これ何て呼びますか Part2

数種類育てているブルーベリーの一つの葉に赤い斑点が急に出てきました。
苗は元気そうで、特に弱っているようには見えないのですが、これは病気でしょうか。
今年伸びた枝の葉に斑点が出ているようです。
3日の日に、冬越しの準備の為、草木灰を与えました。
あげすぎが原因とか考えられますか?
他のブルーベリーとは離した方がいいでしょうか。

A 回答 (1件)

こんばんは。


ブルーベリーですが、病虫害に強いと言いつつも、結構病気が出るものです。(葉が変色する病気で枯死ということはまれですが)

私の場合はブルーベリーの株元から梢の範囲(半径1.5m)には
藁でマルチング(地面を覆うこと)して、雨水が地面から跳ね返らないようにしています。
と言うのも、ブルーベリーの葉を変色させるような菌(糸状菌)は、
それが雨が降ったときに 地面からの泥飛沫と一緒に土壌から感染しやすい性質があります。
それに加え、普段から枝抜き(枝を間引き)して、風通し良くすることも必要です。
枝抜きとマルチングをしただけで病害は90%予防できる言って過言ではありませんよ。

また、一般の書籍には載っていないかもしれませんが、ブルーベリーはPHだけでなく肥料の過不足に案外敏感です。
PHが上がりすぎ(アルカリに偏りしすぎ)てもミネラル不足となり葉の変色(クロロシス、ネクロシス)を起こしますが、
PHが変化しなくても肥料が偏って赤い斑点が現れる場合があります。

病害と生育障害の見分け方ですが、
病害の場合、斑点が現れた葉は、日を追うごとに斑点の色が濃くなり、最期はその部分が穿孔したり壊死して
葉が枯れ落ちてしまいます。
生育障害の場合は、変色箇所が多少増えてもバラバラと急激に枯れ落ちたりはしにく、落葉時期まで付いている場合が
多いと思います。

私と意見が近い物として、岩手大学農学部付属農場の公開テキストの写しが
下記に乗っていますので参考にしてみてください。
http://www.kankyo-enjinia.com/Community/pico28+i …
岩手大農学部は農学部としては評価が高いので信頼性が高いとはずです。

私の場合は、質問者さんのように葉に斑点が出現したら、家庭で出来る簡便で効果的な方法として、
窒素に加え更に鉄、マンガンなどの微量元素入が入った液体肥料を
通常使用量の目安が500倍なら、植物に負担がないように5000倍程度(5~6Lジョーロに1cc程度)に
大幅に薄めて週2回くらい与えて様子を見ます。
止まればそれは窒素不足だと判断してよいと思います。
5000倍なら露地栽培では既に草木灰を与えていても悪い影響が殆ど無いはずです。

それでも斑点が拡大し、また周囲の葉に伝染したり、斑点部分に穿孔が見られたならが、
斑点病やサビ病の可能性もあるので直ちに病変した葉を摘ん燃やしてしまいます。

>草木灰を与えました
草木灰は窒素を含まず、カリウム、カルシウム由来のアルカリ成分を多く含みますので、
水溶液はアルカリ性でブルーベリーには向かないと思います。
次のシーズンからは緩効性の固形肥料にしたほうが良いと思います。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

Ivaneさま、ありがとうございます。

ブルーベリー、結構病気が出るものなんですね・・・
うちのブルーベリーはまだ鉢植えで育てていて、鉢の高さもあるので、あまり雨水の跳ね返りは少ないと思います。(と、言っても結構はねてるものなのかもしれませんが・・・)
マルチングは常にしておいた方がいいんですね。
今、越冬用に麦を育てていて、ワラを作っているので、できたらすぐに敷いてみたいと思います。
今年購入した小さい苗なので、まだ剪定はしていません。
それでもうちにあるブルーベリーの中で一番成長したので、冬の剪定はしたいと思います。
育て方を検索していると、幼苗は剪定しなくていいとか、するとか、意見が違うので、どうしたらいいのかと悩んでいました。

肥料にも関係してくるんですね。
肥料は発酵油かすを春先と一ヶ月ほど前に与えました。
液肥はあげてません。肥料不足かもしれませんね。
育て方の本をみると、中途半端な時期に肥料を与えると、花芽分化ができなかったり、冬越しの準備が遅れて越冬できなかったりと書いてあったので、あまり与えていませんでした。

ほぼ毎日見ていますが、この間、急に斑点が出てきたばかりですので、病害なのか、生育障害なのか、もうちょっと様子を見てみますね。

教えて頂いた、岩手大学農学部付属農場の公開テキストの写しなんですが、なぜかエラーになってページが閉じてしまって見られません。
検索して入っていっても、やはり閉じてしまいました。残念です。

草木灰と液体肥料を一緒に与えると何か悪い影響があるのでしょうか。
鉢栽培で、根を傷めたら困るので、草木灰を土にすき込まず、上から蒔いたのみです。

草木灰はアルカリ性なんですね。知りませんでした。
土はピートモス80%くらいと赤玉土を混ぜた物なのですが、簡単にアルカリ性に偏ってしまう物なのでしょうか。
北海道の中でもかなり寒い地域なので、冬越の準備として、根を丈夫にするためにカリを与えると聞いたのですが、うちには犬を飼っていますし、放し飼いにされているネコもよく来るので、なるべく化成肥料は使いたくないのですが・・・

今は鉢で育てていますが、落葉して休眠期に入ったら、畑に植え替える予定です。

とりあえず、教えて頂いた通りに、液体肥料を薄めに与えて様子を見てみます。

お礼日時:2008/09/13 13:46

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