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私の周りの外国人の方は、いろんなジャンルにおいて、物事を深いレベルで考えられていて、自信を持って考えを説明できる人がたくさんいて尊敬しています。
日本人の方にも勿論いますが、田舎に住んでいるもので周りにそのような日本人は少ないです。私自身もぼーっとしている方だと思います。それでも生きていけるんですから。

でも、私は彼らのように教養を身に付けたい。
楽しそうじゃないですか。
彼らは、議論好きですし、そのような環境にも恵まれたでしょうし、大学時代もかなりの勉強をこなしたことが、教養を身につけた理由だと思います。それに近づくには、私には何ができるでしょうか。

日本にいるからには、日本の(地元の)歴史など、彼らより有利な点を勉強して生かすといいのでしょうか?かなり曖昧な質問になってしまいましたが、あえて絞らずに、いろんな意見を聴かせてほしいです。

A 回答 (3件)

有利なものというのも一つの考え方ですが、何よりも「関心のあるもの」ということが大切かと思います。


質問者さんの関心のあるものは何でしょうか?もし思いつかなかったら「彼ら」の話を聞いてみてください。その中で面白そうだと感じた物の本でも読んでみてはどうでしょうか。
教養についてですが、多くの国では本当に勉強したい人だけが大学に入ります。一学年の10%未満でしょうか。こういう人たちは当然頭も良いし、向学心があります。これに対し、日本などの「猫の杓子も大学へ」という国では、一部の大学生や大卒の社会人は前記した人たちと同じですが、多くの人は教養が感じられません。まあ、当然ですよね。多くの国ではまず大学に入らないような人たちですから。
でも、平均的に見れば、日本人は教養があるほうだと思います。ただこれは先進国だけでなく全世界を視野に入れた場合です。
私はロンドンに住んでいます。周りはインド圏(インド・パキスタン・バングラディシュ・スリランカ)の人たちばかりですが、彼等は教養が無いです(大卒は知りませんが)。イギリスに何年も10何年も住んでいてチャールズ・ディケンズを知りません。彼はオリバー・ツイスト、クリスマス・キャロルの作者です。
ショパンも知りません。小学生の母親の集まりに行った時に、「何かCDを」ということだったので、ショパンのCDを持って行きました。インド圏出身の先生が母親たちにショパンの説明をし始めました。まず、母親たちはショパンを知らないので。その後先生に聞かれました。「この人はもう死んだよね?」。こんなもんですよ、外国の庶民の教養なんて。このときに思ったのは、「義務教育って国によってずいぶん違うんだな」もっと言えば「当てにならないな」ということです。おそらく彼らの国では学校で音楽教育をしないのでしょうね。お金持ちの子供だけが、ピアノやバイオリンを習い、クラシック音楽を聴くのだと思います。
私はインド圏・アフリカ・東欧・中東の人たちと英語を勉強していますが、彼らは算数がめちゃくちゃ出来ないです(英語で算数をやります)。小学校4年程度の基礎的な算数が出来ないです。皆、義務教育か高校ぐらいは終わっていると思うのですが・・・。
ずいぶん脱線してしまいましたが、非常に印象に残った出来事だったので思わず書いてしまいました。
心すべきは「好奇心」そして「継続は力なり」でしょうか。
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いろいろな国を旅してきましたが、とりたてて日本人と比べて「外国人」に、おっしゃるような素養があるわけではありません。

あなたの周りの外国人は、あなたという異文化の人と付き合うほどの人だから、おっしゃるような素養が身についているのでしょう。

つまり、異文化に触れると人はどうなるか。例えば、日本人の顔をした人が海外に行って「日本から来ました」と言うと、まず日本について聞かれます。「どんな国?」「人口は?」「政党は?」って。あるいは「ほら、日本社会党の人が議長になったと雑誌に書いてあるよ。日本は社会主義になるんだね」とか「日本ってファシストの国でしょ」とか「日本なんてヘロイン作ってる国じゃないか」とか、無教養でわけわかんないことを言う人もいます。

それをいちいち説明したり、訂正して回ったりせねばなりません。なぜなら、ほかに周りに日本人があまりいないからです。ほっとくと、母国が誤解されたままになります。で、いざ説明しようとすると、なぜ議長が社会党員なのに国が社会主義じゃないのか、うまく説明できなかったりします。それを、何も知らない人にイチから説明しようとすると、歴史や経済にまで遡る必要が出てきたりします。

そして、ひとたび日本のことを自分で理解して、それを海外の人に説明してみると、これまたうまく伝わらない。なぜなら、海外の人の基準がわかっていないからです。例えば「あなたは、○国の政府の仕組みを今、思い描いているのだろうけど、どちらかというと、あなたの知っている△国の政府の仕組みに、日本は似ているんだよね」とか「☆国でその金融システムがうまくいくのはわかるけど、日本には☆国にない◎があるから、無理じゃないかな」と言えない。そこで、他国の情勢を勉強します。

