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NHKラジオ英会話講座より
Makoto:They must have used their lighters. It sounds logical, doesn't it.
Ben:Not that either. They all turned on their cellphone screens and used them like dim flashlights. It gave them just enough light to evacuate safely.

(質問)Not that either.(それも違う)についてお尋ねします。
(1)that は指示代名詞、それとも主語、でしょか?、動詞は省略されてますね?正式な文章にすると、どのようになると思われますか?
(2)応用の広い言葉だと思いますが、「それも」のところを、「林檎も蜜柑も違う(同じ)」とか「太郎も花子も違う(同じ)」など具体的に言う場合も応用できますか?幾つか例文を教えてくださいませんか?
(3)neitherを使って、言い換えられますか?  以上
 

A 回答 (4件)

こんにちは。

いつもご丁寧なお返事を有難うございます。

ご質問1-(1):
<that は指示代名詞、それとも主語、でしょか?>

1.おっしゃるとおり指示代名詞です。

2.ただし、主語ではありません。主語にならない理由は、主語ならNotの後に置かれないからです。

3.このthatは目的語または補語の働きをする代名詞になります。


ご質問1-(2):
<動詞は省略されてますね?正式な文章にすると、どのようになると思われますか?>

1.はい、省略されています。

2.この部分は直感的に
I don’t think that, either.
「そうとも思わない」
の省略のように感じます。

3.このnot、that、eitherだけを取り出したのが、Not that neither.になります。

4.このthatが指しているのはすぐ前のMakotoの会話全文を指して「それ」という代名詞1語で表しているのです。

5.Makotoの会話部の訳出の流れは
(直訳)「~すればよかったのに。それが論理的に、聞えない?」
→(意訳1)「~すればよかったのに。それが理に適ってると思わない?」
→(意訳2)「~すればよかったのに。そう思わない?」
となります。

4.それをthatで受けて
Not that neither.
「そうとも思わない」
と言っているのです。

5.つまり、thatは
「懐中電灯を使うべきで、それが理に適ったこと」
という、Makotoの意見を指しているのです。

その意見をNotと否定しています。

6.このthatがI don’t think that, either.「そうとも思わない」の、thinkの目的語になる、という意味で「目的語」の用法、と上記で回答しました。

7.一方、thatが「補語」の用法にもなりうる、とは以下の文の省略とも考えられるからです。
例:
It is not that, either.

8.このItは前文のMakotoの意見を指しています。Thatはlogicalという、前文でsoundsの「補語」の働きをしている形容詞を指しています。

9.つまり、
「それ(君の言ってること)も、理に適ってはいない」
と意見を断定的に述べているので、thinkは使われていません。その場合は、断定を示す動詞isの「補語」となりうる、ということです。


ご質問2:
<「それも」のところを、~など具体的に言う場合も応用できますか?幾つか例文を教えてくださいませんか?>

1.eitherは名詞にかかることができるので、主語、補語、目的語の働きを持つ名詞にかかることができます。

2.肯定ではeither A or B「AかBのどちらか」という選択を表し、否定ではnot either A or Bで「AでもBでもない」という全部否定になります。

3.全部否定の意味で使う場合は、必ず前にnotなどの否定詞が必要です。

(1)主語となる名詞:
Not either Hanako or Taro likes that.
=Neither Hanako nor Taro likes that.
「花子も太郎もそれを好きではない」
この語法は通常Neither~norが一般的です。この場合、動詞はBに一致させます。

(2)補語となる名詞:
I am not either a student or a teacher.
=I am neither a student nor a teacher.
「私は学生でも先生でもない」

(3)目的語となる名詞:
I don’t like either apples or oranges.
=I like neither apples nor oranges.
「りんごもみかんも好きではない」


ご質問3:
<neitherを使って、言い換えられますか?>

ご質問文を?ということですか?

それはできません。理由は否定するものが1つしかなからです。

1.ご質問文は、AもBも思わない、という2つのことを否定しているのではないので、eitherを使っているのです。  

2.つまり、Makotoの意見しか出ていないので、それを否定しているため、「そうとも思わない」と言っているのです。

3.もし、Makotoの前に別の人の意見があって、それも否定するのでれば、
Neither of them.
「どちらでもない」「どちらとも思わない」
と全部否定することができます。

4.この部分は、論理的にはnot either=neitherで2つのものの否定、になるのですが、ここは1つのものを否定するのに、either「も」を使って一種の強調として使っていると思われます。

以上ご参考までに。庭の木々にリスが住みついていて時々芝生にえさをとりに降りてきます。可愛いので写真をtommyさんにお送りしたいくらいです(笑)。
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この回答へのお礼

