ショボ短歌会

仕事上のお付き合いで、主人が明治安田生命のライフアカウントに加入しました。35歳で加入し、払込期間80歳(主契約)、月払保険料\12,753です。契約内容は、お付き合いということもあり、ほぼ、薦められるままの内容となりましたが、“契約者貸付が利用できる”“随時、見直しができる”など、良いことばかり言われておりましたものの、いざ証券を見ると次のように記載されていました。
月払保険料は\12,753円で、
色々な特約(定期保険:1,000万、新・介護保障定期保険特約、6大疾病保障定期保険特約、がん治療保障定期特約他、いずれも10年満了です)が付帯されており、
うちアカウント積立金額1,008円、
毎回のアカウント積立金額\168円、
特約に充当する保険料\12,585、と記載されています。
素人考えですが、この内訳ですと、見直しができるファンドになる積立部分は、わずか月\168で、他は全て掛捨て部分の特約保険料に充当されているように見えます。すると、10年の更新時には、特約を更新するにはその時の年齢相応の割高な保険料となるばかりか、貯蓄部分が少ないので、契約者貸付や終身保険として確保できる額とても少なく感じられます。
主人の仕事関連のお付き合いで加入しているだけに、ケチをつけたくないのですが、実質上、ただの掛捨てで、特約更新時に保険料は上がり、加えて、終身保険に変えるにも、契約者貸付を受けるにも積立部分が不足していて、現実的に不可能なら、解約したいのですが、私の見方は間違っているでしょうか?
 どうかアドバイスをいただけますようお願い申し上げます。
 長文を読んでいただき、感謝申し上げます。

A 回答 (7件)

保険を考えるときの基本は、何よりもはじめに、保険ではなく保障を考えること。


つまり、「何のために、どのような保障が、どれだけ必要か」というリスクとニーズをはっきりとさせることです。
このためには、ライフプランを立てて、キャッシュフロー表を使ってシミュレーションするというのが、基本です。
これが明らかになってから、ニーズを満たすような保険商品を探すというのが手順です。
ライフプラン=これからの人生の予定、予想、夢を具体的に「金額」を含めて描いたもの。
キャッシュフロー=ライフプランに基づいて、将来の毎年の収支、累計の収支を表にしたもの。シミュレーションしやすいように、EXCELなどの表計算ソフトを使うのが普通です。

ご質問のライフアカウント型の保険がどうこう考える前に、まずは、上記のように、リスクとニーズを明らかにしてから、今の保険がどうなのか、ということを考えるのが基本です。
解約するにしても、まずは、ニーズが先です。
例えば、車を買い換えるとき、今の車を処分するまえに、次はどんな車が欲しいかを考えて、次の車を決めてから、今の車を処分するのと同じです。

アカウント部分が少ないからダメだと決めつけるのは、ちょっと違うと思います。
そうではなくて、少ないということが、契約者のニーズと異なっているという点でしょう。
#3が述べておられるように、気が付いたら、すべて掛け捨ての保険に切り替えていたという例もあります。となれば、アカウント部分が少ないことが不満だった……という理由はどこへ消えたのでしょう。
ですから、まずは、リスクとニーズをはっきりさせてから、この保険がどうなのだ、と考えなければならないのです。

前置きが長くなりましたが、ご指摘の通り、この金額では積立部分が役に立ちません。
一般的には、アカウントタイプの保険は、アカウント部分に十分な積立がなければ役に立たない保険です。さらに言えば、アカウント部分を「貯蓄」と誤解させるような説明も問題だと思っています。アカウント部分は、あくまでも、保険料の先払いだと考えるべきです。
実際には見たことがないのですが、理論的には、アカウント部分に重点的にお金を入れて、適正な保障を組み込めば、保険料が上がることもなく、ちゃんとした保障が仕上がります。でも、そうすると、最初は保険料に比べて保障が低く見えて、見栄えがしないのですね……

もう一つ、
医療保障と死亡保障は、目的の異なる保障ですから、保険も別々にというのが基本です。
アカウント型も一見すると別々だと誤解される方もいらっしゃるようですが、アカウント部分がなくなれば、上に乗っかっている保障すべてがなくなるので、一本の保険です。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

大変に周到なご回答ありがとうございます。
仰る通り、保障の必要性も内容も考えないまま、保険に加入するのでは、意味がありませんよね。
これを機会に、もっと真剣に、自分達の人生設計等を見つめなおしてみようと考えております。
良いきっかけを与えて下さり、ありがとうございました。
お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

