシックは生じない。

違うでしょうか?

A 回答 (1件)

小6の時から留学している14歳女子です。


ホームシックになった事はありません。環境でいったら田舎だし四人部屋だしで家の方が断然快適です。日本でいじめられてたワケでもありませんし。でも、ならないんです。家族とはすごく近いし愛してます。愛されてもいます。だから一人でも大丈夫なんです。愛されてるって分かっているから。もちろん友達もいて楽しいですが生活は結構タフです。でも「帰りたぁい!」とはなった事ありませんね。
やっぱりそれは自分がどうして何のためにそこに居るのかを、誰に愛されているかを分かっているからです。
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この回答へのお礼

わかります。
何のためにそこにいるのか、その意識がはっきりしていることは大変つよいですよね。前向きになれますから。
そういう意志力が、多少のノスタルジアに傾く心を凌駕しているのでしょうね。それと、直接会わないでも存在が近い家族、その安心感の意識も大事ですね。

お礼日時:2008/05/09 08:34

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