
木造二階建て住宅の建築(ベタ基礎)を予定しております。
1年前まで水田で現在は盛土2メートルの造成がされています。
地盤が気になるので、契約前に周辺のボーリング結果を見せてもらいました。
地下2mまで粘土混じり砂礫 N値3
2m~3m 砂 N値11
3m~7m 砂混じりシルト N値1~3
7m~8m 砂礫 N値40
8m~15m 礫混じり砂 N値11~40
15m~16m シルト N値11
16m~18m 砂 N値18~35
18m~19m シルト N値8
19m~20m 砂 N値22
地下水位2m
以上ですが、何分素人な物で地盤が弱いのだろうな・・くらいしか分かりません。
これに適した地盤改良は何でしょうか?
施工業者は、地盤改良の必要は無い、との判断なので不安になります。
よろしくお願い致します。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
ANo.5です。
「この回答への補足」欄に疑問点が書かれていましたが、返答が遅くなり申し訳ありません。「10センチ以内程度」と書いたのは3~4センチかもしれないし7~8センチくらいかもしれないということで、最大10センチ見ておけば良いのではないかと言うことです。
地盤改良等を何もせずに建て、仮に10センチ沈下すると想定した場合、建物も均等に10センチ沈めばあまり問題は起こらないのですが、たいていの場合は不同沈下し傾くことが多いようです。
傾き量は建物の重さがどの程度偏りがあるか、敷地内で地盤がどのようにどの程度不均一なのかによって違うようで予測は難しく、10センチ以内で傾くとしか言いようがありません。
傾いた場合は建て替えをせず、傾きを修正する工事をすることになります。
実際に私が担当したことがあるのは、傾いてはいるがこれ以上沈下する確率が少ないと判断して、基礎はそのままにして土台をジャッキアップして修正し、土台と基礎の間にスペーサーを入れた工事。
杭打ちをしているのに支持層まで達しておらずに傾き、杭頭にジャッキを掛けて基礎から持ち上げ(この場合建物の自重で元の杭を支持層まで押し込みます。)足りなくなった杭長分を鋼管杭で足して修正した工事です。
前者の工事で百数十万円、後者の工事で8百万円程度、もちろん建物の大きさで変わりますが、いずれにしても建てかえるよりは安いのですが多額の費用でした。
地盤の保証は10年を超えて行うことはないのではないでしょうか。
例えば20年の保証に応じてくれる施工会社があればいいのですが、まずしないと思いますし、大手の会社じゃない限りいくら信頼できる会社であっても、会社そのものがいつまで存続するのかの問題もありますよね。
理想ですが、これだけやれば大丈夫だ、保証なんかいらないよって言うくらいにご自身が納得できる方法のとれることが一番だと思います。
建て替えじゃなくとも、修正工事の費用は高額ですね。
最悪の場合を考えると、初めに出費がかかったとしても改良工事を念入りにする方が良さそうです・・
確かに、会社が存続し続けるとは限りませんし、地盤保証は10年が適当ですね。
皆様のアドバイスを読ませていただいた感想ですが、そもそもそのようなリスクのある土地は避けた方が賢明ですね。
再度購入するかどうか考え直して見ます。
ご親切にアドバイス有難うございました。
No.5
- 回答日時:
1年程度前に行った盛土2mは今後も圧密沈下が進みます。
沈下量は2mまでが粘土混じり砂礫ということですから、土質的に極端な沈下量にはならないと思いますが、数年かけて10センチ以内程度で沈下すると予測しておく方がいいでしょう。
さらに問題は3m~7m砂混じりシルト N値1~3の軟弱層です。
この厚さ4mある軟弱層を無視して住宅を建築することはできません。
幸い7mより深いところがN値10以上の比較的頼りになる強度の地層が連続していますので、7mを支持地盤として柱状改良するべきです。
表層改良は3m~7mの軟弱層があるため、この層の改良ができない限り信頼できないかと思います。
それにしても、深さによってN値が激しく変化しているのは、近くに川でもあるのでしょうか。
住宅の沈下は何軒も見てきましたが、10年以内に起きるとは限りません。
正確に言うと、沈下は割と早くから始まりますが、10年以内の少しの沈下に気づく人は少なく、10年以上経過してかなり沈下してから気付くケースが多いのです。
施工者側が2年とか5年の点検などで気付いたとしても、建て主が気付いていない少しの不同沈下を、あえて知らせることはないでしょう。
10年経過してから気付いても、設計者や施工者には責任を追及することもできません。
後悔しないように、費用的な面などもあるとは思いますが、「これだけやれば安心だ」と、ご自身が納得し安心できる方法であることも最善の方法の条件だと思います。
そういう方法が採れるといいですね。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
10センチ沈下すると、建替えの必要が出てくるのですか?
どの程度住宅には影響するのでしょう・・?
沈下が出るのが10年後であれば、正に外部の地盤保障を入れる意味がなくなってしまいますね。
10年以内に沈下が見られなかった場合、地盤の10年保障は更新して続ける必要があるでしょうか?
