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現在中国共産党に虐殺侵略抑圧されているチベット。
ダライラマ14世法王はインドに亡命しチベット亡命政府をたてています。
現在、行政、立法、司法、(軍を作れば軍も)そして宗教、すべてのトップはダライラマ14世法王です。これは形式的ではなく全て彼の実質的承認が必要なシステムです。宗教のトップである彼が同時に政治的にも完全に掌握しています。これは民主的といえるんでしょうか?
次に、所謂チベット憲法というのが彼の承認のもと亡命政府によって作られています。(当サイトを見ました。)それには現在ない大統領や首相というポストが記されています。この大統領とダライラマ法王とはどういう関係になるのでしょうか?そして法王は憲法に基づくとどういう位置に立つのでしょうか?現在の三権の掌握から退き宗教的トップのみということになるんでしょうか?それとも大統領を兼務(予定)、あるいは大統領の上に位置するというのでしょうか?
正直いって、現在のシステムとかけ離れているこの憲法はパフォーマンス、茶番と思えます。
仮定の話なんですが、将来、仮にチベットが独立あるいは完全自治されたあと、「人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と言えるのでしょうか?現法王がチベット仏教かつ三権を非民主的に実質的に掌握しているのを見ていると、(現共産党の支配下よりましだろうとは思いますが)まずカイより始めよ、という気がします。どなたか教えてください。

A 回答 (16件中1~10件)

> まず、私は、主席大臣が4人だと思っていました。



「主席」なんて一人しかいなくて当たり前ですが?

あなたが質問でリンクを貼っているダライラマ駐日代表部のサイトにも主席大臣が一人しかいないことが明記されてますし、あなた自身が

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4002964.html

…ここで主席大臣が一人であることを明記してますけど?

> 次に、草案は草案でしかない。

で、亡命政府が出しているのは「憲法草案」ですが? あなたが勘違いに基づいて見当違いの批判をされているだけなんですけれど?

> じゃあ、それでいいです。提案と予定との違いでこれだけ、ののしられるとは思ってもいませんでした。

「ののしって」なんていませんけど? 単に日本語が読解できておいででないから「読解できていない」という事実を指摘しているに過ぎませんが?

しかも「提案」と「予定」は、「民主主義」の施行において大違いですけど? 将来において自治ないし独立を回復するチベット人全体がその民主主義者の担い手なのであって、亡命チベット人しか参加できない選挙によって選ばれた亡命政府も、自治ないし独立の回復後は民主主義の施行を目標としていると明言しているダライ・ラマも、「提案」しかできませんが? チベット人の総意を無視して「予定」なんて決めたら、民主主義もへったくれもありませんが?

> 暫定大統領制にするのは不可能ではありません。総意ではもちろんありませんし、主権回復後解散するので、あくまでも暫定的、形式的に不可能ではないということだけですがね

チベット人全体、将来の自治ないし独立を回復したチベット人の政府の主権者になる民衆の代表者でない以上、大統領を選出のしようがありませんが?

(繰り返し)
現時点で大統領制を亡命政府が敷くと仮定した場合、それは亡命チベット人の選んだ大統領であってチベット人の総意としての大統領にはなりようがありませんよね? この程度のことは分かりますか?

チベット人がチベットにおける主権を失った、つまりチベット人が完全にチベット人であり得た時代の最後の段階でチベット人を代表し、その民族統合を象徴していたのは誰ですか? ダライ・ラマですね。分かりますか?

従ってチベットにおいてチベット人の主権が回復し、チベット人が自由に自分の意思を表現できる状態になるまで、暫定的にチベット人の代表という立場になれるのは誰ですか? ダライ・ラマしかいませんよね。亡命チベット人だけでチベット人全体の代表者は決められませんよね?
(繰り返し終了)

