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培養細胞をホルマリン固定して観察した後に可溶化したいのですが、いい方法はないでしょうか。可溶化の目的は、総タンパク質量を吸光度にて測定(Lowry法やBCA法)することです。

A 回答 (1件)

抗原の活性化のためにホルマリン固定後に低濃度のTritonX処理する方法もあるのでデタージェントでの可溶化も不可能ではないと思いますが、その後にデタージェントの影響を受けやすいタンパク定量を行うことを考えると、同じ条件で作った固定していない培養細胞をタンパク定量するほうが現実的のように感じます。

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この回答へのお礼

どなたからも回答をいただけなかったので、あきらめていました。
ありがとうございます。回答を頂く間、色々と検討してみました。

「抗原の活性化のためにホルマリン固定後に低濃度のTritonX処理する方法もある」のだそうですが、私が用いているRIPA(TritonX 1%、デオキシコレート1%、SDS 0.1%)では細胞形態に変化はなく、1N NaOHのON処置ですら変化を目視できませんでした(固定に用いているのは、10%ホルマリン/PBSです)。
その後、「ホルマリン固定は、可逆的である」との記述を見つけたので、固定後の細胞に対して、1日以上かけて数回PBSを交換したものにRIPA処置をしてみました。ON処置で溶解されるかも知れないことが解りました。BCA法は比較的界面活性剤に耐性で、RIPAにはほとんど影響されないようですので、上記の方法で可溶化しタンパク定量をしようと考えています。
ご回答に感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/10 20:43

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