表層改良では駄目なのですね。業者の判断は、あの土地で柱状改良は考えられない、といった感じなので、本当に信用できませんね。
川、あります。二つの川に挟まれた中州です。ですので、誰が見ても軟弱地盤といった土地なのに、同じ分譲地の住宅は殆ど改良なしで建築されています。
ですので、外部の調査機関を要れ、きちんと改良してもらおうと思います。
No.4
- 回答日時:
砂でN3なら地耐力は粘性土より弱い。
23KNぐらいなので杭が必要な20KNぎりぎりである。木造住宅の荷重影響の及ぶ4mくらいまでにN1~3もあること。
砂であること。水位がまあ高めなこと。
これを考えたら、現地の調査をちゃんと分析もせずベタで大丈夫という余裕があるわけではないです。生ぬるいと思います。
調査点での結果の差があることも考えたらちゃんと調べましょうねと私は言います。
兵庫県南部地震ではPL5~10で液状化が発生が見られたそうです。
業者の意見は当てにせずきちっと調査して建築士に判断してもらって下さい。
杭打ちぎりぎりの土地なのですね・・
契約後はSS調査をしますが、同じ分譲地内は地盤改良しないという判断をされ建築されているので、調査結果に対しての改良の判断がアバウトというか、甘い印象を受けました。
ですので、外部の調査会社を入れて、費用負担してでもきちんと改良してもらうべきなのかなと考えております。
PL5~10でも液状化するのですね。
やはり不安な土地に代わりはないので、検査結果は、第三者の専門家に意見を伺いたいと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
該当する場所以外の近隣データなんて検討してもダメですよ。
砂は粒が大きいので乗っかれば水が抜けて圧密沈下を起こします。
地震が起これば液状化の不安もある土地です。
http://www.mmjp.or.jp/honki/ie/kiso17/kiso17.htm
全く田である形跡の地質じゃないので表土をどのくらい削ったのか聞いておくといいでしょう。かなり削らないとこうはならない。
不安要素がある以上周辺データで納得してはいけません。SSでいいから該当地域で5ポイントほど建物を建てる位置で調査をしましょう。
こんな宅地造成の土留めを造るためのボーリングデータなどで判断すべきじゃないでしょう。
この回答への補足
SS調査は契約後でしたので、契約前に近隣のデータを参考にしようと思ったのですが、判断できないのですね。
地域のハザードマップを見たのですが、その地区は液状化PL値5~10となっておりました。
杭打ちができない地域らしいので、柱状改良か、表層改良になると思います。
業者負担で改良されるのですが、調査結果を第三者に判断してもらい、自己負担してでもしっかり改良してもらうべきでしょうか?
No.2
- 回答日時:
施工業者は10年保障等の規定に反しないから改良の必要がないといっているのでは?また、数字を見るに3m~7mのN値3が少し気になりますが後は概ね良好と思います。
私も心配ないと思いますが、あまり費用を掛けずに安心が欲しいのであれば、べた基礎を、これが標準装備なら杭を打つ(地盤改良会社に相談)で十分と思います。モリドしたすぐ下の1mは数字が出ているのでそれ以下にNO1さんのいう土壌改良でもいいと思います。
私ならべた基礎にします。
回答有難うございます。
やはり、10年保証では地盤は保証されないのですね・・
杭打ちはできない地域だとと言われましたので、せめて土壌改良をお願いしたいと思います。
No.1
- 回答日時:
確かに、N値だけを見てしまうと少し軟弱な地盤だとは思いますが、
出てきている土質が、砂や、砂礫もあるのでものすごく悪いとまでは思いません。
現に、こちらの方では、
表面から、30~40mくらいまで、N値0~2くらいしか出ない土地もあり、普通に家を建てていますよ。(杭は使いますが)
しかし
>1年前まで水田で現在は盛土2メートルの造成がされています。
だとすると、これから数年間はまだ地盤が安定しないかもしれませんね。これは少し不安要素ですね。
地盤改良や杭を使ったほうが、安心なのは当然です。
やるとすれば、7m以降に砂礫層がありN値も出ているようなので、これを期待して、杭を用いるのが良いのではないでしょうか。それか、3mくらいまで、セメント系の混合処理工法というのもありです。
業者が地盤改良の必要がないと言うのも、それなりの計算をした結果でしょう。業者側からすれば、地盤改良をすれば、さらに工事費を稼げるわけですし、万一、地盤改良をしなかったこと(必要ないといっておいて)で、傾いたりしたらそれこそ業者にとっては悲劇で、大トラブルになるのは目に見えてますから。
今手元に資料が無いので、正直忘れてしまったのですが、N値から平米あたり地耐力、つまり平米あたり何tonもつかの換算式があるのですが、それで、4とか5tonも出ていれば良い地盤ですよ。
基礎ばかりは、建ててしまってから修繕といっても、難しいので後悔しないよう十分説明をしてもらったほうが良いと思います。
それでも、不安であれば、地盤改良をしてもらったほうが良いのでしょう。
としか、申し上げられません。
この回答への補足
もの凄く軟弱というわけではないのですね。少し安心しました。
アドバイス頂いた改良方法は業者に提案してみます。
地盤改良費は業者負担です。
ですので、改良費を浮かす為、必要ない、と判断しているのではないのか、と勘繰ってしまうのです。
10年保証は、地盤による不具合は免責されていたように思いますが、沈下等あった場合は保証されるのでしょうか?
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