一回も披露したことのない豆知識

基礎しか知りませんが、iPS細胞というのは「自分由来」のもので万能細胞を作ろうというものなんですよね? そうすると、「自分由来」が故に、遺伝的疾患は治せないような気がします。

例えば、色覚異常については、iPSの技術で視細胞を作れたにしても、それはすでに「色弱な自分」の体細胞によるものですから、意味がないと思うんです。となると、ES細胞のようなものでないと、色弱をはじめとする遺伝的疾患には対応できないということでしょうか?

ちなみに、ES細胞は免疫反応による拒絶反応が心配されていますよね。


仮にも、遺伝的疾患の代表例を色弱とすると、色弱にはiPS細胞の技術の出る幕はない、と考えて差し支えないでしょうか?

A 回答 (1件)

遺伝疾患の責任遺伝子がはっきりしている疾患なら、自分の細胞からiPS細胞を作る際に、その遺伝子も一緒に導入することで正常な遺伝子を持つiPS細胞も作成可能だと思います。

ただし、遺伝子発現の調整などのハードルはあると思いますし、色弱なら視覚野などの中枢神経の問題もあるかもしれませんが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2008/10/15 16:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!