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生物がその種を保存させようとするのは何故でしょうか?

A 回答 (9件)

回答の返答に対する回答です。



>そのような事態に遭遇したときに何故その変化に順応しようとするのか、自分を変えようとするのかなのです。

多分、生物はそのようなことは思っていないはずですよ。
(このことは他の回答者も述べられています)

>絶滅してもいいものならば変異など起こしませんよね。ですから私は生物は種の保存をしようとしていると思うのです。

変異については、”絶滅したくないから”では無いと思いますよ。
実際、自らの寿命を短くしていると考えられるような変異をした種(例えば、猪の仲間の確かバビルサという種。牙が曲がって生えていて成長と共にどんどん伸びるため、牙が頭に刺さって自滅することがあるそうです)も存在します。
また、数多くの種が変異したために絶滅(変異しなかった種が残って)した例は多々あると思います。
よって生物は種の保存をしようとはしておらず、ただ単に偶然、その時々の環境にあって絶滅せずに残っている種が繁栄しているのだと思うのですが.......
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ただ変異を起こすということが生きる道の模索という様に思えるのです。ご回答のように変異をしたがために自らを絶滅に追いやってしまうものも有るでしょうし、またより強くなって繁栄していくものもあるでしょう。このように多用な可能性を持たせて子孫を残していく行為自体が種の保存を考えていると思われるのです。頭の意識の中で考えているわけではなく遺伝子のレベルでその方向に進めているのではないかと思うのです。植物も含め全ての生命ですから。

お礼日時:2002/11/16 21:20

まず最初に理解しておかなくてはならないことは遺伝子の変異は無作為に起こるということです。

これは機械的に起こるので意思は介在していません。ミスタイプのようなものです。

この遺伝子の変異によって個体差が現れます。その個体差が環境に適合していればより多くの子供を残し、適合しなければ子供を残せなかったり死んだりします。普通環境というのはあまり変わらないので種は固定されているように見えます。

が、たまたまそのときに大きな環境の変異が起こった場合、その環境の変異に適応した個体が生き残りやすくなります。これは自分が変わろうとした結果生き残ったのではなく、変わったときに適した環境があったから生き残れたわけです。
先を見越せない生物にとって戦略などは立てられるはずはありません。数うちゃ当たる方式で子供を残し、その中で生き残ればもうけものといったかんじでしょう。まあこれも生物が考えてそうしているわけでもありませんが。
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この回答へのお礼

MasterJAKE様ご回答ありがとうございました。何故、何のために子孫を残すのでしょうか。その行為は種の保存そものですよね。

お礼日時:2002/11/16 21:04

結局は自然現象だと思いますよ。


部屋の角に埃が集まるとか、エルニーニョ現象が起これば長梅雨になるとかと、同じようなものです。

埃自身には隅に集まろうという意思は無いのですが、空気の循環とか移動しうる範囲が限定されてしまうとかの要因で、何故か部屋の角には埃が集まってしまいます。

個々の生命自身も、種としての生命も、「子孫を残そう」という明確な意思は持っていませんが、その時そのときの危険を乗り越えるのが下手な固体が命を落としたり、不備のある遺伝子が受精に失敗したり、といった要因が重なって、結果として種は保存されてしまうのです。

種全体として環境の変化に「順応しよう」という意思があるのではありません。
100体いる個体のうち、たまたま順応できた10体だけが生き残り、その遺伝子を子孫にることによりその種は(少し違う種となって)生き延びる、ということなのです。
残りの90体はたまたま順応できなかったために、死滅してしまいます。
時には環境の変化にその種の全ての固体が対応できない場合もあり、そんなときはその種は「絶滅した」ということになります。

生命は繁殖のたびに少しずつ違った個体を生み出します。そして、その結果として発生する「多様性」ってやつが進化のキーワードです。
より多くの多様性を備える種は、たとえ大幅な環境の変化に襲われたとしても、それに対応する特性を持ち合わせた一部の固体が生き残る確立が高くなります。
そしてその一部が子孫を残し続けることに成功したら、それは種として環境に適応できた、ということなのです。
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この回答へのお礼

ARC様ご回答ありがとうございました。多様性を持つということは将来訪れるリスクに対する危険の分散で種の保存を考えていることにはなりませんか。

お礼日時:2002/11/16 20:59

「生物がその種を保存させようとする」


回答 別に生物は自らの種を保存させようとは過去も現在もしてはおりません。

聞き太郎さんはおそらく生物関係の方ではないと思いますので、「うそ」と思われたことと思います。しかし、残念ながらと言いますか実はと言いますか、生物は自らの種を保存させようとしてはおりません。

これでは答えにならないと思いますのでもう少し説明しますが、生物を支配している遺伝子は、自己を保存し、自己を増殖させることに熱心です。

あなたを作った遺伝子は、何とかして自己を増やしたいと願っています。否、増やす方向に作用してきました。そういった意味では、あなたは単なる遺伝子の運び屋にすぎないのです。

あなたの遺伝子は、増殖を繰り返し、同じ遺伝子があなたの中に実は1つではなく多数あるのです。遺伝子は4種の塩基の配列だと言うことはご存じですか。同じ塩基配列が実は何度も繰り返されているのです。柴犬などは犬の中で最も繰り返しの多い犬です。

