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漢字検定1級ってめちゃくちゃ難しいんですよね。

結局は知ってるかどうかって事で暗記しまくれば良いのですか?

でもこの前もテレビでやってましたがかなり数多く覚えないといけないし

(6000語ぐらいだったかな)普段使わないような漢字ばかりですね。

普段使わないし、誰も読めないし意味ないように思ってしまいます。

就職、転職の時、有利になるのでしょうか?


ところで私の友人は大学時代(普通の大学で夜学)に漢字検定1級を

取ったと言ってました。でも「薔薇」も書けないし会社でもよく「ほらほ

ら、漢字検定1級なんでしょ」って言われるって言ってました。ちょっとか

わいそうなのであまり深く問い詰めませんでしたが、絶対嘘か何かの間違い

だと思うのですがどう思いますか?

A 回答 (6件)

 54歳のおじさんです。

漢検1級には平成4年に合格しました。
 
 僕の職場にも漢字検定1級という青年がいますが、実力は「漢検」2級程度です。漢字の試験は各地で様々に実施されているのでしょう。僕の知る全国レベルの漢字試験は次の三つです。

1 文部科学省認定 財団法人日本漢字能力検定協会主催 日本漢字能力検定試験(いわゆる「漢検」) 
  1級から8級までの10段階(準1級・準2級がある)。平成4年から実施。最難関の1級合格者は平成14年9月現在、延べ2500人(実質1500人)程度で合格率は約9.7%、準1級は同じく約15000人で合格率は約12.2%となっています。年に3回実施され全階級の受験者は合計約170万人。

2 東京漢字検定協会主催 漢字検定試験
  四段から9級までの13段階。ここの最高位である四段検定試験はべらぼうに難しく、漢検1級以上の難度です。僕は今受験しても合格する自信がありません。三段も相当手ごわく、漢検1級合格者でも苦戦するでしょう。三、四段の合格者のほとんどは漢検1級合格者です。

3 日本漢字検定協会主催 漢字検定大会
  この試験は、上記の1,2が資格試験であるのと異なり、コンテストです。つまり、参加者が成績順位を競うわけです。開催は年1回、会場が東京(今年は学習院大学)に限定されることから参加者は約200人と少ないのですが、僕はここでの優勝者が漢字実力ナンバー1と思います。全国の漢字実力者が一堂に会し、制限時間の60分で300問に取り組む様は荘厳です。ここでも、成績上位者のほとんどは漢検1級合格者が占めています。

 就職には、sobaさんのおっしゃるとおりでしょう。ただ、職場では重宝されますね。
 
 1級に関しては個人的に必要ないとおっしゃるmonaさんのご意見も分かります。準1級から急激に難度が上がりますから。日常的には2級で十分でしょう。
 
 漢検1級というと、よく聞かれるのは一番画数の多い漢字は何?とか漢字を何字知ってる?とか、とかくマニアックな面だけ強調されることが多いのですが、母国語のよさを知る喜びを声を大にして言いたいですね。

 たとえば、「英語を専攻する」の「攻」はこの場合、「攻(おさ)める」と読むことを知っていれば理解しやすいですし、「ご査収ください」の「査」は
「査(しら)べる」、「心服する」の「服」は「服(したが)う」、「襲名する」の「襲」は「襲(つ)ぐ」、「敗北する」の「北」は「北(に)げる」、「航海」の「航」は「航(わた)る」と読むことを知っていれば先人が編み出した熟語の妙を味わえるのではないでしょうか。

 最後に最近の1級問題から一部をご紹介します。
1 悔恨とザンキの念が跡形もなく消え去った。
2 学問のウンノウを究める。
3 天地カイビャクについての神話を繙く。
4 鴉が鳴き牛がアエぐ。
5 隣の人とはジッコンの間柄だ。