なので、あなたが彼らに近づくには、無教養な人々とまじわり、誤解を招くのが手っ取り早いです。冗談みたいな話ですが、本当です。で、このQ&Aサイトでまじめに回答しているだけでも、その過程でけっこう、教養って身につきますよ。

この回答への補足

誤解を解くために知識を仕入れるからですね!
=教養を持つ近道となるし、相手側と、私との考えのギャップが、解消できるかもしれない。いいですね。

このサイトはそういう点でかなり取っ付きやすいですね。
ただ、情報が多過ぎて、うろ覚えになるだろうから、ノートを作るなどして、知識をしっかり定着させたいです。

補足日時:2008/06/06 07:27
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この回答へのお礼

具体的に教養を身につける方法、参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/06 08:10

うーん、まず、該当する「外国人」の範囲が広すぎて難しいですね。


私の在籍している研究室に毎年数名外国人留学生の人が来ますが、「もっと勉強せいー!!!」と言いたくなるような人もけっこういます笑。イギリス人なのにオースティンやシェイクスピアもまともに読んでない人ざらにいますね…。大学を出ている人でも、です。(イギリスはシェイクスピア作品はすべて通読するという教育を長らく続けていたそうですが、あまりの学力低下に近年その方針を断念した、とニュースできいたことがあります)
議論好きなのが教養に結びつく、という考え方も違う気がします。知識があるから議論ができるのです。私は研究柄、読んだ論文の矛盾点をひたすら探しだし、あらを見つけてそこをつついていく作業をしています。はっきり言って嫌な作業ですよ。人のあらを見つけるんですから。議論好き、というのは逆に言えばそういうことです。

また、欧米諸国では貧富の差がかなり激しく、身分制による排他的側面も強いです。イギリスは現在でも労働者階級から貴族階級まできれいに身分がわかれていて、話す言語さえ違います。そして基本的に裕福な家庭の子が、すばらしい環境で勉強をし、大学にはいるのです。(以前、オールAの成績を取りながら労働者階級の出身であったためにオックスフォード大学への入学を拒否された女性の話をきいたことがあります)今のところ、若干その傾向は出てきたものの、このような状況は現在の日本では考えられません。平等に教育が与えられているんですから。

すばらしく教養のある外国人(欧州のことばかり例に挙げましたが、中国でもそれは顕著で、お金のない家の子供は大学には行けません)とは、そうしてうまれているのです。ドイツでは中学にあがる時点の学力で、その子供が労働者になるか、それとも大学まで行けるか、を判別されると聴いたことがあります。
そうやって各国の所謂「教養人」はつくられているんです。

外国人すべてがそうではないことは、外国に行けば判ります。意味の通じないスラングを使う労働者階級の人々もいます。アメリカの識字率をご存じですか?あまりの低さにびっくりします。英語がしゃべれないアメリカ人なんてざらにいますよ。


そういう前提をおいて、あなたが所謂「上流階級レベル」の外国人のようになりたいならば、多方面においてひたすら知識をかき集めるしかありません。しかも、知識をただ吸収するだけでは駄目です。その知識をつかって、相手の言っていることの矛盾を冷静に暴き出し、論破できなければいけません。そこには、勿論、あなたなりの答えも持っていなければなりません。それが全部揃って、議論に対抗できます。
日本の歴史を把握することは勿論重要ですし、海外の思想もしっかりおさえねばなりません。それ以前に、海外の思想を押さえるには、そこに書かれている文章を把握できなければならないので国語力も問われます。英語はできますか?海外の本当の教養人は何カ国語もしゃべれますよ。近づきたかったら英語、フランス語、ドイツ語は勿論おさえねばなりません。ラテン語ができれば申し分ないです。

そこまでいって「教養」です。質問者さまの仰る外国人の方がどれくらい教養があるか判りませんが、たいていの場合、ただ単に自分の主張を自信満々に語っているだけの人がほとんどです。なので、ちょっと矛盾を押さえるコツをつかんでおけば、論破すること自体はとてもたやすいです。
私は好きな方法ではありませんが…。

この回答への補足

学術的な教養ではなくて、ヒューマニティーで知的さに溢れている人としての教養(素養も含めて)ですね。主に、私が会うのは、JETプログラム(いろんな国から国公立の小中高で、英語を教える仕事)を使って日本にやってきた方です。大学を卒業したてくらいの若い方が多くて、議論の内容は、日本との文化差は勿論、サブカルチャー、恋愛、人生、などです。
私はインテリ自体は好きだけど、議論で負かすためのインテリは苦手です。

補足日時:2008/06/05 23:15
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この回答へのお礼

丁寧に答えていただいて、ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/06 08:07

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