dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

一般的な意見はご遠慮ください。外来生物について理解・知識の有る方からのご意見を頂戴したいと思います。

外来生物については、法律もあって駆除する方向にありますよね。
日本古来の種や生態系を保存する観点から、そのような対策も必要だと思います。
ただ、元来自然は弱肉強食で、強い種が生き残ることこそ自然なのではないでしょうか。そう思うと、外来種にやられてしまう種は絶滅する運命だと思いますし、それに応じて生態系も変わるのではないでしょうか。
また、人類はどうなのでしょうか。日本以外の民族や文化がたくさん入ってきて日本も随分かわりましたよね。それは他の生物とは分けて考えるのでしょうか。むしろ、単一民族より混血の方が種として強くなっている気がしますし、個人的にはウエルカムなんですけどね。

どなたか、この疑問に「イヤ違う、こういう理由で・・・。」というのをわかりやすく説明いただきたいと思っています。
ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

No.5です。


No.5の質問にお答えします。
ヒトは欧米人でもアフリカ人でもアジア人でも「交雑可能」ですよね?
つまり、他の種ではなく、同一種の「ヒト」です。
交雑(混血)しても「種内交雑」にすぎません。我々がヒトなので、その違いが大きく見えているだけです。欧米人優勢でも何でも、大雑把な目で見れば、ヒトがそこにいるにすぎません。

ただし、ヒトの目から見て欧米人とアフリカ人に大きな違いが見えるように、遠距離で遺伝的な交流がなく進化したヒトには、相違が生まれています。アフリカの環境に適した人種と、欧米の環境に適した人種が発生しているわけです。
そして現在に至り、これらの人種が容易に交雑可能になりました。ヒトの特性として長距離移動が可能となったので、交雑は進むと思われます。それを感情的に受け入れない、と思う人種(あるいは個体)もいるでしょう。それはそれで、新しい遺伝子を受け入れたくない傾向としてその集団に反映されます。
さて、文明の発展で、ヒトは過酷な環境にも適応して生活することも可能になりました。つまり、アフリカの環境下で欧米人でもアジア人でもアフリカ人でも大差なく生活できるようになったわけです。つまり、色が黒い、暑さに強い、運動能力が高い等、遺伝的にみて(直接的に)アフリカでの生育に適している事が、生存に有利であるかどうかに反映されにくくなったわけです。
こうなると、文明社会を維持できる限り、交雑が進んでも、遺伝的に不利な影響は出ないようにも思われます。むしろ、ヒトとして増殖に有利な「文明社会」に与している人種の血を受け入れる方が、自らの遺伝情報を遺せるとも判断できます。(その判断はそれぞれの個体に依存します。)

蛇足ですが……
交雑して優秀な子孫が生まれる「雑種強勢」ですが、それは一代限りであることを留意した方がよいかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!
人と外来生物の意味合いの違いが分かりました。

まあ、とにかくあまり外来生物が住み着くと人間にとってよくないようだし、今の環境を守った方がよさそうですね。

ありがとうございまいした。

お礼日時:2008/09/17 21:22

>人間、に関してはいかがでしょうか。


>人間は入り乱れても大丈夫なのですか?
>放っておくと欧米人に占領されてしまう気がしますが

占領されてしまうと思う根拠はなんでしょう?

それを言えば欧米諸国も、華僑により中国人に占領されてしまうと思っているかもしれませんw

それと人は外来生物としての認定を受けてませんしw

まして今いる日本人でさえモンゴル系・中国系じゃないですか!
古くから日本にいたアイヌの人々は片隅に追いやられてしまったまま!
人類は有史以前から過ちを繰り返しているんです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/17 21:19

どこから説明すればよいか難しいのですが、一応。



(1)ある地域で、様々な生物が生息している状態は、数百年~数万年かけてその状態に至った結果で、生態系としては比較的安定しています。
外来種のうち「強い種が生き残る」のは短期的な現象です。たとえば、外来種がその「強さ」によって捕食できる生物をすべて食べつくし、数十年後に絶滅すれば、結果的に生き残ったことになりません。さらに、「強い朱」に、他の多くの生物が捕食されたり住処を収奪されることで、比較的安定していた生態系は外来種によって容易にバランスを崩しますが、回復は困難で長期を要します、というか戻らないことが多々あります。
元の生態系が好きとか嫌いとかいう問題ではなく、数万年かけてその土地、気候に適した状態まで進化した生物群が生息していたものを、外来種は容易に破壊し、たいてい共倒れするので、厄介だということなのです。

