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二つの座屈の意味は分かったのですが,工学の世界で,一般にどのように日本語に訳すればいいのかがわかりません.

また,これに関連して,もしご存知であれば
global critical load は,一般的に工学の世界でどのように訳されているのか教えてください.

A 回答 (2件)

#1です。

留守にしており、返事が遅れました。
>local bucklingとは、剥離が生じている部分が座屈すること
とのことですが、これは、一般的な意味とは違います。かなり特殊な場合をお考えのようですね。

 局部座屈・全体座屈(local buckling, global buckling)というと、通常は、次のような意味で使っています。
 例えば板で構成されている構造物など(例えば薄肉の板で作った中空の柱)が圧縮を受けた場合、その柱が柱として座屈するのが全体座屈、柱を構成する板が板として座屈するのが局部座屈です。この二つの座屈は排他的で、時間差を伴ってどちらも生じる、というものではありません(まれに、局部座屈強度と全体座屈強度が近い場合、両方の座屈が連成して同時に発生することはあります)。

 ご質問の場合は、ある板が何枚もの薄板から構成されており、そのうちの、表面の層がまず座屈する、という現象を、局部座屈と称しているように読み取られますが、それでよろしいでしょうか。だとすると、これは、質問者様の分野での用語の定義の問題になりますので、私はこれ以上の回答を控えたいとは思います。感覚的には、確かに、それも、構造物が全体として座屈するのではなく、構造物を構成する要素の一部が座屈する、という点で、一種の局部座屈とはいえると思います。

 なお、書籍、といっても、構造工学・鋼構造工学に関する書籍なら、たくさんあります。どれでも結構ですから、わかりやすいものをご覧になればいいと思います。ただし、いずれも、積層版の剥離については記述がありません。
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 意味はいい、ということなので、日本語での用語のみ。


 「局部座屈」「全体座屈」と言っています。構造工学関係の書籍・論文集などを見れば、しばしば出てきます。
 「critical load」は「座屈荷重」ですが、「危険荷重」と訳している書籍も見たことがありますね。「buckling load」と厳密に区別したいからなのでしょうが、(翻訳ではなく)はじめから日本語で文を書くときは、「危険荷重」と言う言い方はしませんね。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
とても助かりました。

すみません、確認です。二つの座屈の意味なのですが、
local bucklingとは、剥離が生じている部分が座屈すること、
global bucklingとは、local bucklingが生じた後、さらに荷重を加えることにより、全体が座屈することを意味するということでよろしいのでしょうか?

もしよろしければ、書籍の名前等教えていただけるとうれしいです。

補足日時:2008/10/19 22:25
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