 標準解答
  1 慙愧 慙悸
  2 蘊奥
  3 開闢
  4 喘
  5 昵懇

  
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
平成4年の実施された頃に1級取られたのですか?すごいですね。
いろんな種類があるのですね。
でも悪いのですがやっぱり私には必要なさそうですね。
趣味程度ならいいかもしれないです。また余裕ができたらするかもしれないです。
最後の問題は4以外は意味すらわからないですね。

お礼日時:2002/12/18 18:24

「日本漢字能力検定」1級に挑戦しつづけている40代の会社員です。



1級が就職・転職に役立つかと言えば、日本語を書くことを商売にしている会社等、例えば国語教師、出版社、新聞社、雑誌社、作家等の場合は、多少有利かも知れません。

しかしながら、1級受検者の多くは私のような年配の人間です(中には13歳で合格した女性もいますが)。
その人達の多くは、やはり趣味(教養と呼ぶにはマニアック過ぎます)の為だと思います。
準1級まではともかく、1級の知識が普段の生活に役立つかと言えば殆ど無く、特に、読み、国字の書き、当て字・熟字訓、四字熟語等は1級レベルの知識がなくても、生活に困りませんし、恥ずかしくも無いと思います。

また、No.3の方の気持ちも分かります。「漢字検定1級」=「当て字・熟字訓が書ける」と思いこんでいる人が多いように思います。
1級に合格する為には「薔薇」が書けるよりも、「塩」や「歩」の旧字が書けるほうが大事です。(ご友人が書けなかったのも不思議では無いと思います。)
そう言う意味で漢字検定の認知度は世間ではまだまだだと思います。

余談ですが、先日行われた試験に、山菜の「ぜんまい」を書く問題が出ました。
正解は「薇」です。1級勉強の為には「薔薇」を書くだけでは無く、その構成文字に注意を払うことも必要になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
受験するのは年配の方が多いのですか、それで就職の為ではないんですね。
趣味程度なんですか。
国字、当て字や熟語、旧字も書けないといけないんですか、幅広いですね。
一級取得頑張って下さい。

お礼日時:2002/11/11 17:08

私は日本漢字検定準1級を持ってますが、1級は更に桁外れなので諦めました。

その友人のおっしゃる事は広く英語検定は英検という言われるように、一般的に言われている漢字検定はいわゆる漢検と言われる日本漢字検定だと思いますが、1級取得者が「薔薇」の漢字も書けないというのはちょっと信じられないですね。

日本漢字検定は2級までは高校生でも勉強すればすぐ取れますが、準1級となるといきなり難易度が桁違いに上がり、表外漢字・動植物語とか諺とか旧字を現代漢字に直すとか文章題とか出てきて非常に難しいです。1級はそこから更に現代漢字を旧字に直したり、外国の国名漢字表記など狂ったように難しい漢字が出てきます。

つまり暗記だけでなく辞書にも載ってない漢字ばかりなので準1級でさえ簡単に感じてしまうのです。その難関を突破した人は頭の中が漢字だらけなので見るものすべてを漢字に直してしまいます。準1級でさえそうなりますから。なので薔薇は準1級に出る漢字なので1級取得者がそれを書けない訳はないです。6000語というのは間違いなく漢検です。基本的に漢字検定の上級取得者は漢字をそう簡単に忘れる事はないですよ。

個人的に言うと1級は複雑な漢字が好きな漢字マニアが受験するようなレベルですからそれに合格するなら古典以外は殆ど読めない漢字はないに等しいですが、それでも読めない漢字が沢山あるので奥が深いですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
そうですね、そのテレビでもこんな漢字あるのと思うようなのが
たくさん出てきてました。
もうだいぶん忘れてしまったけど「フィラデルフィア」なんかの漢字も
ありました。
最高の画数では一文字で84画の漢字もありました。
その一級取得の人は何でもすらすら答えていました。
薔薇でも忘れるはずないんですよね?
まあこの友人はもう問い詰めるつもりはないですけどね。