(2)世界的な種の均一化について説明します。「生物多様性」については、基本的な話なのでご自分で調べてください。生物多様性により、ある種が環境変異などで壊滅的な減少、あるいは絶滅を起こしても他の生物種がクッションのような役割を持つことによって、生態系の安定性が高まります。
現在人間の力によって、意図せずとも、飛行機や船などの移動手段によって世界中の生物があちこちに移動しています。これにより、世界的な「種の均一化」という現象が起きています。これは、一部地域だけで見れば一見生物多様性が高まったかのように見えますが、世界的に見れば多様性は低くなっています。
つまりは、あなたの言う「強い種」が生き残ることで、在来種とよばれる他の「弱い種」は減少したり、絶滅しています。
さて、これがどのような影響を与えるかというと、たとえば、世界中で増殖中の「強い種」に対して、もし、致死的な病気が発生すれば、どうなるでしょう?
世界中でその「強い種」が死滅し、その「強い種」に依存して増殖してきた生物もあおりを受けて減少あるいは絶滅します。ですが、もし、その生物が世界中に広まっていなければ、その「強い生物」に駆逐された別の生物が生き残り、他の生物にそれほどの影響を与えずに終わるはずです。
多種多様な性質をもつ生物が各地で生息することによって、全体的な生物の絶滅を回避し、互いが安定して生息できる環境を維持しているといえるのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど。有る意味生物として生き残るためにリスクヘッジとして多種多様性が必要なようですね。

人間、に関してはいかがでしょうか。
人間は入り乱れても大丈夫なのですか?
放っておくと欧米人に占領されてしまう気がしますが(笑)

お礼日時:2008/09/16 23:45

  私見ですが、要は外来種の移入の理由が自然であるか否かということでいいのではないかと思います。

で、この場合の “自然” とは 「人間の意志が介在しているかどうか。」 ということ。
  この理屈で言うと、たとえば海外から自力で飛来してそのまま居ついた鳥がおり、それによって生態系が変わるのであれば、まさに自然淘汰と言えるでしょう。
  しかしそうではなく、例えばブラックバスやアメリカザリガニのように人間が人間の都合で持ち込んだ動物が流出して繁殖したのであれば、これも私見ですが、自然な移入とは言えないので、これによる生態系の変動は自然淘汰とは言えません。
  理念の問題だけ考えるのなら、こんなところだろうと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

人間に関してはいかがお考えでしょうか?

お礼日時:2008/09/16 23:48

>ただ、元来自然は弱肉強食で、強い種が生き残ることこそ自然なのではないでしょうか。



本当にこれだけなら、自然保護なんていらないんですよ。
人間が一番強いんだから、それ以外の生き物は、ペットと家畜だけで良いということになります。
でも、それじゃあ生きにくいと感じたから、自然保護なんてものを始めてしまった。
そこに、弱肉強食をもう一度持ち込んだら、おかしくなります。

それに、今住んでる生物は、他の所から生存競争に負けて追い出された生物もたくさんいると思います。
その逃げてきた生物に、弱肉強食だと言って、他の生物を放し飼いにしてけしかけるのは、おかしくありませんか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

人間に関してはいかがお考えでしょうか?

お礼日時:2008/09/16 23:47

>日本古来の種や生態系を保存する観点から、そのような対策も必要だと思います。


建前はそうかも分かりませんが、本音は人間さまが迷惑するからかな。

日本にある野菜や果物は、米をはじめほとんど外来種でしょうね。植物は置いておいて、動物で。

悪名高きブラックバスで言うと、小さな魚を食べつくして、食物連鎖のヒエラルキーが崩れると、小さな魚がえさにしていた虫とがが大発生します。ブラックバスがそいつらを食べてくれると文句は言えませんが、食べてくれません。その虫が何をするかというと、人に迷惑をかけます。(あくまで人の理論)

もう少し大きな小動物(アライグマなど)は畑を荒らします。もっと怖いのは、外来種の持っている病原菌や食物連鎖のヒエラルキーが崩壊した時に対象発生する生物に媒介される病気です。

人のためになるマンゴー等外来種は大歓迎です。砂漠の緑化のために外来種を植樹することもよいと思います。
判断基準は多くの人間にとって良いか悪いかです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

人間に関してはいかがお考えでしょうか?

お礼日時:2008/09/16 23:47

究極の自然保護で言えば、何も弄らないのが唯一の自然保護だと思われます


ですが人間の手で移植なり品種改良された物があると、それ自体、自然保護の観点からは離れてしまいます
ただ、昔から繰り返された移植・品種改良により、今の自然事態は壊滅状態といっていいでしょう
例えば“犬”ですが、野生の犬とは居るのでしょうか?
何処からも品種改良のDNAの影響を受けていない野生種は聞いたことがありません
これを例に挙げれば、今の自然はただの作り物に過ぎないと言っても言い過ぎではないのかもしれません
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

人間に関してはいかがお考えでしょうか?

お礼日時:2008/09/16 23:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!