また、あなたは多数の女性と関係したいと思ったことがあると思いますが、これも遺伝子が自らを多く残そうとするがためです。決してあなたのせいではないのですよ。(ただし、あなたの奥さんや奥さんになった人にそんなことを言ったら殺されてしまいますので決して言わないように)

長くなりますのでここら辺で止めますが、もし興味がおありなら、ドーキンスの「遺伝子の川」と言う本をお読みください。
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この回答へのお礼

suiran様ご回答ありがとうございました。確かに私は生物学とは深い関わりはありません。何故このような疑問を持ったかといいますと最初は鮭の遡上を見て、何故鮭は自らの生命を掛けてまで産卵をするのかということでした。それからいろいろな所でQ&Aを繰り返しているうちにそもそも原点は何かと考えるようになって現在に至っているわけです。
 で、ご回答にある「生物を支配している遺伝子は、自己を保存し、自己を増殖させることに熱心です。」これが私の言う種の保存につながっているので、この固体に関することでも結構です。何故なのでしょうか?

お礼日時:2002/11/16 19:48

>単純に生命の起源から考えてみるとこの「種の保存ができる生命体」というのはそうとう進化を重ねてきた結果だと思うのです。

ですから自然発生的に誕生して単に滅びなかったから現存するというのでは無いと思うのですが。

とのことですが、
現存している生物で生命の起源からずーと生存している主なんてあるのでしょうか?ほとんどの種が種としては絶滅に追いやられています。
今、生存している種は、現状で「種の保存ができる生命体」であって、未来永劫、種が保存されるとは思いません。進化(自然では)は長い年月を掛けて行われかつ、環境の変化も通常は緩慢であるため、最初に生き残った種の形質を受け継ぎつつ種が進化してきているので、現存の種が無の状態から自然発生的に誕生た訳ではないのである意味ご指摘の点は正しいのかもしれません。
但し、種の形成の初期段階(先カンブリア代以前)においては種の保存に適合しなかった種も多々見られたようですよ。(そのような種については、その後の過程において進化の系統図から脱落していったみたいですが)
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この回答へのお礼

a0123456789様本当にありがとうございます。
 生物が進化又は絶滅という事態というのは大きな環境の変化だと思います。そこで私が最初から疑問に思っているのはそのような事態に遭遇したときに何故その変化に順応しようとするのか、自分を変えようとするのかなのです。絶滅してもいいものならば変異など起こしませんよね。ですから私は生物は種の保存をしようとしていると思うのです。そしてそれが何故かという疑問に行き着いたのであります。

お礼日時:2002/11/16 18:57

>自分自身の固体を保存するのであれば分裂とか交配機能は必要無いですよね。


リスクの細分化という意味では、必要ですよ。自分だけよりも、数やパターン、地域がたくさんあれば、
より生き残る確率が高くなりますから。

ただ、生物自身がそういうリスクの細分化を狙ったと言うよりは、結果としてそういうものが生き残った
ということだと思います。
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この回答へのお礼

Hiyuki様早速のご回答ありがとうございました。このような機能をもつ生物が誕生したわけは解りますか?もとより生命自体の誕生のわけさえ私には解らないのですがね。

お礼日時:2002/11/16 17:43

>種の保存に合致した種とはどのようにして誕生したのでしょう、偶然できたとも考えにくいのですが。



とのことですが、偶然できたのでしょう。(よって現在までに、合致できなかった種[絶滅した種]もたくさんあります)
但し現存する種の多くは、ダーウィンの進化論に示されるような進化により、もともとある程度種の保存にあったような種の派生として生じてきているので、全くの偶然ともいえなくは無いでしょうが....
このことより、劇的な環境変化があれば多くの種は絶滅の危機に追いやられるはずです(恐竜みたいに)。

後、No2(Void2000)さんへの回答のお礼でかかれている”分裂とか交配機能の必要性の否定”ですが、半分は正しいと思いますが半分は懐疑的です。
というのは、ゾウリムシ等において観察せれる接合(遺伝情報の交換、だったように記憶していますが)は、個体維持(永続的に分裂をする能力を維持する)為には必要なようです。
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この回答へのお礼

a0123456789様再びご回答を頂きありがとうございました。ただ私は生物学を詳しく勉強しているわけでは無いので専門的なことは解りませんが、単純に生命の起源から考えてみるとこの「種の保存ができる生命体」というのはそうとう進化を重ねてきた結果だと思うのです。ですから自然発生的に誕生して単に滅びなかったから現存するというのでは無いと思うのですが。

お礼日時:2002/11/16 17:27

 No.1の方のおっしゃるように、生物自身は種を保存しようとはしていないようですね。

生物は自分とか自分の子供とかの個体を保存しようと、しているのではないですか。
 そのことが種を保存しようとしているように見えるのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

void2000様早速のお答えありがとうございました。でも自分自身の固体を保存するのであれば分裂とか交配機能は必要無いですよね。

お礼日時:2002/11/16 16:39

>生物がその種を保存させようとするのは何故でしょうか?


とのご質問ですが、本当に”生物がその種を保存させよう”としているのでしょうか?

私は、”種が保存しないようにしている種”が滅んで、結果的に”種の保存に合致していた種”が残っているだけだと思いますが....
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この回答へのお礼

a0123456789様早速のお答えありがとうございました。でも後に残った種の保存に合致した種とはどのようにして誕生したのでしょう、偶然できたとも考えにくいのですが。

お礼日時:2002/11/16 16:34

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