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抽象的になってしまいますが、質問させて下さい。
また、部分的でも良いので、ご存知である部分が少しでもある場合、ご回答頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

精神的疲労とは何でしょうか? 
何故発生するのでしょうか? 

例えば、スポーツなどをして体が疲れるのは、その運動に耐えられるような体にする為、一時的に回復をさせて休ませているものと思うのですが、精神的疲労が「何の為に」「何が原因で」発生するのかがよく分かりません。

自分自身精神的疲労を感じる事はよくあるのですが、生理的メカニズムとして「何の為に」発生するのかがまず不明である事、「何が原因で」というのは上司から怒られた、成果が認められない、という具体的な事例は簡単に思いつくのですが、それではその事例で何故疲労するのかが分からないのです。

また、精神的疲労は実際的に肉体が疲労している訳でもなく、ただの思考の産物だと考える事もできるのでしょうが、私個人の主観から見ると実際には疲労しています。
これは、肉体のどこかの部位が生理的に疲労、疲弊しているのでしょうか? この辺りはカテゴリー違いであれば後で生物のカテゴリーに質問しようと考えています。

A 回答 (3件)

こんにちは。


国語辞典によりますと、

「疲労」
(2)〔医〕 生体がある機能を発揮した結果、その機能が低下する現象。その部位によって肉体(筋肉)疲労と精神(神経)疲労に、発現の仕方によって急性疲労と慢性疲労に大別される。つかれ。

「精神疲労」は思考の産物ではなく、主に中枢神経系を活発に使うことによって起こる「現実の機能低下」です。考えたり気力を出したりすることが困難になります。また、自律神経系が機能低下しますと身体の生理状態に不調が発生します。
疲労の原因は筋肉細胞でも神経細胞でも全く同じです。
細胞(臓器)の活動に見合った栄養が不足する(ばてる)。
細胞(臓器)の活動に見合った休息が不足する(機能回復ができない)。
「疲労感」といいますのはこのような各臓器の生理状態が中枢系に連絡されることによって発生し、肉体疲労であるのか神経疲労であるのかの判定が下されます。そして、自律機能によって判定された場合は本人の意志とは無関係に生理状態の修復が行われます。例えば、眠くて起きていられなくなるといったことですね。では、「疲労の自覚」というのはいったい何でしょうか。

質問者さんは精神疲労を自覚しておられるということですが、もしかしたらこれはストレスによる「慢性疲労」ではないでしょうか。これは私にも経験があります。肉体労働をしたわけでもないのに毎日身体がくたくたなんです。それで、家に帰るまで自覚がないので、そこでドッ疲れるんです。ですから、質問者さんが自覚しておられるのは「精神的要因による身体の慢性疲労」ではないかと思います。
長時間勉強をしていれば誰でも頭がボウッとしてきます。では、上司に文句を言われたからといって、それだけで中枢系の神経細胞が一瞬のうちに栄養を使い果たしてしまう「急性疲労」というのは考えられません。その日がたまたま忙しくて疲れたというならばそれは回復の可能な「生理疲労」です。ですが、毎日のように人間関係や仕事のストレスに曝されますならば神経は休まる暇がない「慢性疲労」ですよね。
これは気付けなければいけないと思います。上司に怒られたのはその場限りの「精神的刺激」であり、これは大したストレスではないです。ですが、これを気に病みますと、質問者さんは家に帰ってからもストレスから解放されないということになります。つまり、それを慢性化させているのは質問者さんの職場環境や質問者さんご自身の「気の持ち方」ということになります。これが「社会性の慢性ストレス」、即ち我々が専ら「ストレス」と呼ぶものの正体です。職場環境を変えるというのはおいそれとできることではありませんから、結局、質問者さんがストレスと上手く折り合いを付けなければならないということになります。

ストレスといいますのは厳密には身体の「ストレス対処反応」であり、これは緊急の事態に対処するための「臨時の生理状態」です。中枢系がそれをストレスと判定しますと自律神経系に命令が下され、身体を守るための生理状態がシフトされます。この際、中枢系に分泌されるのは主に「NA(ノルアドレナリン)」であり、副腎分泌としましては「NA」「AD(アドレナリン)」「DA(ドーパミン)」が身体広域の自律神経系を活性化させます。
これは自分の意志では止められません。そして、飽くまで臨時の事態ですから長引くことは想定されていません。ならば、これが長く継続されたり頻繁になったのが「慢性ストレス」ですから、身体に良いことはひとつもないわけです。
因みに「うつ病」といいますのは神経系の機能低下でありません。このようなストレスは「大脳辺縁系の情動反応」として学習記憶されます。ここに学習されますと大脳皮質で思考を行わなくとも反応が再現されたり不安状態になったりします。そして、この反応が強く日常生活に支障をきたす状態が「うつ病」です。
脅かしているわけでは絶対にないです。幾ら仕事が忙しくても、そんなに簡単に病気になるわけがありません。つまり、情動反応を再現してくよくよするのがストレスの慢性化に繋がるということです。そして、ストレスや不安状態が発生しますと自律神経が働きますので、結局、身体の方にも負担が掛かってしまいます。
身体はちゃんと休ませなければいけません。そのためには、休日を有効利用して趣味やスポーツなどを行い、一時的にでもストレスと遠ざかるといった工夫が必要です。

この回答への補足

度々の回答ありがとうございます。
またしても謎が解けました。

やはり、根性や精神論でどうにかなるものではないのですね。
物理的に磨耗しているのだと。
そして、次の機会に存分に動かせるよう、肉体的な休息も必要なのですね。

なるべく体を動かすように気をつけます。

補足日時:2008/10/04 00:33
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サイエンスゼロでやってましたね。


ここに何か書いてあったような気がします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%B2%E5%8A%B4

この回答への補足

回答ありがとうございます。

wikiは以前見た事があったのですが、自分の求める答えがなくて・・・。

補足日時:2008/10/04 00:37
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憶測ですが・・



>精神的疲労とは何でしょうか?
体の部位で言えば、脳の疲労が、「精神的疲労」として認識されていると思います。
ストレスを感じると、脳内に、「カテコールアミン」と「コルチゾール」といわれる2種類の副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン)が分泌され、ストレスに応戦するそうです。

>何故発生するのでしょうか? 
脳がこれ以上疲労する事を防ぐ為、脳を休ませる為、ではないでしょうか。
過度のストレスや緊張が続くと、うつ状態になってしまいます。うつ病とは、脳の機能が回復できない程に、疲労した状態とも言えると思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
やはり物理的に脳が疲労しているのでしょうか。

補足日時:2008/10/04 00:27
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