お礼日時:2008/09/27 18:56

払込期間80歳で加入が35歳、月払保険料12753円ということで、仮に更新しても保険料が高くならなかったとしても、


80(年)-35(年)=45(年)
12753(円)×12(ヶ月)×45(年)=6,886,620円
約700万円もの大金をお付き合いというだけで契約せず、すぐにでも解約した方が良いです。
(また、実際には更新時に保険料が高くなるはずです。)
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
本当に生保は高い買い物ですから、気をつけます!
お礼が遅くなり、申し訳ございません。

お礼日時:2008/10/01 01:12

生命保険は、付き合いで加入することはお勧めしません。


たとえ仕事上のお付き合いであっても・・・

月払い¥12753で年間約15万円
10年で150万円です。

ご主人がお仕事でお付き合いしている生保の営業から10年間でいくらの恩恵を被りますか?

経験者や専門家の方が回答していますが、
この保険がご家族にとって本当に必要なもので、
他社と比較してお付き合いの範囲内の僅かな差なら
お付き合い加入もいいのかもしれませんが・・・

必要ないもの、必要かどうかわからないもの、
他社と比較して明らかに不利なものに大枚をはたく必要は
ないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
今回のことで、つくづく情がらみで、生保に加入するべきではないと痛感致しました。
本当にお付き合いも、そこそこしませんと、後悔するばかりですね。
保険の最低限の機能は、“安心”な筈ですが、こんなに悩むことになるとは…。
お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

お礼日時:2008/10/01 01:17

おっしゃる通りです。

契約者貸付を活用できるほど貯まりません。「随時見直しができる」のはどの保険でも同じことです。
やはり、ご主人がもしもの時にどれくらい必要かを測り、遺族年金なども考慮し適正な保険を作るべきです。
その結果算出される保険料はケチってはいけないと思います。(掛け捨て部分が現在の12,585円を越えるかもしれませんが。)
掛け捨て=損と考えるべきでしょうか。他の回答者が生きているかぎり損すると書いてますが、その通りでありますが、また保険とはそういうのもです。必要なコストだと割り切れないなら、もしもの時は悲惨な状況を受け入れることになります。
それと、掛け捨て=保険会社が不当に利益を上げている、ではありません。死亡率など統計データから作られ、他社との競合があり、金融庁の認可が必要な商品ですので(多くが認可をとれずにボツ)、そういう観点で保険をためらうのは良くないと思います。
長くなりましたが、結論は「正しい保険に入るきっかけとする」です。もしお考えの通り解約となっても、授業料だと思えば安いですよ。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスをありがとうございます。
授業料は、できれば払わなくてすめば良いのですが(苦笑)、あくまでも自己責任ですから、已むを得ませんよね。
私が、これまで足りないながら思い描いておりました生保像としては、終身を基本にして、保険料を割安に抑えるために、定期保険で補うというくらいのものでした。ただ、終身と定期のバランスをどうするべきかがはっきりせず、当面は、本質的な決断を先送りにし、比較的余裕のある時期に保険料の先払い(あるいは貯蓄)をして、将来的に終身部分へ充当できる選択肢があるプランとして、LAは新鮮に思えたのです。但し、そこから先の検討が甘かったことを、今は反省しております。
この度の経験を前向きに活かし、ご指摘の通り「正しい保険に入るきっかけ」として、もっと賢くなるように勉強させて頂くつもりでおります。
仰る通り、理屈上は、全ての保険が随時見直し可能であるとしても、現実的には、高齢化した段階でプランの不備に気づいても、見直すことが経済的に不可能なことが多いのも事実かと思われます。その意味でも、早期にnant様の慧眼に接することができましたことは不幸中の幸いでございました。
ご意見、とても感謝しております。また、お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

お礼日時:2008/09/28 00:45

あなた様の分析は正しく、間違っておりません。

定期付き終身の次に登場したのがこのアカウント型であり、会社が儲かり契約者が生きている限り損をするようになっております。
また、実しやかな理屈で漢字生保の契約ををひらがな生保・カタカナ生保の契約に切り替えさせる専門家と称する者もおりますので十分ご注意下さい。
一般の方でこれだけの分析力がおありでしたら、まずご自身で保険知識を身につけて頂ければ、ご自身のお考えに合う保険種類はいくらでもあり、解約をすすめます。
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この回答へのお礼

こんばんは。
とても鋭いご回答ありがとうございました。「やっぱり、そうでしたかぁ~」と、少し落ち込んでしまうくらい(笑)わかりやすい内容で、感謝しております。
以前、友人で、言われるまま定期付終身に加入して、トラブルになったことを聞いておりましたので、注意しているつもりでおりましたから、まさか、自分が同じ問題に直面することになるとは夢にも考えておりませんでした。自己責任ですね。勉強不足を反省しております。
それにしても、教えて頂いたように、名前や形を変えて、悪しき保険が実質的には存続し続けているというのは不思議ですね。

お勧め頂きました通り、早急に見直しをする予定でございます。本当にありがとうございました。また、お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

お礼日時:2008/09/27 18:43

>私の見方は間違っているでしょうか?