お礼日時:2002/11/11 16:56

一般的に知られている漢字検定の一級取得者(取得時20歳)です。



#2の回答でも十分かとは思いますが、念のため。

試験前にがーっとやればある程度得点はアップします。その時は「薔薇」を書けるかもしれません。しかし、肩書きがついてしまうと、安心してしまった挙げ句に忘れることもありえます。

なにしろ、難読・当て字は、書き問題より読み問題の方に利用されていますから、なんとなく読めればそれでいいんです。

6000字ありますが、全てが同等に重要なわけではないですし、熟語としてしか出てこない漢字もあれば、音読みが一通りな漢字もあります。特に旁の部分からなんとなく類推すれば読めるケースもあるのです。

やろうと思えばできないことはないでしょうが、実生活にあまり役立ちませんね。それは確かです。まあ、一般的なビジネス職をこなす上ではその半数の3000字(準一級レベル)で足りるでしょう。

とりあえずひたすら過去問を解いて頑張りましたけどね、僕は。

というより、漢字検定一級を持ってるというと、みんな「薔薇って書ける?」と質問してくるのは、どうも問題があるような気がします。特に2文字目の草冠の下の「微」に見える部分は、「微」とは違うのです。一本棒が多いのですよ。そんなことに注意しながら書かなきゃいけないような煩わしい単語を「書ける?」と聞かれる気分はあまりいいものではないですね。薔薇の他には林檎だとか紫陽花だとか、どうも自分に身近なものしか聞かない傾向があるようですね。僕としても「薔薇って書ける?」と何度も聞かれるのはもうたくさんです。

就職に役立つのかと問えば、ほとんど役に立たない、と回答しておきましょうか。実際そうだったわけですし。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
やっぱり就職にはそんなに役には立たないんですね。
普段使わないから忘れるんですね。
一級と言われると人情としてそれなりの証拠が見たいって思ってしまいます。
私は珠算、暗算一級なんですが時々、ちょっと難しい暗算してみてって
試されますよ。

お礼日時:2002/11/11 16:48

私は二級取得者です。


一級に関しては、個人的に必要ないと思い、受験していません。

ちなみに、一級の出題範囲は、対義語、類義語、同音、同訓異字、四字熟語を初めとして、地名や国名、旧字体との関連まで問われる試験ですから、受験される方のほとんどは、「趣味や教養」のためではないでしょうか。

転職、就職の際に有利になるかどうかは、その職業にもよると思います。普段から多くの活字に接し、その必要性があるような業種であれば、企業の理解度も変わってくるでしょうね。最近では、多くの業種で、書類を作成する際にパソコンを利用するでしょうから、正しい漢字の変換などをする際には役立つと思います。
ちなみに、大学入試などでは、能力評価、人物評価の一基準として認定してくれるところが多いようです。

最後にご友人のことですが、一級を取得したからといって、継続的に練習をしなければ、どんどん忘れていくのが悲しい宿命です。単に忘れてしまっているのではないでしょうか?
「合格証明書見せろ!」とか追い詰めないであげてください。w
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
そうですね、趣味、教養の為かもしれないですね。
そのテレビでも92歳の人が受験したいって言ってて79歳の一級合格者が
出演してました。

友人にはもうその話はしないでおきます。

お礼日時:2002/11/11 01:43

就職には「あー漢字好きなんだね」「1級取ろうとちゃんと努力できる人間なんだな」という風に受け取られるのでしょう。


就職活動中の学生に多いのですが、決して資格が素晴らしいからとポイントアップするわけではありませんから。

会社で「漢字検定1級なんでしょ~」といわれるのは多々あるようです。
しかしながら、漢字検定といっても主催している団体によってたくさんあります。「実用~」「商業~」とかあるようなので、どの漢字検定かによって全く難易度も違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
努力があるかどうかってところですかね。
主催団体によって難易度違うんですね。

お礼日時:2002/11/11 01:40

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