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千葉県勝浦市の勝浦海中公園に行った時に、付近の海岸の岩にたくさんの長方形の穴(小さなプールのような)を見かけました。非常にきれいに掘られいかにも人工的でした。勝浦だけにあるのかはわかりませんが、人工なのか天然なのか?人工ならなんの目的で?が気になっております。どなたか教えて下さい。

A 回答 (2件)

生簀用の穴が関東地震で隆起した跡です。


ご覧になった人工の四角い掘り込み穴は、勝浦から南、千倉・白浜・館山から鋸南まで、房総半島の南部の岩石海岸ならいたる所にあります。数えた人はまだいませんが、凄い数あるでしょう。それより北部の上総地方には、岩石が弱いので掘られていないようです。
他の日本の海岸には見られない(と思いますが)、房総半島南部の海岸に特有の物です。
明治から大正にかけて、沿岸漁民の生簀(餌用の魚、取ってきた魚や海老・貝など、観光生簀用の魚・海老・貝などを一時入れる)として掘られたもので、海に穴で通じていて、潮の干満で、海水が循環するようにしてありました・・・当時は、電気ポンプなどなかったので。
養殖のように長期にわたって入れておくためのものではないと思います。
1923年の関東大地震で、房総半島の南部は海岸が隆起して、これらの生簀はみな高くなってしまい、水が循環しなくなってしまったので、大部分が放棄されました。隆起したので、沢山あるのがわかるようになったわけですけど。
現在でも、再利用されている例はあるようですが、大部分はほっぱらかしのようですね。観光用に再利用したら、面白いんじゃないかと思うんですが・・・。地元の人が、珍しいものだと思ってないのがネックかも。
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この回答へのお礼

養殖っぽい、とは思いながら、海面との関係が?でした。そうですか、関東大震災で南房総が隆起した話は有名ですが、それとの関連は気づきませんでした。頭がスッキリしました。明快なご説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/03 09:09

参考URLのページによると、人工で、昔養殖をしていたのかも?とおっしゃってます。

 情報が少なくて申し訳ございません。

参考URL:http://www.enjoy.ne.jp/~yuumi/umi-3-p004.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり養殖という線が濃いですかね。また行く機会があれば地元の方に聞いてみたいです。

お礼日時:2008/09/02 08:57

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