化石からDNAを抽出して遺伝子を解析との記事を目にしますが、化石化でも塩基配列は保たれるか

無機物と比較して有機物の安定性は、きわめて悪いものです。化石を粉砕して溶媒でDNAを抽出するということはありえないですよね。「そんな記事はない。貴方の勘違い」との回答を期待しています。

No.2 回答者： yonesan 回答日時： 2015/08/17 10:35

NHKで放送していた生命大躍進では、DNAの一部が残った化石を数万点解析して一つに繋いだような話をしてましたよ。

No.1 回答者： Saturn5 回答日時： 2015/08/15 23:39

正確にはわかりませんが、難しいのではないでしょうか？

確かにＤＮＡは酵素などのタンパク質に比べて熱や圧力に強いです。
１２０℃、１万気圧程度では壊れません。
ＤＮＡが保存されるかどうかは微妙ですが、ＤＮＡの構成物質である核酸などは化石から回収されています。

映画ジュラシックパークでは琥珀（樹脂が固まったもの）に閉じ込められた微生物のＤＮＡから生物を復元しています。

化石と言えるかはわかりませんが、シベリアにはマンモスの氷蔵化石（愛知万博に来ました）があります。このようなものならばＤＮＡの分析が可能です。

この回答へのお礼

メールありがとうございます。化石を酸で溶かすか、粉にして何らかの溶媒で抽出することもできるかなとも思います。細かい粉にするほど、核酸の抽出率は上がるでしょう。化石を一粒2～3ミクロン位なら微細化が可能です。しかし、ヒトの遺伝子をつなぎ合わせると、確か1mになるとか。粉にしたら塩基配列はめちゃくちゃですね。それよりも、塩基がそののまま化石になることはなく、構成元素は安定な酸化物に変化して、石になるのでしょうね。こんなこと、考えたこともありませんでした。石に化けるについて、研究者はいるのでしょうか？　お付き合いありがとうございました。

お礼日時：2015/08/16 18:55