…わかりましたか?
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この回答へのお礼

私が主席大臣が4人だと思い込んでいることをあなたは気づいて、それについて日本語が読めない人間だとののしるべきでしたので、
あなたのミスです(笑)
次に、今サイトを見ましたが、草案ではないようですね。
あなたの思っているのは1963年3月10日、ダライ・ラマ法王によって交付された「未来のチベットのための民主的憲法草案」であり、現在は、「亡命チベット人憲章は、中央チベット行政府(CTA)の機能を統括する最高法規である。憲法草案再作成委員会によって起草され、亡命チベット代表者議会に承認を求めて提出された。これを同議会が1991年6月14日に採択したものである。」ということであります。「未来のチベットのための民主的憲法草案」ではなくもう「亡命チベット人憲章」です。あなたも日本語が読めないようですよ(笑)
さらに、「提案」でもないでしょうね(笑)。「提案の予定」でしょうか(笑い)。
何度もいいますが、大統領を置くことは完全に不可能とはいえません。「可能な限り今の民意を反映して暫定的に」置ける可能性という面では不可能ではありません。主権回復までの暫定的な今の可能な限りの民意の範囲内でです。回復後の話はまったく関係ありません。そんなこともわからないのですか?
今度は「ののしる」という語の意義とはなんぞや!
ですか?うざいですよ(笑)
…わかりましたか?(笑)

お礼日時:2008/05/08 22:49

>それとも私のはミスリーディングなんですか?



間違いなくミスリーディングです。

まず民主主義の意味が分かっていないと思います。

民主主義とはかなり幅を持った制度です。
アメリカが民主主義国家とも言われますが、奴隷がいても民主主義でした。婦人に参政権が無くても民主主義国家です。世界中の民主主義国家を見てください。哺乳類に人間も鯨も含まれるように、民主主義というのは非常に幅が広い制度なのです。


>しかし、彼は、他人はもちろん自分もみとめるほど、政治的介入を現に
>しています。つまり、少なくとも行政、立法の首長の位置にあると客観的にみえます

全く首長に見えません。せいぜいチベット独立に対する外交部分での役割程度にしか見えません。強いて言うのであれば、外交に関して全権を委任された特命外交大使(大臣)程度でしょう。


>そして彼の政治的介入をみると、「絶対君主制」だといえます。

政治的な介入があるからと言って、いきなり「絶対君主制」とは飛躍しすぎです。今度は絶対君主制を理解していないと思わざるを得ません。



どこぞの国の財政、金融は分離と謳いながらも大統領が強く金融介入を行おうとし、FRB議長が必至に抵抗している構図があります。つまり大統領は、法律に従わず強い介入を行っています。しかし民主主義の代表国として扱われています。

日本にしてもイギリスにしても憲法・法令などで謳っている内容と実際の乖離は存在します。そもそも日本にしても、日本国憲法前文を読むととても日本国の実情と一致しているとは思えません。どこか別の国の憲法前文と思えるくらいに乖離しています。



もうしわけありませんが、細部の議論をする前に政治についての基礎知識を学ばれることがよいかと思います。どうも個人的な質問者様の感覚と制度と現状などが入り混じって極端に主観的で一貫性の無い判断になっています。


【補足】
>まずカイより始めよ、という気がします。

これも何かのミスリードでしょうか?隗からはじめるということは、まず凡庸な一市民からはじめろということになるかと思います。
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この回答へのお礼

まず、いいますが、ミスリードでした。素直に認めます。
そしてそのミスリードは私が民主主義を理解していないからではありません。
日本のマスコミその他がチベットやチベット亡命政府の政治体系や社会情勢をちゃんと報道しないからです。
私が主観的に見えてしまったのは、マスコミが主観的だったからです。私は、それを客観的事実としてとらえていました。
もっと、ちゃんとした実情をマスコミは報道すべきです。私のような人はたくさんいると思います。
それにしても、あなたの私への名誉毀損的発言は目にあまるものがあります。
民主主義の講義ですかね?何様ですか?
「まずカイより始めよ」のあなたが知っている意義はそれだけですか?
それは本来のものですかね。違う使われ方もあります。漢文の授業か、一般常識の何かだけの中だけのお勉強の表れ。社会を知らず、どう使われているか知ってないという表れです。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/08 23:08

日本語の読解力に根本的な問題があるとしか思えませんが…。



> ええですから政府は4人の主席大臣が同率トップなんでしょ?