間違っておりません!

契約者貸付は解約返礼金の8割~9割が上限ですから、その原資は貯蓄性のある終身保険や積立部分なのです。
しかも、契約者貸付は利子を取られますので、得策では無いです。
利子は低利率ですが・・・。

更新型のメリット
(1)新たに子供を授かる場合は、末子の社会人になる時期が不透明である為、見直すまでに安価である。
(2)貨幣価値下落や金利大幅上昇の際、保険を乗り換えるまで安価である。
(3)早期に万が一が訪れた場合、保険料が安価である。

年齢と払い込み期間にもよりますが、基本的には終身保険料は定期保険料よりも圧倒的に高額です。
払い込み期間が長期の為、終身もしくは積立部分が安価だとはおもいますが、設計プランを見ない限り、何とも言えません。

生・損保合計35社の商品を扱える総合代理店があります。
以下は私がお世話になっている代理店です。

http://www.neutral-inc.co.jp/

この会社以外にも沢山ありますので、総合代理店での保険診断をお勧めします。その際は加入している全ての証券を持参すると良いでしょう。
定期保険はA社、終身保険はB社、医療保険はC社という組み合わせができるのも利点です。
当然ながら、総合保険代理店でも担当者によっては偏りや得意・不得意がありますので、留意は必要です。

保険は仕事上の付き合いで加入するべきではありません。
保険会社は巨大な金融会社ですが、一般従業員に保険加入を強制する傾向では無いのです。
充分な保障と貯蓄を追及すれば、月額保険料が3万円や5万円必要ですが、考え方と状況一つでよりよいプランも多々あります。

クーリングオフ期限が過ぎている場合でも、短期で解約すれば損失は最小限ですから、ご自身の納得できるプランに加入する事をお勧めします。
万が一の際、事態に直面するのは配偶者であるあなたなのです。
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この回答へのお礼

ご親切なご回答ありがとうございます。本当におっしゃる通りですよね。
何を買うにも、事前に色々と見比べて、どれが最良かを判断するものですが、生保に関しては、どうも情的な判断基準が先に立ってしまいます。
教えて頂いたことを参考にして、客観的なお立場からプロの診断をお願いしようと決心致しました。
本当にありがとうございました。また、お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

お礼日時:2008/09/27 18:14

こんばんは



ご指摘のように、ほぼ掛け捨ての保険と思われます。

ご契約なさる時に、説明を受けられたとのことですが、あなたも同席なさっていたのでしょうか?

一度、担当者に来てもらい、何年後にいくら貯まっているか、等不明な点を説明し直してもらうといいです。漠然とたくさん貯まりますというのではなく、いくら???とはっきりと納得するまで聞いて下さい。

本来は契約の前に、しっかり聞いてもらいたかったんですが、おつきあいとのことですから、ご主人の立場もありますし、契約者の権利ですから、例え奥様といえども、決めたり止めたりはできません。ご主人さまから言わせなくてはなりません。

貯蓄型で最もふえるのは、年金保険ですが、これでも払った以上に増えるのに、10年~15年は必要です。

保険を選ぶ時は目的をハッキリ伝え、何年後にいくら貯まるのか・死亡の時・入院の時・解約の時・満期のとき(解約以外で保険期間終了時)等払う金額と同時にどんな時にもらえるのかともらえる金額を何パターンかをしっかり教えてもらい、それを紙に印字したものをもらい、ゆっくり検討してから、契約しましょう。
もちろん不明な点は何回でも質問できますし、質問に答えられないような担当者でしたら、答えられる人に一緒に来てもらいましょう。
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この回答へのお礼

こんばんは。
とても丁寧なご説明ありがとうございます。
やはり、お付き合いで高額な生命保険に安易に加入してしまうのは、良くないですね。
ご指摘の通り、担当者の方に早急にご説明をお願い致します。
お礼が遅くなりましたこと、お詫び致します。
これからも宜しくお願い致します。

お礼日時:2008/09/27 18:07

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