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ある本を読んでいて、昔コウモリの糞から爆弾が作られていたと
知りました。
当然効率は全くよくなかったらしいですが。
本当でしょうか?

当方科学は全くの門外漢ですが、簡潔に教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

黒色火薬などの原料に、硝石という物が必要でした。


硝石には硝酸系の窒素化合物が含まれています。
現在でも、ほとんどの火薬には硝酸系化合物が必要です。
もともと、硝石自体が動物の糞が堆積して鉱石となった物と言われています。
第一次大戦前には空中の窒素から硝酸化合物を作る技術がありませんでしたし…

江戸時代では、鉱物から硝石を得られない藩では、家畜の糞や人家の床下の土から硝石を生成する秘伝書があったとまで言われています。
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この回答へのお礼

硝石。
回答ありがとうございました。

硝酸系化合物。
硝石=動物の糞が堆積して鉱石となったものといわれている。
第一次世界大戦後には、空中の窒素から硝酸化合物を作る技術が発見された。

お礼日時:2002/11/26 08:41

補足です。


空中の窒素から硝酸化合物を生成する技術が開発されたのは、第一次世界大戦の直前のドイツです。
そのために、ドイツはこの技術の完成があったので戦争を始めたという俗説があります。
現在では、「戦争を始めた」理由にはならないが「戦争が長引いた」理由にはなるというのが正しいと思われてます。
なにしろ、海上封鎖されても火薬の原料は国内生産できるようになったのですから。
(それまでは、チリ硝石を輸入しない限り火薬は作れなかった)

日本では、戦国時代から硝石を生成する技術はあったようです。
これは日本の気候風土だからできた事で、ヨーロッパではパスツールの時代までは硝石の生成は原料の入手の関係で実用的ではないと思われていたようです。
(現在では、経済的理由で硝石の生成は実用的ではありません)
人家の床下の土から硝石を生成する事について、くわしく書かれているサイトがあったので紹介しておきます。

参考URL:http://www.bigai.ne.jp/~miwa/miwa/kayaenosita.html
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この回答へのお礼

大変面白い参考URLありがとうございました。

お礼日時:2002/11/29 12:46

確かに,コウモリに限らずリンを豊富に含むフンを出す動物は多いので,


爆弾は一応は製造可能です。

ただ,硝酸アンモニウムなどを使用した爆弾に比べると,ホントに効率悪いです。
(そもそも爆弾の材料としては精製されて無い上,原始的。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
中世のヨーロッパの戦争の話を読んでいたのでちょっと気になりました。
本当はそれを作るための物質名などいろいろ書いてあったのですが、
なれていないため一瞬で忘れてしまいました。

化学式を見て「あぁ」と納得できればうれしいんでしょうけどね~。

化学関係の学科に所属する学生は、世界にあるさまざまな物質
を用いていろいろな効果を起こせそうでかっこいいですね。

お礼日時:2002/11/26 07:45

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