(繰り返し)
何度言ったらわかるのでしょうか? 「主席大臣」がトップに決まってますけど? カシャクの他の大臣は主席大臣が任命して議会の承認を得て就任してますが? それをダライ・ラマが判子とサインで了承を示して就任って、今の日本の天皇制における大臣の任命と同じシステムですけど。つまり亡命チベット人の亡命チベット人のための政府として可能な限り民主的ですが?
(繰り返し終了)

> そして大統領制は主権が回復してから、現政府は予定してるってことでしょ?

(繰り返し)
主権のなくしたがってその憲法を国民が承認する手続きもやりようがないなかで、憲法「草案」は草案以上のなにものでもあり得ませんが? 「亡命政府としては将来像・目標としてこういうものを提案しますが、自治を回復した時点で亡命政府はこの憲法草案をチベットの皆さんに提案して解散しますので、チベットの皆さんが決めて下さい」ということなんですが、まだ分かりませんか?
(繰り返し終了)

…わかんない見たいですねぇ…。日本語が読めないから…。

> 現在大統領制はできないというのは、ありえませんよ。

(繰り返し)
現時点で大統領制を亡命政府が敷くと仮定した場合、それは亡命チベット人の選んだ大統領であってチベット人の総意としての大統領にはなりようがありませんよね? この程度のことは分かりますか?

チベット人がチベットにおける主権を失った、つまりチベット人が完全にチベット人であり得た時代の最後の段階でチベット人を代表し、その民族統合を象徴していたのは誰ですか? ダライ・ラマですね。分かりますか?

従ってチベットにおいてチベット人の主権が回復し、チベット人が自由に自分の意思を表現できる状態になるまで、暫定的にチベット人の代表という立場になれるのは誰ですか? ダライ・ラマしかいませんよね。亡命チベット人だけでチベット人全体の代表者は決められませんよね?
(繰り返し終了)

> じゃあ、民主的選挙とうたうものは一体なんなんだったんですか?

(繰り返し)
それもまったくの間違いです。現在のチベット亡命政府の実務は、亡命チベット人のための実務であり、インド政府から貸与されている亡命者のコロニーなどの運営や、亡命者を保護するキャンプ、チベット文化を保存する様々な事業の運営は、亡命政府が行っています。で、その亡命政府の運営自体からは主席大臣の選出以降、ダライ・ラマは直接関与していませんし、その運営は亡命政権として可能な限り最大限に民主的だと評価してほとんど問題がありません。ここまでやった民族は極めて珍しい、というかチベット人しかやってません。
(繰り返し終了)

> 今は、憲法を作ったけどそれは無視して、立憲君主制を進めていき、主権回復したあとに憲法の実現を目指してるんでしょ?

(繰り返し)
さっきから

「なにか混同されているようですが、現在の亡命政府の構成と、将来のチベットの自治ないし独立(現在は自治のみ主張してますが)してのチベットの政体は別のものです。」

と申し上げてますが…? 日本語分かりませんか?

「立憲君主制への移行を進めているといいながら、」

…というのは主権の回復前の現在の亡命政権の組織・政体のことです。

で、

「将来のチベット独立ないし自治は憲法にのっとった大統領制??」

…というのは、主権の回復後にどういう政体をとるべきかについての、現在の亡命政権として行っている提案です。
(繰り返し終了)

>「亡命政府」については、あなたが、実態はないとおっしゃったと思うんですがね。

チベット地域に対する主権も統治権もありませんが、亡命チベット人のための政府としての実態はありますけど?

