dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

母方の祖父の仏壇を祖母が管理していましたが、祖母は介護が必要になり、祖母と同居している母が仏壇管理も祖母の介護も引き受けています。近所に母の弟(祖父にとって長男)もいますが介護も仏壇の継承も放棄しています。(墓は継ぐ気のようですが…)母は姓が違う自分が入れない仏壇を今後管理するのはおかしいのではないか、と言い仏壇を処分するか迷っています。
お仏壇というのは姓が違うと入れないものなのですか?父母は墓も仏壇もありません。面倒をみてきた父母が継いで一緒にお位牌をいれてもいいのであれば処分しなくていいのですが。特に父は血のつながりもなく入れるのかどうか全くわかりません。教えてください。

A 回答 (1件)

曹洞宗の僧侶です。



法的には、お墓や仏壇・位牌といった先祖祭祀にかかわる祭具は、祭祀を継承した者が一括して継承するものとされています。一方で祭祀継承者は自分が継承した祭具を任意に処分しても良いことになっているので、当事者間の話し合いなどで、双方が納得しているのであれば、継承者以外の者(兄弟、そのほかの縁者)に祭具の一部を分け与える事に、実際上の問題はありません。

一般に、仏壇はそのお家の宗旨のよりどころとして先祖祭祀の中心的な祭具のひとつですので、本来であれば、お墓やご先祖さまのご位牌とともに継承されるべきものですが、事情によって、仏壇だけが他の縁者のもとに引き継がれるということも珍しい事ではありません。

姓が違っていても有縁の方が、仏壇を継承することに問題はありません。また、引き継がれた仏壇に直接の血縁がない方のご位牌をお祀りすることも、なんら問題ありません。

ただし、一部の宗派では、仏壇の様式などが決められている場合もあるので、お付き合いのあるお寺さんがあるのであれば、一度相談されることをお勧めします。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
とてもよくわかりました。宗派の違いはないようですので、父と母で継承していくつもりになったようです。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/09/30 19:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!