dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

例えば、米農家の方が1週間後に台風がくる、もしくは雨が降る、のような情報を天気予報でえた場合、どんな対策ができるのでしょうか?

色々な状況が考えられますが、これから日差しが強くなる、風が強くなる、等、先にあらかじめ気象を知ることで生産性をあげることは実際できるのでしょうか?

また、週間天気予報のような期間の長さでなく、「今年は」とかで、植えるものを変えたりするものなのでしょうか?

米に関しても知りたいですが、違う作物のことでもご存知であれば教えてください。できれば、農業を職業にされているかどうかもお答え頂ければ幸いです。

A 回答 (5件)

路地野菜農家です。



今年は…で植える作物は変更しません。

天気により作業の変更はします。

・これから雨が降るので今定植した苗は水をかけなくても良い
・雨が降るとトラクターなどの機械が畑に入らなくなるので、雨が降る前に作業をしてしてしまう
・今は風が強いが、明日になれば風が凪ぐので水掛けは明朝にしよう
・台風が来るので苗に網やビニールを被せよう
・雨前に追肥を行おう

など農業は天気相手の商売ですので天気情報はとても重要です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

bejitakaさん有難う御座いました。
いろいろな場面で天気予報が利用されているんですね。
現場の情報がお聞きできて、大変ためになりました。
有難う御座いました。

お礼日時:2008/10/03 06:52

>それ程大きくはないですか?天気予報が当たる確率が高まっても(例えば1日前には100%)分かるようになっても大したことないですか?


それともかなり大事なことですか?

物次第です。たとえば、畜産をしているのであれば、
「サツマイモを収穫すれば蔓も収穫できる」
という考え方があります。サツマイモの収穫時期は霜が降っても可能です。しかし、家畜の餌となるサツマイモの蔓も収穫しようとすると、どうしても霜が降る日よりも前に行う必要があります。もし、霜が降ってしまったらば、蔓は凍害で枯れてしまい家畜の餌になりませんから。だから、多少無理をしても霜が降る前に収穫する必要があります。

地域にも寄りますが、私の地区ですと、10月下旬から11月上旬までは乾いた日が続きますが、10月中旬と11月下旬には比較的激しい降雨があります。稲藁のすきこみを行おうとすると、この間の期間に行う必要があります(水田がぬかるんでトラクターが入れない)。1-3日後の雨に合わせて無理(例、深夜10-12時までロータリー作業等)にでもすきこみを行う必要があるのです。

だから、「何を収穫するか」、「何の作業をするか」で、大きく変わります。春の田植え時期の雨は、地下水位が上がってくることですので、浸透水量の積分になります。強い雨が降っても流れていってしまうだけですから、使えない水です。弱い雨が延々降り続いてくれることが必要です。

ただ、天気予報の精度が上昇しても資金負担が増える様では農家はその情報を使えません。農産物の価格下落により、機械更新資金が不足しています(最近朝日新聞で稲作農家の経営状況の記事がありましたので参考にしてください。生産10町、休耕田10町、10アールあたり600kgの生産で売上が年100マン、年間設備投資学が(100/3=)30万ですと12年(農機具部品供給期間)で設備投資(設備を買うと償却額と同額の運用費が必要)は30/2*12 = 180万となり、コンバイン(200-500マン)は購入できませんので)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

usokokuさん有難う御座いました。
専門の方の状況が分かる詳細な説明で大変助かりました。
天気予報が役立つ場合が良く分かりました!

お礼日時:2008/10/03 06:49

今年は・・・で作る作物を変えることはありませんが、週間予報をみて、稲刈りを早めようとか、消毒(消毒して、直後に雨が降ると効果がなくなるため。

最低2~3時間は降らないでほしい。)をいつにしようとかは考えます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

manchanfさん有難う御座いました。
農家の方なんでしょうね。現場の貴重なご意見助かります。
下にも書かせていただきましたが、天気予報の生産性に対する影響はそれ程大きくないでしょうか?
宜しければ教えてください。

お礼日時:2008/09/19 02:54

労働生産性の向上には天気予報が必要です。


雨の状態で、移植する・しない、耕す・耕さないの日程を変更します。
たとえば、
雨が降って水が多いときに「田植えをする」
雨が降らず乾いているときに、耕しておく(すきこむ)(水が入るときれいに耕せない)

冷夏の場合には、農薬の発注を増やすときがあります。イモチが冷夏で発生しやすくなりますので。

台風の場合に、一週間前ですと特にすることはないですが、前日・前前日ですと、水の流入を押さえる(堰を開く)等。あるいは、収穫期ですと収穫を前倒しするとき(水田が濡れているとコンバインが入れない)があります
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答本当に有難う御座いました。

天気予報は生産性の向上に寄与するようですが、それ程大きくはないですか?天気予報が当たる確率が高まっても(例えば1日前には100%)分かるようになっても大したことないですか?
それともかなり大事なことですか?

私のような素人だと、結局、冷害が襲ってきたら天気予報を知っていようが関係なくやられてしまう、とか考えてしまうのですが。
もちろん今年は寒くなる!とかを前の年に分かっていたら大きいとは思いますが。
usokokuさん以外でももしこの辺りに答えられる方いらしたらお願いします。

お礼日時:2008/09/19 02:50

土盛りをするとか、ネットを張るとか、木が折れないようにするとか、収穫を早めるとかの対策をします。

今年は・・・では変えることはありません。

この回答への補足

Zorroさん有難う御座いました。他の農家の方々のご意見も教えて下さい。この種のことであれば、何でも教えてください!!!よろしくお願いします!!!

補足日時:2008/09/12 18:17
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座いました!天気予報はちゃんと役立っているんですね。現場の声を有難う御座います。

お礼日時:2008/09/12 18:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!