(繰り返し)
現在のチベット亡命政府の実務は、亡命チベット人のための実務であり、インド政府から貸与されている亡命者のコロニーなどの運営や、亡命者を保護するキャンプ、チベット文化を保存する様々な事業の運営は、亡命政府が行っています。で、その亡命政府の運営自体からは主席大臣の選出以降、ダライ・ラマは直接関与していませんし、その運営は亡命政権として可能な限り最大限に民主的だと評価してほとんど問題がありません。ここまでやった民族は極めて珍しい、というかチベット人しかやってません。
(繰り返し終了)

わ か り ま し た か ?
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この回答へのお礼

あなたが読解力がないことがわかりました。
まず、私は、主席大臣が4人だと思っていました。
だから主席大臣、主席大臣だとあなたが言っても、
何を言っているんだ、じゃあ4人だろと思っていました。
これは、主席大臣の人数を言わないあなたのミスです。
次に、草案は草案でしかない。
私は現亡命政府の「予定」だと書きましたが、御幣がありますかね。あなたは「提案」だといわれる。じゃあ、それでいいです。提案と予定との違いでこれだけ、ののしられるとは思ってもいませんでした。
「草案は現政府の将来の提案」これでいいですね。
次に現亡命政府と主権を回復した政府とは違うことは承知しています。
混同してないにもかかわらず、日本語が読めないと誹謗中傷されてしまいました。現→立憲君主制(憲法草案は将来の提案なので、憲法とは違う)。将来→大統領制(提案にすぎない)
しかしながら、当政府サイトはこれに言及しているのでしょうか?
大事な点だと思うのですが。
「亡命政府」の意義については、実態はないというのは主権も統治権もないということです。ただし、これになると「政府」とはなんぞやという本一冊の論議になるので、やめましょう。
なお、
>>「立憲君主制への移行を進めているといいながら、」
>>「将来のチベット独立ないし自治は憲法にのっとった大統領制??」
というのは私が納得いくまえの記述です。そういうのをひっぱりだすのはよくありません。次に、納得した記述をしています。
暫定大統領制にするのは不可能ではありません。総意ではもちろんありませんし、主権回復後解散するので、あくまでも暫定的、形式的に不可能ではないということだけですがね。主席大臣というものがあるのでその必要はないのでしょう。大統領が選挙で選ばれた政府のトップという一面をみると、それは、まさに現主席大臣でしょうから。
自分の読解を棚に上げて、日本語が読めないよばわりをする。
あなたの名誉的毀損は目にあまるものがあります。

お礼日時:2008/05/08 21:43

> それは違い、精神的支えなんでしょ?



精神的な支えほど支配者にとって恐ろしいものはありませんが?

> 中共政府が何を言ってるかも知らないで言ってるんですか?

それが完全な誹謗中傷であることは中華人民共和国政府も百も承知で、そう言わざるを得ないから言ってるだけですが? ですからダライ・ラマは「国際調査団でも中国の捜査員でもダラムサラに寄越してどうぞ調べて下さい」と平然と言い放ってますが? もちろんそんな証拠はあるわけもありませんが。

> 精神的支えなら上戸彩ちゃんです。

なんでこういう下らないことをおっしゃるのでしょうねぇ? なんだかダライ・ラマを誹謗中傷したくてたまらないみたいですね。

> 平和ボケもなにもありません。

完全な平和ボケですが…? 主権在民の意味も民族意識もなんにもご理解しておいででありませんし、そんな無知な方がいかにも偉そうなことをパブリックな場で言えると思い込んでいるのも相当におめでたい(苦笑)。

ちなみに…

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4002964.html

「シビリアン・コントロール」の意味もまったく理解されてないようですね…。中学校の教科書でも読み直して下さい。

…お坊さんも「シビリアン」ですけど…。軍事組織も司法権・処罰する権限もない亡命政権に、「シビリアン・コントロール」を考慮する必要すらありませんし。
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この回答へのお礼

