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UKはイギリス、北アイルランド、ウェールズ、スコットランド4国を連合関係として呼ぶ総称と理解していたのですが
人によって、また辞書によって説が色々あるので混乱しています。
例えば以下の事例がありました。

1.イギリスを除く3国は非独立国である、という説

2.全て独立国である、という説

3.スコットランドはUKではないと断言するスコットランド人

4.アイルランドはUKではないと断言するアイルランド人
  (注:でもこれは北アイルランドとアイルランドが異なる国であることを知って謎が解決しました)

前述のイギリス以外の3国の人々に日本人がUKと同意語のつもりで「イギリス(イングリッシュ)」「ブリテン(ブリティッシュ)」と言ってしまうのは
実際に間違いですし、歴史や政治的な意味合いで反発する人がいるというのは勿論理解できるのですが
しかし「UK」と言っているのにそれを拒む、あるいは独立国か非独立国かということ、
グレートブリテンは北アイルランドは含まれないがその他は含まれるとか
そのあたりは行政、教育面などにおいても知識が一本化されて然るべきな気がするのですが、なぜされないのか分かりません。
それに私と友人の記憶ではウェールズは「ウェールズ地方」という呼称を学校で習ったように思うのですが。。。
以下の解説サイトは色々具体的にUKを解説していますが、これは正解ですか?
何をみても誰に聞いても一本化できずにいます。
どう解釈するのが正解ですか?
ご存じのかたがいらっしゃいましたら、出来るだけ平易にご説明ください。
宜しくお願いします。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE% …

A 回答 (3件)

http://www.uknow.or.jp/be/s_topics/100faqs/qa01. …

ウィキではなくこの英国大使館サイトをご覧になってはいかがですか。
UKはイングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドの4つからなります。
サッカーのワールドカップではイングランド代表、ウエールズ代表などで出場しますが、オリンピックではこの4つの地域が1つになりUK代表で出場します。

イギリス在住の方に聞くと、普段は対立していてもオリンピックでは不思議と1つにまとまる国家のようです。
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この回答へのお礼

こんばんは。
早速のご回答をどうもありがとうございました。
お礼が遅れて失礼いたしました。

なるほど英国大使館のサイトで勉強すればいいのですね!
それとワールドカップとオリンピックでの出場状況が異なるのは興味深いです。
北京オリンピックもいよいよ開幕なので、そのあたり注意しながら観戦してみます。
このたびは本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/04 21:50

UK=United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland 


外務省サイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uk/index.html

ウィキペディアの記述は間違ってないと思います。
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この回答へのお礼

こんばんは。
早速のご回答をどうもありがとうございました。
お礼が遅れて失礼しました。

両方を熟読して理解に努めます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/04 21:53

現代の日本での「国」の感覚で考えると、UKはとても不思議な気がします。

でも1つの政府が1つの国とは限らないのです。

たとえば、江戸時代の日本を考えてみるといいでしょう。
1.日本は江戸にある征夷大将軍が統治する国である。-YES
2.日本は二百七十六の藩がそれぞれ分割統治する国である-YES
3.日本は天皇が征夷大将軍を任命するので、最高統治者は天皇である-YES

江戸時代の統治方法を外国の方に説明すると箇条書きにするとこのようになります。UKの4カ国?の比じゃないほどのややこしさです。
しかしこのような表現はある意味全部正しく、歴史的経緯を考えるとちょっとずつ間違っています。

UKも同じです。たとえば独立国かどうかと考えたとき、明治直前の薩摩藩や長州藩と意味合いが重なります。
江戸時代の日本(日本列島)の統治権者は当然、征夷大将軍と江戸幕府に帰属します。
これは事実なのですが、各藩もそれぞれ独立した統治能力をもち、幕府からその土地の統治権をあたえられていますから、独立して行動しても文句をいわれにくい面もありました。
もちろん外国から見ると二重外交なのですが、薩摩藩や長州藩のように「江戸幕府から独立するつもりだ!(だからお金と武器を頂戴)」とか「いずれ江戸幕府を倒すつもりだ」と言われれば、それだけの能力を備えた独立国として扱うこともできるわけです。(見返りを期待してです)
スコットランド・イングランドなどは日本で言う藩のように、それぞれ独立して統治する能力を有する領主(王)が過去にいましたので、その当時は独立国だったともいえますし、(朝廷から征夷大将軍に任命されることにより統治する)日本のように、イングランド島全体の統治権は(権利章典により)イングランド国王に委ねていたとみれば、各領主は独立国ではないという見方もできます。

このあたりは国際法とか国内法とか法の成立の歴史的経緯とか言って、色々な意見があり、必ずしも一本化できるものではないのです。

ということで、アメリカ合衆国のように新しい国で、国の成り立ちもすっきりと分かりやすい国は簡単ですが、1500年以上の歴史を持つ日本や、1000年以上の歴史を有するイングランド島のUKなどは、簡単には割り切れない歴史を有しているのです。

ですので、色々なサイトにある説明はすべて正しく、しかし書ける文字数の関係で完璧ではないということです。
本当にすっきりしたかったら、自分でイギリス史を勉強するしかないでしょう。
日本の天皇制だって、日本人だからなんとなくこんなもんかと思っていますが、歴史の違う外国から見たら???だらけですよ。

そこが歴史の重みでもあり、面白いところでもあります。
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この回答へのお礼

こんばんは。
長文にわたり色々と具体例を挙げてご説明くださいまして
どうもありがとうございました。
一筋縄ではいかないところが、歴史ある国の難しくも面白いところなのですね。
私は現在海外に暮らしているのですが
日本で以前読んだ本に「日本の欧米という言葉の意味は90%が米を指している」とあり、なるほどそうだなと思ったものですが
しかし海外に出てみると、米に比べると圧倒的に欧がものの中心であることが多く
またとりわけ英国の権力の強さを感じずにはいられません。
一度じっくり英国史をしっかり勉強してみたいと思います。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/08/04 22:04

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