 いつもご回答いただき感謝致しています。6/26のQ4130383を参考に考えてみましたが、結局質問をお願いいたしました。今回も知りたいことが盛りだくさんの、素晴らしいご説明をいただきました。心より御礼申し上げます。Parismadam様のとの出会いに感謝致します。これだけ長く1日も休まず楽しく英会話が続けられるのも、回答者の皆様のお陰です。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。
 PS:一度お庭を拝見したいですね。写真でしか知りませんが、欧米の邸宅は日本と違い広々としていますね。いろいろな樹木や草花に覆われ、リスや小鳥が遊びに来る庭園、聞くだけで心が癒されます。家では夕暮れ時の植木鉢に、米の研ぎ汁に米粒を少し混ぜて与えます。早朝小鳥達が毎朝楽しそうにさえずり、啄ばんでいます。とても和やかな一時です。ご健康に気を付けてご活躍されますようお祈りいたします。
 尊敬と感謝を込めて!!

お礼日時:2008/07/19 15:14

こんばんは。

お久しぶりですね、お元気そうでなによりです。
1)指示代名詞  
正式な文章は It's not that, either. ですね。「それとも違う」はテキストについている訳でしょうか。
ちょっとニュアンスが違いますが 「そのこともそうではないよ」ということですね。
この前に何か文章があってそこから読むと テキストの訳になるのかもしれませんが これだけ読むと「そのこともそうではない」といった感じにしか受け取れませんね。つまり「ライターを使ったことも論理的ではないよ」を含蓄した言い回しになっております。
2)これは応用という範囲では語れないものですね。状況によってちがいますから その点につきましては #1様がきちんとお答えになっていらっしゃいますので私の回答はさしひかえさせていただきます。
3)につきましては 聞いたことはありませんが 文法的には無理ですが間違えて使う人がいる可能性はあります。
ともうしますのは Me, niether. Me,either. どちらも言う人がいるからです。文法的には Me,neither. が正解ですが 中には否定文でも Me too. を使う人が出てきている世の中です。
だからといって真似をしろと申し上げているわけではありませんが ひょとしたら Not that, niether. なんてこと言う人 いるかもしれませんね。I don't do anything. を I don't do nothing. なんていう人もいますから。ただこれらは間違いですので お使いにならないようになさってくださいませ。私たちが日本語を間違えるのと同様に彼らも間違えるのです。
ご参考までに。
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この回答へのお礼

 いつもご回答いただき感謝いたしています。とても勉強になりました。とても分りやすく説明いただくので、不慣れな私にはとても助かります。少しづつ身につけてゆきます。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。

お礼日時:2008/07/19 14:35

1)指示代名詞


正式にすると It's not that, either.
2)文脈によって変わるのでなんともね。
3)むり
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この回答へのお礼

 ご回答有難うございました。とても勉強になりました。教えて!gooは素晴らしいサイトです。また回答者の皆様が親切で、分りやすい説明にいつも助けられています。今後とも宜しくお願い申し上げます。敬具

お礼日時:2008/07/19 10:12

(1)that は指示代名詞、それとも主語、でしょうか?



何であろうと that は指示代名詞に違いありません。
話の流れから、that は Makoto の発言、またはその中の「彼らはライターを使ったに違いない」の部分を指し、「(彼らが避難できた理由/方法は)それ(that)でも(either)ない(Not)」ということです。

How/The reason they evacuated is not that either.
「彼らが避難できた理由/方法」は文脈から明らかなので、代名詞にして
It is not that either.

これが略さない言い方になりますが、これが「正式」と言えるかどうかは分かりません。

(2)
「これも違う」というのは意訳なのでそのまま他のものに置き換えていいとは限りません。

Neither Taro nor Hanako (went there).
(I know) neither Taro nor Hanako.
(I know) not Taro or Hanako either.
(It is) neither Taro nor Hanako (who did it).
(It is) not Taro or Hanako either (who did it).

このような場合カッコ内が省略しても分かるなら省略できますが和訳は適宜変えなければなりません。

(3)
That neither. は心理的に不自然です。「違うんだ」と打ち消すには否定語が前にあるべきです。むしろ文法的には多重否定といって誤りとされますが *Not that neither. の方が心理的には自然です。
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この回答へのお礼

いつもご回答いただき有難うございます。どのように省略されていたのかがよく理解できました。拙い質問に丁寧にお答えいただき有難くとても勉強になりました。今後とも宜しくお願いもうしあげます。まづは御礼まで

お礼日時:2008/07/19 09:59

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