はい。そうですね。
平和ボケじゃあないですねえ。
主権在民、民族意識を持ち出すまでもない議論なのに
そういうのを自慢げにがちゃがちゃ出すから長引くのです。
しいていえば、平和ボケではなく平和馬鹿でしょうかね。
平和でなければ、こんな批判を受けていられないわけですから。
日本における中共政府の報道、チベット関連の報道について。
日本人で、(あるいは世界各国で)、ダライラマ法王が、亡命政府の政治的実権はなく亡命政府のトップはサムドン・リンポチェ・ロサン・テンジン主席大臣だとだれが知っているでしょうか?これを知らないことは無知だとののしられることではないと思うのですがね。知らない人は寧ろ多いと思います。
そういうことで、精神的支えという意味で上戸彩ちゃんです。
上戸彩ちゃんを誹謗中傷するのはおやめください。
最後にシビリアンコントロールについてですが、シビリアンの中には聖職者は含めないという狭義説があると思っていたのですが、あなたの持ってる中学レベルのものには載ってないみたいですね。では、訂正します。シビリアンというのをわざわざ出してきたのは一種あなたへの揶揄です。

お礼日時:2008/05/08 22:04

> なるほど、五輪応援団長上戸彩ちゃん的存在なのかあ。



完全に間違ってますけど? 

> 中共政府が彼を異常に恐れてるから、勘違いしていたようです。

恐れるに決まってますけど?

精神的な支えでありチベット民族意識の継承の象徴なんですから、異民族支配者にとってこれほど恐ろしいものはありません。しかも信仰の対象である上に、道徳的に完璧なまでに正当性のあることしか主張してませんから、これほど恐ろしいものも、不当な支配をしている側にとってはあり得ませんが?

ご自身が「亡命政権」とはなにかも理解できないほど平和ボケされているからといって、他人の精神の強靭さを甘えてかかったってしょうがありませんよ(苦笑)。
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この回答へのお礼

なにがですかね?
中共政府が恐れているのは実際の彼の命令による妨害行為ですよ。
それは違い、精神的支えなんでしょ?
中共政府が何を言ってるかも知らないで言ってるんですか?
精神的支えなら上戸彩ちゃんです。
平和ボケもなにもありません。

お礼日時:2008/05/08 20:32

まったく誤解されまくってますけど…。

まだ分かりませんか、「亡命政権」というのがどういうことなのか。

> つまり、主権回復まで今の憲法はパフォーマンスとして「無視」して、立憲君主制を進めていき

…もなにも、主権のなくしたがってその憲法を国民が承認する手続きもやりようがないなかで、憲法「草案」は草案以上のなにものでもあり得ませんが? 「亡命政府としては将来像・目標としてこういうものを提案しますが、自治を回復した時点で亡命政府はこの憲法草案をチベットの皆さんに提案して解散しますので、チベットの皆さんが決めて下さい」ということなんですが、まだ分かりませんか?

> そして今、亡命政府のトップは大臣の4人が同率トップであると。

何度言ったらわかるのでしょうか? 「主席大臣」がトップに決まってますけど? カシャクの他の大臣は主席大臣が任命して議会の承認を得て就任してますが? それをダライ・ラマが判子とサインで了承を示して就任って、今の日本の天皇制における大臣の任命と同じシステムですけど。つまり亡命チベット人の亡命チベット人のための政府として可能な限り民主的ですが?

それ以上なにが出来るのか逆にお尋ねしたいくらいですが。

現時点で大統領制を亡命政府が敷くと仮定した場合、それは亡命チベット人の選んだ大統領であってチベット人の総意としての大統領にはなりようがありませんよね? この程度のことは分かりますか?

チベット人がチベットにおける主権を失った、つまりチベット人が完全にチベット人であり得た時代の最後の段階でチベット人を代表し、その民族統合を象徴していたのは誰ですか? ダライ・ラマですね。分かりますか?

従ってチベットにおいてチベット人の主権が回復し、チベット人が自由に自分の意思を表現できる状態になるまで、暫定的にチベット人の代表という立場になれるのは誰ですか? ダライ・ラマしかいませんよね。亡命チベット人だけでチベット人全体の代表者は決められませんよね?

> 「亡命政府」については、実質を伴わない理念の問題ということと思っております。

それもまったくの間違いです。現在のチベット亡命政府の実務は、亡命チベット人のための実務であり、インド政府から貸与されている亡命者のコロニーなどの運営や、亡命者を保護するキャンプ、チベット文化を保存する様々な事業の運営は、亡命政府が行っています。で、その亡命政府の運営自体からは主席大臣の選出以降、ダライ・ラマは直接関与していませんし、その運営は亡命政権として可能な限り最大限に民主的だと評価してほとんど問題がありません。ここまでやった民族は極めて珍しい、というかチベット人しかやってません。

この回答への補足

以下、違うのなら違う箇所を簡潔にご説明ください。
もはや誤解はあなたのほうではないですか?

