電子書籍の厳選無料作品が豊富!

私は中田ヤスタカさんの大ファンです。

最近少し調べていたら、ヒットしている人にはよく言われがちなことですが、いわゆる「パクリ」と批判されていることがたまにあります。

例えばPerfumeの「ポリリズム」はUnderworldの「two month off」、鈴木亜美の「can't stop the DISCO」はKylie Minogueの「In My Arms」などというようにです。

これは打ち込みの音楽の作曲方法の一つ「サンプリング」というのが関わってくるのだと思いますが、私はこの手の分野に詳しくないのでよくわかりません。

みなさんはこのパクリ批判についてどう思われますか?
DTMなどの打ち込み音楽に詳しい人がいましたら、ご意見聞かせてください。

A 回答 (4件)

恐らく中田ヤスタカさんのやりたいことというのは、


海外のクラブミュージックなどを日本の歌謡曲の
フォーマットに落とし込むという作業だと思います。
こういったことは昔から行なわれていて、海外のロックを
日本の歌謡曲に、というようなことは日常茶飯事ですよね。
これは視点的には「パクリ」や「サンプリング」よりは
「海外の良質(あるいは個人的に好き)な音楽を模倣し、
流通させることで、日本の音楽のレベルを上げていく」
という考えではないでしょうか。
これは日本人の西洋文化への憧れという、若干自虐的な
感性が戦後の日本に根付いているからというのもあると
思います。日本人独自の音楽性を追求していると、また
違うアプローチになるのかもしれません。

あるいはもっと簡単に「これって○○のパクりだよね?」
というふうに話題になるのを計算しているか、自分の好きな
音楽を知って欲しいという欲求から、リスペクトする楽曲を
模倣するということもあるかもしれません。また、「ここは
○○だよね。これを取り込むとはやるねー」というふうに
遊び心でやっているとも考えられます。
鈴木亜美さんの「can't stop the DISCO」のイントロを聴けば、
クラフトワークの「Home Computer」*を連想させますし、
「Home Computer」が入っているCDには「MUSIC NON STOP」という
曲もあります。「can't stop the DISCO」は、それを暗示させるような
タイトルですよね。ジョークかも知れませんし、偶然かもしれませんが。

彼がDJもこなすことを考えると、好きな曲とMIXしやすい
ように、真似した曲を作っているというのもあるかもしれません。

*参照URL 2:23頃

http://jp.youtube.com/watch?v=Y0L1AP2mAJo
    • good
    • 0

自分の好きなアーティストが「パクリ批判」を受けていると


気になりますよね。

氏がどうかという議論は真実を知る手立てが無い以上
推測の域を出ないので不毛だと思います。
それに自分が気に入っている音楽であれば関係ないでしょ?

それとミュージシャンの中には本当に悪意を持って
パクっている人もいるかもしれませんが、私が思うに
ミュージシャンの中には、教科書的に色々な音楽を
聴いて自分の幅を広げようとしている人がいて
誰のモノか意識しないで、「いつの間にか自分の中に取り込んで
いた」という可能性もあると思うんですね。

それは反則ではなく、自分のフィルターを通した時点で
自分のモノになってしまっているパターン。
大体、パクリの概念も基準が無い以上、明確に判定できませんし
意図的にパクっても、その程度の人は原曲を絶対に超えられない
と思います。

それにこれだけ長い間、色々な国で音楽が生まれていると
偶然同じような曲が生まれる事もあるでしょう。

後は多感な時期に聞いた音楽とかは、一般リスナーの方でも
自分の頭の中でよく出てくるフレーズ、リズムなんかがあると
思います。しかもそれが誰の何て曲か忘れている場合。
この場合も時間を越えて、無意識に似たような音楽が生まれる可能性が
あると思います。

うだうだと書きましたが、自分的には曲の生まれるプロセスは
どうであれ、自分が聴きたいか、聴きたくないかがで選択します。
そしてパクリ批判をしている方にも悪意のある方と、正義感が強い
人の2種類がいると思います。彼らには言論の自由があるので
抑制することはできません。だから情報を鵜呑みにせず、自分の
価値観をしっかり持つ必要があり、それが実践できれば根拠の
ない情報は気にならなくなります。(日本人ってこれが苦手)

みんなのモラル、芸術への価値判断能力が上がれば、批判する側に
イニシアチブを取られる事は無くなるんですけどね・・・。
    • good
    • 0

Perfumeの曲はあざといくらいにダフトパンクの手法を引用しまくりだけど、好きですよ。



Perfumeの曲はUnderworldや鈴木亜美やKylie Minogueの曲を無断で使用したわけではないですよね。
サンプリングではなく、曲の着想の問題ですな。

まぁテクノなんて所詮無我の境地みたいなものですから。

かつてテクノ四天王オービタルなんて、ボーカルとしてOpus IIIのカースティ嬢を起用しようとしたら断られたモンで、勝手にOpus IIIの曲(しかもヒット曲)を逆再生して取り込んで(サンプリング)、作ったヒットさせてしまったですからなぁ。
それに比べたら日本は平和だなぁと。
    • good
    • 0

>これは打ち込みの音楽の作曲方法の一つ「サンプリング」というのが関わってくるのだと思いますが、



いや、別に関係ないでしょう。

売れる曲を作ろうとすれば、必然的に過去の曲と似通った部分が出てきて当然であり、サンプリングの技術が無かった頃から続いてる話です。

余りに独創的な曲なんて売れるわけないんですから。

私自身の中田ヤスタカ氏に対する印象は、パクリ云々と言うより、「引き出しが少ない人だな」という感じです。
それをある程度意図的にやってる感じもするんですが、世間が飽きたら氏の評価もガタ落ちなんだろうと。
ある意味、全盛期の小室氏とダブってる感じです。
小室氏と比べると、彼はクラブとの接点が多い人みたいですから、そこに活路を求める事が出来そうですけど、海外でも評価が高いクラブシーンの日本人アーティストに比べると、日本の殻を破るような引き出しが無い人、という印象があります。
ただ、その引き出しを意図的に隠して活動しているような印象もあるので、多少不気味に感じる部分もあるんですが・・・。

話が脱線しましたが、「パクリ批判」自体については、「どんな曲でも売れてれば必然的に起こるもの」だと思ってます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!