補足日時:2008/05/08 20:47
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この回答へのお礼

ええですから政府は4人の主席大臣が同率トップなんでしょ?
そして大統領制は主権が回復してから、現政府は予定してるってことでしょ?
現在大統領制はできないというのは、ありえませんよ。じゃあ、民主的選挙とうたうものは一体なんなんだったんですか?暫定的大統領制を暫定的に決めることは充分可能です。
でもそうじゃないんでしょ?
今は、憲法を作ったけどそれは無視して、立憲君主制を進めていき、主権回復したあとに憲法の実現を目指してるんでしょ?


「亡命政府」については、あなたが、実態はないとおっしゃったと思うんですがね。しかも、部屋を貸し与えられてるというのは、政府として前提の前の段階にすぎませんよ。

お礼日時:2008/05/08 20:28

> つまり、今は民主的じゃないけど、よくやっているじゃないかと。



今も十分に民主的ですけど、なにか?

チベット亡命政府の実際の行政(これが意外と、亡命者の保護と文化伝統の維持だけでもかなり仕事があるのですが)に、ダライ・ラマ14世は2001年以降、つまり主席大臣の普通選挙による選出以来、直接関与してませんし、亡命チベット人の言動・行動その他についても亡命していないチベット人に対してもなんら拘束も義務も課してません。ただ精神的指導者として敬意を集めているから、亡命チベット人の多くが彼の提案することにとくに反対していないだけです。

とはいえ、亡命チベット人のなかには反対している過激派もいますし、その発言などについてダライ・ラマは「私は間違っていると思う」以上のことはなにも言ってませんよ。
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この回答へのお礼

なるほど、五輪応援団長上戸彩ちゃん的存在なのかあ。
中共政府が彼を異常に恐れてるから、勘違いしていたようです。
まあ、精神的支えの存在として驚異に感じるかもしれませんが。。。
ありがとうございました。
心が晴れた気がします。

お礼日時:2008/05/08 20:03

あのお…



> 矛盾されていますよ。どう整合性があるんですか?

さっきから

「なにか混同されているようですが、現在の亡命政府の構成と、将来のチベットの自治ないし独立(現在は自治のみ主張してますが)してのチベットの政体は別のものです。」

と申し上げてますが…? 日本語分かりませんか?

「立憲君主制への移行を進めているといいながら、」

…というのは主権の回復前の現在の亡命政権の組織・政体のことです。

で、

「将来のチベット独立ないし自治は憲法にのっとった大統領制??」

…というのは、主権の回復後にどういう政体をとるべきかについての、現在の亡命政権として行っている提案です。

> では政府のトップはだれですか?

行政府の長は普通選挙で選ばれた主席大臣ですが?

> 誤解してます?

はい。さっきから申し上げているように、「亡命政権」、つまり主権や統治権を喪失している政権というものについて根本的になにも理解しておいででありません。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。
だんだん分かってきました!

つまり、主権回復まで今の憲法はパフォーマンスとして「無視」して、立憲君主制を進めていき、回復したあかつきには、亡命政府は、法王の元首という地位を廃して大統領が元首につく大統領制を敷く予定であると。。。(もちろん法王の宗教的地位の話は違う話)なるほど。

そして今、亡命政府のトップは大臣の4人が同率トップであると。

「亡命政府」については、実質を伴わない理念の問題ということと思っております。

お礼日時:2008/05/08 19:53

> それに比べれば、チベット亡命政府は発展途上とはいえ、組織作りもよくやっていると思います。



客観的に言って恐ろしくよくできていますね。ここまで見事に組織された亡命政権も珍しいですし、しかも占領され亡命する前には近代民主制の概念すらほとんど知られていない宗教政治国家だった民族がここまで出来るというのは、現代の通信交通手段の発達を最大限に利用しているとはいえ、驚愕に値します。

普通、亡命政権というのは主権回復以外の動きはほとんどしないものなんですが、チベット亡命政府は亡命者の保護を中心に、文化伝統の保護など、やらなきゃいけないことが相当にありますし。一方で70年代以降は武力闘争からは間接的にも手を引いて、仕事の重点を変えているからできることでもあるのでしょうが。

> 日本人には「亡命政府」という言葉自体がなじみがないので、亡命政府と普通の政府とを一緒に考えていることが、誤解の始まりではないかと思います。

率直なところ、聞いたことがなくたってちょっと考えて想像力を働かせれば分かることだとは思いますけどね…。まあ他民族支配下にあったことが認識されている範囲では7年しかなくて、しかもその7年間では最初から主権の回復が予定されていたという体験しかなければ、しょうがないのかも知れませんが。

自民族/自国民の圧倒的多数が他民族の支配下にあって個々人の意思を発言も表明もできない状態で、「完全な民主主義」は将来の主権回復時の目標以上のものにはなりようがありません。だって将来の自治ないし独立回復時に国民つまり民主的国家ないし政治体制における主権者の意思が、まったく確認のしようがない状態なのですから。

その主権の回復前は、主権の喪失以前の国家民族の代表者がその国家民族の象徴的な立場を維持する以外に、亡命政権の正当性を主張する根拠もなくなれば、亡命した同国人や亡命せずに他国・他民族支配下にある同国人の統合が失われますから。

ダライ・ラマ自身が自分の判断でできるのは、自身の政治的実権をどんどん減らして行くことだけです(で、実際にやってます)し、自治ないし独立の回復後にダライ・ラマという地位をどうするのかについても、本人は「もう終わりにしてもいいんじゃない」的なことを言ってますけど、「チベットの人々が決めることです」以上のことは決めようがありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
つまり、今は民主的じゃないけど、よくやっているじゃないかと。

お礼日時:2008/05/08 19:08

日本人には「亡命政府」という言葉自体がなじみがないので、亡命政府と普通の政府とを一緒に考えていることが、誤解の始まりではないかと思います。



ぶっちゃけ、亡命政府なんて組織が、一般の政府と同じように構成されていることはほとんどありません。
たぶん、世界史を習った人なら、第二次世界大戦でフランスがドイツに占領された際に、ドゴール将軍がイギリスに亡命してつくった「自由フランス」の名前くらいは聞いたことがあるでしょう。
自由フランスは亡命政府ですが、やったことはレジスタンスの組織と対独抵抗運動、そして対独戦闘。あとはアメリカやイギリスとの折衝くらいでしょうか。

自由フランスは主に亡命軍人で組織さえており、そこには亡命フランス人による民主的な選挙などありません。
しかし、当時は亡命政府として、立派に通用していました。
亡命政府の実体なんて、こんなものです。
それに比べれば、チベット亡命政府は発展途上とはいえ、組織作りもよくやっていると思います。

おそらく質問者の方は、亡命政府は主権をもっている通常の政府と同じレベルに達していないといけないという、思い込みのようなものがあるのでしょう。
チベット亡命政府が将来チベットの正式政府になるかどうかはわかりませんが、主権が回復できるかどうかもわからない段階で、民主的かどうかなどと批判するのは、いくらなんでも気が早すぎる議論でしょう。
イギリスの香港返還のように、主権が譲渡されることがほぼ確実な段階に入れば、そのような議論も無意味ではないとは思いますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
では、「現在、チベット亡命政府は民主的ではないが、それを批判すべきではない。」ということなんですか?自由フランス亡命政府を見てみよと。。
では現在、チベット亡命政府が民主的であるなどと言うのはおこがましいという意見ですね。そしてチベット亡命政府は民主的に選挙を行なったのだという宣伝はやめなさい。ということですね。
それなら私と同意見です。
しかし、ここは意見を交し合うところではありません。

お礼日時:2008/05/08 19:03

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